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この作品からのみんなの引用
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日本の進む道のひとつが「コンテンツ立国」にあるのかもしれないと半ば本気で思うようになった。これには前例がある。韓国政府が進めているコンテンツ振興政策である。特に映画と音楽では大成功を収めている。こうしたもののお手本は日本のエンターテイメント産業にあるわけで、「本家」たる日本にこれができないわけがないと思うのだが。
― 159ページ -
「高台への集約移転」「漁業への企業参入推進」
長大な500キロ圏で、これらの無数の細かい温度差をすべて受け入れ、政府がそのすべての面倒を見る垂直統合的復興策で対応していくことはほとんど不可能だ。そうであれば方向性は明らかだ。それぞれの温度差をそのまま生かし、しかしそれぞれのアプローチで復興を目指していくプラットフォーム型政策へと転換していくしかないのではないか。
― 146ページ -
垂直統合されていたものが分解され、水平分業的にいろいろなレイヤーが重層的に重なっていくというのがいまのビジネス構造の変化であり、これがプラットフォーム化の本質である。そしてこれはテレビの世界のみならず、さまざまな場所で同時多発的に起きている。
― 136ページ
みんなの感想・レビュー・書評
多様な分野で震災について語っている本。
どの内容も大変興味深いが,特に佐々木俊尚氏の『震災復興とGov2.0,
そしてプラットフォーム化する世界』は今後の政府(行政)のあり方のヒ
ントとなる内容でだった。
また東氏が論じている「喪失を引き受ける」ことは本当に国民が考えなけ
ればならないことだと思った。
本の構成がとてもよかった。
震災からの復興がテーマ。
主にソーシャルメディアや日本人の喪失感、科学コミュニケーションなどが震災と絡めて論じられている。
これらはどれも震災以降、言論人の間では少なからず話題になったものばかりなので、1年たった今、あの時どのような事が論じられていて、これからも論じられていくべきなのかを確認するよいきっかけとなった。
あと個人的に本の作り方というか、構造がとても参考になった。
対談記事『断ち切られた時間の先へ-「家長」として考える』(猪瀬直樹+村上隆+東浩紀)がよかった。漱石-柄谷行人・浅田彰は放蕩息子、鴎外-江藤淳は家長の系。因みに村上春樹は前者。後者の思想をどう取り戻すかが課題と。
巻頭言に惹かれて購入。
震災から1年が過ぎ、あの衝撃を忘れつつある自分には良い内容であった。
特に佐々木俊尚さんのGov2.0という提案が面白い。
プラットフォーマーとなることが今後重要になると考えさせられた。
たまたま ではあるが、最近いろんな人と話した内容が書かれていて、もっと早く読むべきだったと後悔
思想地図β2。なんと言っても巻頭言。僕たちはばらばらになってしまった。むしろみせかけの紐帯が取り払われてしまった。母親たちはだれにも相談せず決断する。情報がほしい。しかし氾濫する情報。その中でなにができるのか。これだけでなく関連書籍をよまなければ。
そして行動しよう。
編集者東さんの巻頭言・和合さんの詩・東×和合ニコ生対談が深く印象に残る。その他も興味深い内容ばかりで、思想系の文章には慣れていないために理解できてない部分も多々だったけど(汗)、震災と今の状況とこれからを考える手助けになるいい本だと思った。あとやはり大きいのは、被災地で何が起こったのか、知られていない事実・問題を知れたこと。これはたくさんの人で共有していきたい事柄ばかりだと思った。
今の日本に、
思想で何ができるか?
今の日本には、
思想では何もできないのか?
いや、今の日本だから
思想でしかできない事もある。
そう思えた一冊。
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784990524319
どれも大変興味深い内容ですが、一番印象に残ったのは、猪瀬直樹氏・村上隆氏・東浩紀氏の対談でした。「家長」と「放蕩息子」に関する話は、「そういえば」と納得するものでした。未入手なのですが、vol.1から読んだほうがいいのかもしれません。 物語を書くことに関心のある私としては、『日本人は「家長」になれるか』は、どのような形で向かい合うにしろ、避けて通れないテーマなのだと感じました。 そして... 続きを読む »
必要な話。
特に印象に残っているのは猪瀬・村上・東さんの鼎談と佐々木俊尚さんの「震災復興とGov2.0、そしてプラットフォーム化する世界」。
今について語るだけではなくて、先を見据えた話も大切だと思った。
学生選書で選んだ本を展示しています。
色々な本があるので是非手に取って下さい。
【配置場所】メディアセンター入口右側
【資料ID】1408698
【請求記号】105/2/2001
震災特集です。じっとりと厚い内容でした。今の日本は政府&東電批判、反原発、がんばろうニッポン、そして無関心という単純化された思考回路で成り立っています。そんな右に習えの風潮の中で、現状の核心を突いた良書であると思いました。東氏の巻頭言、和合氏の現代詩、津田氏のルポルタージュだけでも十分に読む価値があります。それに装丁がカッコいいです。オタクカルチャーに近しいものは極めてダサいデザインが横行しているんですが、本書は中身のデザインも良いです。日本に生きる多くの人に読んでもらいたい本です。
佐々木俊尚と猪瀬対談が面白く、参考になった。
思想関連の本でこんなに売れるってすごい。
最近、不安が多い世の中で、思想需要が上がっているのかな。
佐々木俊尚の項で、水平分業のレイヤー化の例
・フェイスブックやツイッター
・グーグルアドワーズ
・アマゾンペイメント(!)
参考になった。
様々な背景をもつ人達が語るそれぞれの「震災」が書かれている。「震災でぼくたちはばらばらになってしまった」そういう前提があるからこそ今、「ひとつになろう」としてるんだと改めて感じる内容。政治や科学、文学など各分野の専門家が、思想を交わすことで新しい連帯の可能性を生みだそうとしてる部分が特に興味深かった。
終りなき日常を生きていたことを意識すらしなかった。オウム事件は自分にとっては小さい頃に奇妙な音楽と共に地下鉄サリンという言葉で覚えている程度である。その後のオタク文化やネット文化は自分と共に成長していたものでなぜ世間が騒いでいるのかを考えることはあまりなかった。まあ自分が無知だったのだ。
この本ではその日常が終わったことを教えてくれ。自らが考え決定することを促している啓蒙書だ。今や人々はテレビ、新聞ではなくtwitterやネットを駆使して自分で情報を集め行動している。見えないもの暮らしていくことがこれからは求められるんだろう。
いいね!だけではなく、いくない!も欲しいなあ。
地震特集。 他のメディアとはまた違ったレポートもあり、別視点からの震災関連の話題を知るには良かったが、まるごと震災にする必要があったのだろうか。 東浩紀氏など幾人かが 、震災でアニメが変わるとか、表現が変わるとか言っていたのに違和感があったけど、竹熊健太郎氏の「「終わりなき日常」が終わった日」で、なんでそうなるかがなんとなく分かったのは収穫だと思う。 以下は、私が勝手に想像するだけで... 続きを読む »
plattformの意味を考えたいときに、
読み返したい論考が複数ある。
そして何より、ルーマンが、
時間コストを武器に、従来の民主主義批判を行った適宜性が
鋭く指摘されている。
(果てしない対話は、時間コストを無視している。何より、西欧がいつも参照するデモクラシーとは、暇な貴族によってのみ為されていたのだ、とういう単純明快な事実に、当雑誌を読めば自ずと気付かされるわけだ。)
震災でどんな被害が起きたのかは後からでも残るでしょう。
しかし、そのとき何を考えていたのか?ということは記録としては残りづらいと思います。
震災後に何を感じ、どんな行動をしたのかということを残すアーカイブとして、様々な言論人や科学者が寄稿している本書は貴重であると感じました。
義援金ってもう支払われたのかなとサイトを見に行ったら情報が更新されてなかったのが残念。
まだ読んでる最中です。
家長として、という猪瀬氏の言葉が宮台とつながる。島の記憶、日本という国が持つ、断絶されたアイデンティティを回復すること。それが村上隆的な外側を経由した正統性もあり得るのでは、って話はなるほどなと。日本が内圧で変化することはないだろう、今のところは。まあしかし、もっと貧困が進行すれば話は別だが。まあそうなると教育の水準が下がるので、逆にそういう内圧による変化ってのは生まれ得ないのかも。そんで多分日本はどんどんそっちに引っ張られている。そうなる前に、外側から正統性をすげ替えられんもんだろうか。。
と、やはり思うのは、僕らのような若い世代が、この国の過去と今と未来の問題とどう向き合うのか、がどうも不明確だってこと。ゼロ年代に思春期だった僕らは、その次の日本をどういうパースペクティブでとらえるのか。。
まだわからない。。

猪瀬直樹から、責任を引き受けることこそが年配者の使命であるというのが感動した。
猪瀬は、村上春樹が、永遠のガキのままでいるのに違和感を覚えるそうだ。
まぁ、村上春樹がなんぼのもんじゃしらん。
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