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- / ISBN・EAN: 0791862722925
感想・レビュー・書評
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談話室でご紹介いただいたピアノソロコンサート盤。あんまりジャズに縁がなかったもんで、とても穏やかな音色からはじまり、素人ながらこれジャズなの?と思いきや、次第に盛り上がりスイングし出す。そしてまた穏やかな音色へ。ボレロを聴いているような緊張感。ジャズに限らずピアノが好きな方はドキドキできます。
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◆きっかけ
『七つ目の絵の具』の中でこのCDについて触れられていて存在を知った。その後レシピ本を図書館で借りて好きになった行正り香さんがキースのJASMINが良いとオススメしていて、キースの音楽を聴きたいと思うきっかけになった。2016/9/3 -
キース・ジャレットは、ソロピアノで独自の世界を築きあげたことでも評価されている。ドイツのレーベル「ECM」からの最初の作品はソロピアノで、スタジオ録音では8曲のオリジナルを演奏した。
だが、キースの天才ぶりが発揮されたのは、完全なる「即興」ピアノ演奏の本盤だ。観客の目の前で、気持ちのおもむくまま弾くソロは長くなるが、それでも起承転結のある構成力の高さには舌を巻く。即興でありながら、難解なところがない。冒頭の<1>は、車のCMに使用されたこともあるほどだ。彼のポップなメロディセンスが最大限に表れ、リアルタイムで最適なハーモニーをつけていく。一定のテンポで1つのフレーズを繰り返す情熱的なパートや、すべての音に集中して奏でるパートの美しさに、言葉を失うばかりだ。
このアルバムの成功もあって、即興ソロピアノ・アルバムは多数録音される。だが、完成度では本盤が最も高いといえるだろう。 -
初めて聴いたのは、かなり前の鎌倉のジャズ喫茶「IZA」で。静寂の中で聴いたあの響きは新鮮で忘れられない。即興とはそのときは知らなかった。
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1975年1月24日
ドイツ, ケルン, オペラ劇場
完全即興演奏
ピアノ・ソロ・コンサート
1. ケルン、1975年1月24日 パートI - Köln, January 24, 1975 Part I
2. ケルン、1975年1月24日 パートIIa - Köln, January 24, 1975 Part IIa
3. ケルン、1975年1月24日 パートIIb - Köln, January 24, 1975 Part IIb
4. ケルン、1975年1月24日 パートIIc - Köln, January 24, 1975 Part IIc -
Keith jarrettを聴くのであればこれは欠かせないだろう、とお勧めされた作品。
これほどまでに完成度の高いピアノソロが、まさか即興で演奏されたものだとは。 -
Sehr Sehr gut!!
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心が表れる。
強くないタッチで繊細かつ優美。
Bill Evansも優しい音色だけれど、それとはまた違う雰囲気を醸し出している。
唸り声は無意識に出てしまうのだろうが、無いほうが良いと思う。 -
作業の邪魔にならない。 寝酒のおともにもよろし。
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Blog<a href="http://blogs.dion.ne.jp/calimero/archives/1253979.html " target="_blank">"蚕の桑"2005-06-09</a>(蚕)
私は一応大学生になっていた。ジャズに詳しい友人と渋谷の地下のジャズ喫茶で聴いた。私にはとても新鮮だった。鍵盤を叩くんだから「デジタル音」であるはずのピアノが、「鍵盤と鍵盤の間の音が聴こえるようだ」、そう、その友人に言ったことを覚えている。<a href="http://blogs.dion.ne.jp/calimero/archives/1253979.html " target="_blank">...ぜんぶ読む</a>