- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990759605
作品紹介・あらすじ
「人」と「本屋」のインタビュー誌、創刊号。テーマは新潟。
感想・レビュー・書評
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山梨市の春光堂書店は大好きな本屋さんです。普通の本屋さんの見た目だけれども棚がめちゃくちゃ尖っていて、見たことない本ばっかり並んでいます。山梨に行かれる際は是非。
そんな本屋さんで見つけた、台東区にある「ヒューマンアンドブックストア」の作った本です。新潟の独立型書店の店主と、小売り書店の星、内沼晋太郎氏の対談をメインに置いた本です。
正直こんな本を嬉々として読んでいる僕のような手合いは完全に本オタクです。数年前の本なのでまだ下北沢のB&Bが開店間もなかったり、ツルハシブックスが既に閉店していたりと時間の流れを感じます。
地方都市に行った時に楽しみなのは当然本屋です。元気な本屋を見つけるとワクワクするし、意気消沈するような店も沢山あります。
本屋という業種が金儲けのモデルケースとしては完全に失敗していて、既に文化保護や本屋道を突き進む為の精神的な充足を求めるものになりつつあります。そんな書店を一生懸命経営して、こうやって出版までしてしまうこの夢を追う人々の足跡を辿るのは切なくも有り、希望を感じるものでもあります。
新潟の本屋も行ってみたいですね。ツルハシブックスが無くなっていたのは重ね重ね残念です・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本に関わる人々のインタビュー集。新潟と副題が、ついている通り、新潟で頑張る本屋、雑誌の紹介メインで、自分もよく行く店が紹介されていて嬉しい。欲を言えば、雑誌「cast」も紹介して欲しかった。
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これからの街の本屋の在り方などについて。特に新潟で北書店を営む佐藤さんと、下北沢のB&B(ブックス&ビール)を経営されている内沼晋太郎さんの話が興味深かった。
本屋の多様性。立地や経営形態。利益率。 -
2017.5.5秋葉区一箱古本市で購入。
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これからの本屋のあり方を探る。
今までよりも、もっと自由に、もっと人とつながらないと。
もちろん、きちんと本を売る姿勢が大前提。 -
いい本だった。
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新潟の北書店で購入。まちの本屋さんで働くことに挑戦する方を内沼晋太郎さんをまじえてインタビューや対談形式で紹介する。本を売ることだけが本屋さんの役割じゃないんだな。これからの本屋さんの可能性をおもいっきり感じる!地域や人との繋げる、まさにハブになるんだろうね。
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新潟の本屋をめぐる取り組みについてインタビューを中心にまとめた本。こういう人たちがいるのを見つけてこれることもすごいなぁと思ったり。
松井さんもHABも知らなかったけど、面白く読めました。 -
今、新潟の本屋業界が熱い。人と本との出会いの場・コミュニケーションを書店を通じて提供したい、そんな志ある新刊書店長・古本屋店長に新潟の街文化を紡ぐレイヤー同士の対話・インタビューを通じて、その人となりを引き出した本。