ドン小西のファッション哲学講義ノート (モナド新書008)

著者 :
  • にんげん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931344396

作品紹介・あらすじ

ファッションは、その人の内面を映しだす鏡。服装には、その人の性格、生い立ちから精神状態までもが映しだされる。なぜ、ファッションが、その人間のレゾンデートル(存在証明)なのか?なぜ、他人が同じ服を着ているのを見ると嫌な気がするのか?40年の格闘を経て、ドン小西が洞察したファッション理念の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • ファッションとは原義では手段という意味がある。つまりは自分のことをどう表現しようかという手段なのである。デザイナーは布と糸で自分の中の理想を表現する、その理想はその人独自の考え方・哲学がもととなっている、つまり、自分の考え方・哲学を持っていてなおかつそれを把握していなければファッションはできないのだ。この本の著者はデザイナーなので、デザイナー的な手法について語っていたが、デザイナーだけでなく、作家、音楽家、画家、それぞれ表現する素材は違えど同じく、自分の考え方・哲学をもち、それを把握していなければ表現を行えないということを説明している。自分の哲学・考え方、そしてそれを把握して、表現する方法を述べているので、デザイナー意外の表現者も読むことをおすすめする。

  • ファッション

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