教育の誕生

  • 藤原書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938661502

作品紹介・あらすじ

歴史家の領域を拡大する心性史とは何か?名著『の誕生』『死を前にした人間』の日曜歴史家が時代と社会によって変化する生物的なものと文化的なものの境界を活写する格好の入門。

感想・レビュー・書評

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  • AP1a

  • 今月の4冊目。今年の77冊目。

    フランスの歴史家、フィリップ・アリエスの著作。教育の問題は主に後半部で、前半は、子ども・死・性といった問題に触れている。
    前半は、興味をもって読めたんだけど、後半はちょっと興味があんまりなかったので、ささーっと読んでしまった。フランスの教育に関して、中世から現代までその流れを追っているので、すごいとは感じたけれども。スペインの教育に関しても出てくれればなーっと思った。大分前に買った本だけど、やっとこさ読み終わりました。

  • ヨーロッパ社会史総論の課題にて。
    途中で挫折した。
    ブックレポートなんで無理。

  • 教育を、人の成長を性愛史からアプローチしていく、
    往年の名著。

  • 「子供の誕生」に続く児童史、教育史

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著者プロフィール

(Philippe Ariès)
1914年、ロワール河畔のブロワで、カトリックで王党派的な家庭に生れる。ソルボンヌで歴史学を学び、アクシヨン・フランセーズで活躍したこともあったが、1941-42年占領下のパリの国立図書館でマルク・ブロックやリュシアン・フェーヴルの著作や『アナル』誌を読む。家庭的な事情から大学の教職には就かず、熱帯農業にかんする調査機関で働くかたわら歴史研究を行なった。『フランス諸住民の歴史』(1948)、『歴史の時間』(1954、1986、杉山光信訳、みすず書房、1993)、『〈子供〉の誕生』(1960、杉山光信・杉山恵美子訳、みすず書房、1980)、『死を前にした人間』(1977、成瀬駒男訳、みすず書房、1990)などユニークな歴史研究を発表し、新しい歴史学の旗手として脚光をあびる。1979年に社会科学高等研究院(l’École des Hautes Études en Sciences Sociales)の研究主任に迎えられる。自伝『日曜歴史家』(1980、成瀬駒男訳、みすず書房、1985)がある。1984年2月8日歿。

「2022年 『死と歴史【新装版】 西欧中世から現代へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フィリップ・アリエスの作品

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