絵が語る知らなかった江戸のくらし武士の巻 (遊子館歴史選書 9)

著者 :
  • 万来舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784946525933

感想・レビュー・書評

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  • 生け花や盆栽など、いかにも伝統のありそうなものにも江戸時代という時期は大きな影響を与えているのがおもしろい。直接書くと政治批判になるので間接的に批判した、ということは、村言葉も相当発達したのだろうな。

  • 皆さんがお持ちの武士についての間違った歴史観をただしてくれるような一冊。
    たとえば「江戸時代の武士は貧乏と同義語だった」とか。

  • 長州・毛利家のことを「島津藩」としたり、幕臣と各藩で諸制度に相違があるのに、すべてを武士社会すべてに共通と思いこむなど、誤りや舌足らずな点が見られる。また「子弟」を師弟、「舞って」を待って、とするなどの誤植も。
    武士の生活をうかがわせる多くの図版を収録した点は評価。「間違った歴史観をただしたい」(はしがき)の意気込みは買うが空回りか

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著者プロフィール

1952年埼玉県生まれ。部落問題論、被差別社会史論専攻。元東京都立大学人文学部講師。部落史関連著書は『部落史を歩く ―ルポ東北・北陸の被差別部落』(1982、柏書房)『白山神社と被差別部落』(1989、明石書店)『被差別部落の民俗と伝承』(1998、三一書房)『戦国大名と賤民 ─信長・秀吉・家康と部落形成』(2005、現代書館)ほか多数。

「2018年 『部落はなぜつくられたか 茨城県の部落史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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