生きている 生きてゆく: ビッグパレットふくしま避難所記

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制作 : 「ビッグパレットふくしま避難所記」刊行委員会 
  • アム・プロモーション (2011年10月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944163434

生きている 生きてゆく: ビッグパレットふくしま避難所記の感想・レビュー・書評

  • 3.11の震災後、福島県最大規模の避難所、ビックパレットふくしまに避難した人々の声が、写真とともに、紹介されています。
    足湯利用者の言葉ということで、登場する人はお年寄りがほとんど。
    足が悪く、身体が痛んで、支給の列に並べないなど、実際に苦しんでいる人の肉声が伝わってきます。

    あまりにダイレクトな言葉が深く、滅入りそうにもなりますが、悲惨な状況なのに、ボランティアに感謝の気持ちを忘れない、礼儀正しい人々の様子に胸が詰まります。

    未来も描けず、ただ不安の中に押しやられ、毎日不安でつぶされそうな思いを抱えながら必死に生きている人々。
    世の中の弱者が、震災により更に心細い存在になっています。
    普段は歯を食いしばって頑張っているのでしょうけれど、足湯でリラックスして、つい出てしまった弱音もあることでしょう。

    被災地で肩肘を張らずに生きていくことの難しさ。
    誰もが先が見えない中で、それでもがむしゃらに生きていこうとする人々の決意が、明日の復興への小さな積み重ねとなっていくことを願わずにはいられません。

    混乱の中、それでも人を思いやる「おたがいさまセンター」が生み出されたことに、日本人の優しさを感じました。
    詩人・和合亮一氏の詩が、「ふくしまをあきらめない」他数編、収録されています。

  • 【配置場所】工大一般図書【請求記号】369.31||B【資料ID】91113152

  • 東北の大震災のあとに設けられた避難所で行われた「足湯」の際の対話の中のせりふを収録した本。写真も一緒に載せられています。
    前向きな言葉も、切実な言葉も、いろんな言葉が載せられています。
    ひさしぶりに東北大震災関係の本を読んだ。

  • 福島県内最大の避難所だった「ビックパレットふくしま」(郡山市)。
    原発周辺に住む人々が着の身着のまま逃げてきた様が痛々しいです。
    見開き、半分が避難住民の語り。
    半分が、避難所での住民の方々の写真という構成です。

    語りの部分は、可哀想に思いながらも…。
    写真の中では、まさに今、生きようとしてる人達が写し出されてます。
    こういった助かった人達にもっと支援の手を差し伸べて欲しいなと感じます。

  • 福島県で最大の避難所となった「ビックパレットふくしま避難所」の写真集。
    その過酷な状況とのギャップある生き生きとした避難者たちの表情は、胸を打つ。最後の天野氏のインタビューは地味なページながら、これがなければこの人たちの置かれた境遇や写真の1つ1つの意味がわからなくなる。

  • 資料番号:011434990
    請求記号:369.3/イ

  • 【東日本大震災関連本 その1】

    ビックパレットふくしまに避難した最大2500人の避難者方の写真と、足湯を通して発せられた"つぶやき"集。

    つぶやきのひとつひとつが心に響きます。

    たくさんの思いの詰まった一冊。是非読んでほしいです。

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生きている 生きてゆく: ビッグパレットふくしま避難所記の作品紹介

あの、「ふくしまをあきらめない」と発した詩人・和合亮一氏の詩を5編収録、
ビッグパレットふくしま避難所県庁運営支援チーム・天野和彦氏へのインタビュー。


ここにあるのは、非日常を日常として
生きなくてはならなかった人たちの、
つぶやきです。
等身大の言葉が、
まっすぐ心に飛び込んできます。
人の心を救うのは、
やはり人なのだということを、
強く感じました。
ーーーーーーーーーーーーー 俵 万智(本書の帯より)


なお、本書の物流・直接製造コストを除いた収益は、富岡町・川内村の災害対策本部に寄付します。

生きている 生きてゆく: ビッグパレットふくしま避難所記はこんな本です

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