佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8))

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著者 : 佐藤雅彦
  • マドラ出版 (1996年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944079070

佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8))の感想・レビュー・書評

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  • 佐藤雅彦の電通CMプランナー時代10年間の全部が詰まっている本。幼児性と明敏さが混ざり合った、時代を象徴する作品群。この人ってやっぱりすごいよなあ。

  • 昔では『パザールでござーる』『ポリンキー』『ピコ』、最近ではNHKの教育番組『ピタゴラススイッチ』を手掛けたプランナー佐藤雅彦氏の仕事が掲載された本。本人の解説やインタビューなども載っていて、広告に関わりのない人でも非常に楽しく分かり易く読み易い。この本は何年か前に読んで、とてもびっくりして、今も何回も読み返したり。

    広告を作る人って『センス』とか『アート』とかの才能で作るものかと思いきや、彼は世の中の『仕組み』や『法則』を発掘し、それをうまく組み合わせながら、『数学的』な考えでモノを作り出す人。例えば『Aの時にBが起こると人間は気持ちよさを感じる法則』とか『口で発音した時の気持ちよい言葉の法則』とか、それを広告表現に中に上手く組み込んでいたりする。

    ……だから確信犯的なものが出来上がるんだろうなあ。とか、アート的につくっているような他の人が手掛けた多くの広告も、一斉に並べてみたりすると案外、結構共通点や系統などの『法則』が気付かないうちにあるんだろうなあ。とか思ったり。そして、広告・仕事・音楽・対人関係・会社・料理などなど、『どんなジャンルの物事でも基本は同じ仕組みで成り立っている』という事に気が付いたり。それは、現在の私の物事の考え方にすごく影響していると思う。それが実際に役立っているかどうかは別なんだけど〜…。とほ。とにかく、オススメです☆

  • 「バザールでござーる」「ドンタコス」「うまいんだな、これがっ。(サントリーモルツ)」などで知られる伝説のCMプランナーであり、東京藝大教授・佐藤雅彦さんの仕事の集大成がここに。

    天才は、ひと肌違う。自らを右脳の人と言い、本は読まず、テレビも見ないという。この人の真似は、誰にもできない。巻末で仲畑さんが「佐藤さんのクリエイティブは、トーンあってのもの。コンテだけ見たら、下手したら居酒屋で話すようなものより面白くない。だから真似しちゃだめよ」と書いてくださっていて、なんだか少し安心しました。。(笑)

    悪気がないストレートな物言い。整理整頓好きで、いつも本質を掴んで離さない。すべて根本には、自らが作るクリエイティブへの自信がある。

    言葉ではなく、数学的、物理的な視点でものを考えるので、太刀打ちできる人がいない。その恐れ多さと未知なる期待が、巻末で佐藤さんについて語るレジェンドたちにもあることを感じた。

  • 本の整理をしようかと思ったが、中古本の金額もそれなりなのでおいておくことにした。
    佐藤雅彦さんの少年時代等も書かれていて興味深い。

  • めったに開示されないものが開示されているという点で。

  • ひたすら過去のCMを見て、自分が好きなもののルールを見つける、というプロセスは興味深い。

  • まだ広告クリエイターだったときの佐藤雅彦氏の作品集。

    いまや当たり前の表現技法になっているものが、
    どれだけ彼が初めて世の中に打ち出したものなのか、
    改めて思い知らされる。
    ちょうど自分が物ごころついた頃と、
    彼の広告クリエイター最盛期は重なっていて、
    読んでいてもんのすごく懐かしかったし、
    なんらかの刷りこみがあって、物事の面白さの指標そのものになっている、
    そんな気さえ見ていてしました。

    左脳と右脳のブリッジ(本人はそんなこと考えてないかもしれないけど)、
    硬軟、清濁行き来自在な彼の頭んなかは、
    周りからすれば「天才」なのかもしれないけど、
    本人としてはごくごく分かりやすい考え方をしているだけなのかも。
    研究したい。

  • 全仕事を網羅した内容を、一気に読み上げると、どのように思い・どのように仕事をしてきたのかが分かり、細部まで読み込んでしまった。
    非常に親しみ易い作品が多く、一見簡単にイメージ出来てしまうのではないかと思うのだが、その裏には緻密に考え抜かれた表現技術が駆使されており、魅力的な本となっている。
    掲載されている作品は、自分が広告を意識して過ごしていない幼少期に流れていた作品であるにも関わらず、多くを記憶していた事に驚くと共に、今でも人の記憶に残る仕事の「なんと素晴らしい事か!」という魅力を再確認出来た。

  • 懐かしさはあるが、だから何なんだ。

  • 佐藤雅彦の思考や手法がちょっぴり理解できる最高の一冊。

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