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- / ISBN・EAN: 0606949234621
感想・レビュー・書評
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1994年セカンドアルバム。流行ったなあ。
01. Mr. Self Destruct
02. Piggy
03. Heresy
04. March of the Pigs
05. Closer
06. Ruiner
07. Becoming
08. I Do Not Want This
09. Big Man With a Gun
10. Warm Place
11. Eraser
12. Reptile
13. Downward Spiral
14. Hurt詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重さと軽さ(浮遊感)のコントラストをつなぐささくれた感情
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一曲目から"Mr.Self Destruct"である。
ノイズと地をはう重低音。
それも半端じゃない。
脳みそが揺れる。
衝撃が全身を走る。
アルバム全体を通低しているのは、どん底にいるような重さと閉塞。
こんな作品をビルボードのチャートに載っけてしまうとんでもなさ。
時代の寵児となりながらも、明けることの無い暗闇。
トレントレズナーという独りの人間が生み出したモンスター。 -
大好きで大好きで、大切な一枚です。
NINのアルバムの中で、これが一番好きだなー。
名曲ぞろいです。
特に、Hurtは歌詞を噛み締めながら聞くと、目頭が熱くなります……。
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「悪循環」の名が示す通りの下向きアルバム。荒れたいときに。
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鳥肌が立ったCD。
「静」と「動」の衝撃。 -
おそらくはNINで一番下向きで今にも死んでしまいそうで救いのないCD。でも素晴らしく音楽はいいから感動せざるを得ない。
Mr.self destructという言葉の暴力的な響きとHurtの静かな絶望感みたいのがもうたまらん。
…と、某Kさんも思ってると思うんですよね。 -
「hurt」が心に沁みます。もっと色々アルバム聞いてみよう。
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知らぬ間にノイズの世界に引きずり込まれていきました。
この人たちもSummer Sonic'05に来ていましたが、自分が見に行った日の前日でした。サマソニ後のライブレポートで、「MCもほとんどなく、轟音ノイズと美しいメロディが次々と繰り広げる完璧なステージングだった」と書いてあったので、初めて聴いてみました。
Nine Inch Nailsのサウンドはまさにノイズサウンドの洪水でした。それがなんとも心地よく聴けるのが不思議です。インダストリアル・ノイズにポップさ・キャッチーさが含まれている。やはり、Nine Inch Nailsのフロントマン・トレント・レズナーは天才なんだなーと思いました。このノイジーなロックサウンドは、hideに似ているなと思いました。彼ももしかしたらNine Inch Nailsに刺激を受けたミュージシャンだったのでしょうか?似ているといえば、一時期はまったマリリン・マンソンの音楽。調べてみると、トレント・レズナーが主催のレーベル「Nothing」でデビューしたんですね。久しぶりに、マリリン・マンソンも聴きたくなりました。
ともあれ、Nine Inch Nails。つかみ所のないバンドのイメージがあります。今秋、Aztec Cameraと共にちょっとはまりそうな感じです。 -
暗闇の中で怒り、諦めを滲ませつつも光を求めているようなアルバム。最後の曲「hurt」の歌詞のラスト4行が心にグサっと突き刺さりました。