クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト

  • millegraph
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990543624

感想・レビュー・書評

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  • まずつくることの楽しみ。自ずと資源を活かしてる。モノも建てモノもおなじ。

  • なかなかない実例調査、論考。
    10年も前か、今はどうなっているのだろう、日を追うごとにこの考えはどの街にも必要だと思っていたら最近増補版が出たらしい。

  • 世界各国の様々な活用事例から廃材に対する価値観やクリエイティブリユースの考え方を詳細に知ることができます。

  • 上野ルートブックス
    山崎亮 事例とデザイン

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00537119

  •  世界各地で行われている「廃材の再利用」について、数々の事例を紹介している本です。タイトルを一見しただけでは、個人の表現行為にとどまる再利用をイメージしてしまいそうですが、まったく違います。

     というのも、そこにはさまざまな人が関わっているのです。たとえば、廃材を組み合わせ作品を作ることに目を輝かせる子どもや大人たち、廃材を立派な日用品やインテリア(実用のための!)に生まれ変わらせる人たち、企業や工場を回って廃材を調達する人たちなど。廃材を通じて多くの人びとを結ぶクリエイティブリユースの取り組みは、ときに社会的弱者とされる人びとにも社会参加を促す場となるようです。

     「エマウス」の事例のように、日用品も提供し一般の人びとに浸透している事例も多くありました。アートやビジネス、市などによる公的サービス、いろいろなかたちはありますが、あくまで楽しみながらリユースを進めてゆく。消費(=廃棄)社会に対する一つの答え、そして「個人の表現行為」とはべつの再利用のかたちをみることができました。

     個人的には、市の教育制度に採り入れられ幼児教育との連携を図るレミダの事例がとくに面白いと思いました。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784990543624

  • 世界各地の事例が興味深い。どこかを訪れるときに、またこの本で確認してみたい。(けど、全部の事例を読むのはちょっと途中で疲れた) greenz.jpでの紹介記事も素敵♪
    http://greenz.jp/2014/07/17/idea_r_lab/

  • 流れが止めると、駄目になってしまうのかも知れません。。。

    millegraphのPR
    「[創造と共に循環を]
    廃材・廃棄物に新しい価値を発見すること。既に身の回りにあるモノに工夫を加えて活用すること。自らの手でモノをつくる喜びや楽しさ。「クリエイティブリユース」とは、見捨てられているモノを観察し、想像力と創造力によって再び循環させることです。」
    詳しい内容は↓
    http://www.millegraph.com/

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著者プロフィール

大月ヒロ子 大月 ヒロ子(おおつき ひろこ) 美術普及活動プランナー。武蔵野美術大学卒業後、板橋区立美術館学芸員を経て独立。美術・博物館の開設や企画運営コンサルティングを行うかたわら、廃材を創造的に活用するクリエイティブリユースの実験室IDEA R LABを開設。プロジェクトの支援やワークショップを行っている。著書に『クリエイティブリユース』(ミルグラフ)、絵本に『コレでなにする? おどろき・おえかき』(福音館書店)など。東京在住。 http://www.idea-r-rab.jp

「2013年 『じぶんでつくろう こどものしゅげい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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