パピーウォーカー: 盲導犬のたまごとくらす幸せ

著者 :
  • ぜんにちパブリッシング
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784921044763

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  • 2009/6 読。

  • 4-921044-76-7 149p 2003・6・24 1刷

  • 元々犬が大好きで、ボランティアにも興味がある自分には、
    かなり前からやってみたいと思っているパピーウォーカー。
    しかし実家ではできず、一人暮らしではできず(留守が多い家ではトイレ等のしつけが不十分になるのでできないのだ)、
    共働きでもやはり難しい。

    写真が多く字も大きめで、ページ数に比べてあっという問に読めてしまう。
    内容は筆者があとがきで語っているように、80%ノンフィクション。
    まったくのノンフィクションではない。
    ブリーディングウォーカーからパピーウォーカーに手渡され、育てて
    盲導犬としての適正を見るまでの各家庭での様子が書かれている。
    好みもあるとは思うが、個人的にはちょっと文体がクサすぎた。
    不必要に感情を盛り立てていくのが逆に気持ちが引いてしまい、
    嘘臭いな、という印象があったので、あとがきで
    まったくのノンフィクションではないというのを読んで却って安心した。
    ならばやらせではなく、これはフィクションだと捉えられるからだ。
    これを読んでやってみたい!と思うというよりは、
    やってみたい人が様子見で手に取る本ではないかと思える。

    内容は予想外な部分というのは一切ないと言っていい。
    各家庭が楽しみに子犬を待ち受け、
    育て、たくさんのものを貰って涙ながらに別れる。
    ただその別れは前向きなもので、死によっての別れよりよほど気が楽だ。
    きっとどこかで頑張っている。
    そう思える、ボランティアの中でも得るものの大きいボランティアなのではないだろうか。

  • 生後2ヶ月から約1年間 盲導犬パピーと暮らす家族の物語。笑いあり涙あり、短い間に育む犬と人間との心の絆が感動的。

  • (盲導犬)

  • 犬好きの方にはおすすめです( ´∀`)。

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著者プロフィール

いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。

「2016年 『シベリア抑留 絵画が記録した命と尊厳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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