地球白書 2008-09持続可能な社会への『変革』―ワールドウォッチ研究所 (2008)

著者 : クリストファー・フレイヴィン ワールドウォッチ研究所 大和田和美 北濃秋子 木村ゆかり 五頭美知 高木友美 富田輝美 浜崎輝

制作 : ワールドウォッチジャパン 

• ワールドウォッチジャパン (2008年12月20日発売)

感想・レビュー・書評

[oninopantsさんの感想 · 2022年5月17日]

まだ「はじめに」しか読んでいないが、巻頭の年表だけでも買って見る価値はある。国際的に日本の立ち位置がちょっとわかるのだ。例えば、「2007年7月に日本で起きた地震によって原子力発電所のリスクが再び注目される」とある。

原発のほぼ直下で起きた大地震は、国際的に十分注目を集めるトピックなのだ。東京電力の危機管理とか、従業員の作業マニュアルだとか、そんなレベルの話しではなかったということがわかる。

[福井智紀さんの感想 · 2010年9月24日]

　ワールドウォッチ研究所による地球環境の年次報告書。初代所長レスター・ブラウンが有名ですが、現在の所長が、本書の編者であるクリストファー・フレイヴィン氏です。今年は、持続可能な社会を実現するための経済の在り方について、マクロ経済・ミクロ経済の両面から、現状の課題と先進的な取組み事例を紹介しています。
　なお、このやや専門的な年次報告書を、児童・生徒向けに分かりやすく書き直した本として、『ジュニア地球白書』（旧：こども地球白書）という本もあります。こちらは、私自身もかかわっている本であり、ぜひご一読を！

[やなぎんさんの感想 · 2009年6月15日]

この一冊ではわからない一冊。