- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990384890
感想・レビュー・書評
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読みやすかった。冒頭の文章は覚えているものの、高校時代に習っただけで終わっていた。この本に出合えて全文を読むことができた。この60歳を過ぎたからこそ同感し理解できたこともある。
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[配架場所]2F展示 [請求記号]914.42/かも [資料番号]2012113299
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たいへん読み易い。
「無常観」が新鮮。 -
自由訳とあるので、別の訳の本も読んでみようと思うけれど、読みやすかった。筆者が方丈記ゆかりの地を訪ねた様子もおさめられていて方丈記入門者として楽しめた。
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■2012.10 TV
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「方丈記」は以前、原文付きで読んだことがある。
この作品が印象に残ってる理由は筆者の「住居」における考え方で共感できるものがあるからだ。
特に住居は自分が快適に住めるスペースがあれば十分であって、むやみに大きくしたり豪勢にする必要がないという考え方は自分も同感。大きな家は手入れが面倒だしね(笑)
去年、東北で大震災が起こり、今でも未曾有に近い災害が時折起こる。そして、その影響で家財を失う人も少なからずいる。「方丈記」が書かれた時代も似たような(それ以上に大変な)世の中だった。その中で見てきた視点に今と共通するものもあれば、そうでないものもある。それが何か、読んでいく中で見つけていくというのはどうだろうか??
長く読み継がれた古典の中には今に共通するものがある。その先人の考え方に学ぶのも人生における勉強のひとつなんだよね??