ようこそパンの世界へ

著者 : リオネル・ポワラーヌ 伊東勢通

• パンニュース社 (1984年6月20日発売)

感想・レビュー・書評

[mywamywaさんの感想 · 2014年5月15日]

パンの本ではあるがレシピ本には非ず。
かのポワラーヌのパンにまつわる民俗学である。
地方独特のパンを調べ記述しておくことで
消えつつある地方のパンを残す。

民俗学の後ろに見えてくるものは・・・
ネタばれになるのでこれ以上描かないけど
フランスでは米ではなく生きる糧はパン。
シンボルであったり政治が絡んだり・・・・

レシピはないと書いたが
「初心者のためのパン」
というのが詳しく載っていた。
あのポワラーヌのパンだもの一度は作ってみなくっちゃ。