- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784946491320
感想・レビュー・書評
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耐えて待つことのなかに希望を抱く力を、私たちは持っている。
生きてるだけで幸せです。
心に希望を持つことは、そんな難しいことではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朗読依頼で読了。
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生き方上手がベストセラーになった事での続編の出版
内容は、前書と重複するところが多い。
以下2点新たに印象深かった
?待つこと・耐えること
・直面する困難に対してどうとらえるか、どう行動するか。
→現実に勇気を持って向かう態度こそ今と未来をつなぐ最も前向きな生き方である
・誰もが皆許されて生きている
→最も人間らしい行為である
?生きていく勇気
・生きていく限り、自分で自分を育て励ますべきである
・勇気は人を成長させるきっかけになり、自分に打ち勝ったという勝利をもたらす
→今を耐えることこそ勇気である
常に意識していると、最期の一瞬まで平生を保ち後世の人に自分なりの信念を残せる
ものなのだろうと思った。
そして、死を考えるとは、生きることを考えることと同じである。
子供のときからこそ、大人は考える機会、現場につれていく機会をもうけるべきだという考えに
強く共感できた。
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本書は、50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「いきいき」に連載されていたもののうち、2002年4月号〜2003年11月号掲載分をまとめたものです
内容的には「死を意識し始める年代を迎えて残りの人生をどう生きていくのか」ということを着眼点に書かれたエッセイです
前巻の「生きかた上手」よりさらに死についての意識が強いように感じました
一言で言えば、「いかに生きるか、いかに死んでいくのか」といった人生にとって大切なことが書かれている本です -
語りかけるようなやさしい言葉で人生を豊かにするヒントを授けてくれる本。
日々の小さな習慣の積み重ねが「人生」であり、頑張って良い習慣を身に着ければ、その後の人生は自然と良い方向へ向かっていく、そして悪い習慣は明日からではなく今すぐ変えていく強い意思が必要とのこと。
小さなことからでも実践することが大事なのだね。まずはごはんを腹8分目にすることから始めます!
定期的に読み直したい本でした。 -
三葛館医学 490.4||HI||2
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=33518 -
精神を図太くするヒントを知りたくて読書。
続いて続編を読ませてもらう。前作と重なる部分も多い。4000人以上の最期に携わってきた著者。
今、この瞬間瞬間を全力で生きる。
自身の30代の頃と同じペースで仕事をしているというのがすごい。体の健康維持も大切であるが、頭の健康維持の重要性を考えた。母方の祖母は晩年、痴呆症が進行していった。その姿が思い出される。著者の奥さんも痴呆症を患っていると報道番組で見たことがあるが、自身や奥さんとの日々の生活での経験を日本の社会はもっと広く学ばせてもらう必要があるのではないかと思う。
臨床医、大変な仕事だ。感謝して最期を迎える人生でありたい。
前書だったか、日本はギブ・アンド・テイクではなく、テイク・アンド・ギブだとWHOの元事務総長から指摘されたエピーソードが紹介されていた。日本国外から見ると日本をそう思う人たちもいるのかとやや驚く。同時に、自分自身へ当てはめて自己分析をさせてもらった。
日航ジャンボ機墜落事故の乗客が家族へ残した最後のことばは、以前読んだことがあったが、改めて読むと家族への想いが伝わってきて強烈な共感を覚える。
人は弱い、でも時に強くなれることもある。今の私が同じ状況だったらどうか、十中八九、書くことはできないだろう・・・。
読書時間:約40分 -
2008年3月30日
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日野原先生の本で一番最初に読んだ本。
読みやすく書いてあります。
色んなヒントがあるので、あなたも是非、読んでみて。
お勧めです。