むかし、ねずみが: インドに古くから伝わるおはなしより

  • 童話館出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784924938151

感想・レビュー・書評

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  • 『絵本論ー瀬田貞二子どもの本評論集ー』に出てきたし、マーシャ・ブラウンのファンになりつつあるので、借りた。

    インドに古くから伝わるおはなしより
    “おおきい ということ、ちいさい ということ” について考える行者と、ねずみのおはなし。
    コールデコット賞受賞作。

    大きくなると忘れてしまうこと……難しいな。
    絵は落ち着いていて平板で、他に比べると、少し物足りなく感じてしまった。

  • 木版画が印象的な絵本。
    「大きい=偉大?立派?」「小さい=卑小?貧弱?」
    行者は鼠を猫に、犬に、虎に変えていくことで、大きいということと小さいということについて考えていきます。
    ものの大小について哲学的に考えさせられる本です。
    4分弱

  • 人も立場が変わると、考えも変わってしまう・・・
    コルデコット賞

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著者プロフィール

1918年アメリカ・ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1954年『シンデレラ―ちいさいガラスのくつのはなし』(福音館書店)、1961年『もとはねずみ…』(童話館出版)、1983年『影ぼっこ』(ほるぷ出版)で3度のコールデコット賞を受賞。他に『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)、『ちいさなメリーゴーランド』(小舎)などがある。2015年没。


「2017年 『あおいジャッカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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