- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990524395
作品紹介・あらすじ
2011年5月から2012年9月にかけて、東浩紀がホストに、15人の多彩なゲストを迎えて「ニッポンのいま」について語り合った縦横無尽の対談集。
震災、原発、メディア、アート、サイエンス、憲法……。平均視聴者数3万の人気ウェブ対談番組が、ついに完全書籍化!
感想・レビュー・書評
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やっと読んだ。思想本は難しい。
日本は日本人はこのままじゃダメだ。俺もダメだ。考えて生きる日本人に、いや人間になろう。
なんだこの抽象的なコメントは…。
「そんなことをしても世の中は変わらないという人たちが多いから世の中は変わらない。」
「もともとの文学の言葉は、正しいとか正しくないとかいうことと関係がない。だから、正しく言おうとする必要がない。闇の向こうにある何かに向けて放り込む」
できることからやっていこう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
震災直後の対談集であるが、震災から3年経った今読んでも、なるほどと思える箇所がいくつもある。一般意思2.0とか日本2.0も読んでみようかしら。ゲンロン友の会にも興味。
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『東浩紀対談集 震災ニッポンはどこへいく』読了。震災後の問題意識は如何に“主体的”に行動を起こすかに尽きる気がする。“主体的”ということは責任を背負うこと。東氏のその態度が、思索の謙虚さと「新日本国憲法ゲンロン草案」を作るまでの行動を両立させている…その一貫性が伝わる対談集
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784990524395 -
2011年5月から2012年9月まで、東浩紀さんが開催してきた対談をまとめた本。
対談集だけあって、理論的なことががっしり詰まっているというよりは、話し言葉による概況と考察といった感じだった。
難しいことに深く踏み込むような本ではないので、東さんに初めて興味を持ったような人におすすめかも。
(というには、1800円はちょっと高いか…?? どこの書店でも売っているというような本でもないし。)
今となってはちょっと古いテーマかな、と思わなくもない対談もあるけど、それも含めて震災以降のメディア動向をわかりやすく知ることのできる本でした。 -
とりあえず、文学・哲学など、自分と関係が深いところだけ読んだ。
僕は、あの震災の直後に、何を話せばいいのか、まるでわからなくなってしまった時期がある。うまく言い表せないのだけれど、とにかく何を言っても役に立たないような気がして、仕方なく話しているような日々が続いたことを覚えている。もしかしたら、今も少しそうかもしれない。
プロも、それに近い現象に陥ったと知って、ちょっとだけ安心した。