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- / ISBN・EAN: 4988009032405
感想・レビュー・書評
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電気グルーヴの2000年発表の8枚目のアルバム。このアルバムの制作中に長年在籍した砂原良徳が脱退。前身の人生時代からのメンバーである石野卓球とピエール瀧の2人のみで製作された。その影響からか、石野色が強いDJ的なセンスや往年のディスコサウンド的なナンバーや人生時代を髣髴とさせる荒唐無稽な曲が増えたのが特徴。また、80'sエレクトロポップ、ヨーロッパ系ニューウェーブなど2人の音楽ルーツからの影響も本作に色濃く反映されてる。さらに、このアルバムではサポートメンバーとしてDJ TASAKAやKAGAMIが参加している。前半の「愛のクライネメロディー」〜「Nothing's Gonna Change」〜「Flashback Disco」の最も本格的なエレクトロニック色を強調したテクノ・ディスコを聞かせたと思えば、「浪曲インベダー」〜 「チキン・シー」〜「インベーダーのテーマ」~「スッペスッペインベインベ」~「フラッシュバックJ-popカウントダウン」~「エジソン電」等前身の人生時代の路線に振り切ったような力の入ったナンセンスギャグな楽曲の連続で聞き手を勢いで圧倒させる意味不明の電気ワールド炸裂。「TKOテクノクイーン」〜「レアクティオーン」等の本格テクノあり、そして最後は狂気の名曲「ハロー!ミスターモンキーマジックオーケストラ」で締める。サウンド面では石野卓球の高校時代からのアナログシンセ"SH-2"を始めとするハードシンセ、ビンテージ・ドラムマシンのLINN Drumや音声合成ソフトが大活躍していて、しかもソフトに実にくだらない(誉め言葉)毒っ気を含ませた言葉を変な発音で語らせるありそうでない使用法に耳または心を奪われる。また、DJ TASAKAの独特のレトロなturntableワークも良いアクセントになっていていい感じに狂気っぷりを演出させているのが特筆すべきポイントである。そういう意味では大御所の証的なアルバムと言えるのではないだろうか。このリリース後彼らが長期の活動休止状態に入ることを鑑みても、彼らの満足のほどが窺える。『VOXXX』なるタイトルが示しているように声と言葉の可能性にとことん挑みかかり、電気だからモノになっているクオリティ。本作のテーマである「声」と「今まで電気グルーヴが持っている言語感覚」を楽曲で表現することを見事に大成功を収めている。怪作(?)にして名作。
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1. 地獄へ堕ちろ電気グルーヴ 2. 愛のクライネメロディー 3. ナッシングス ゴナ チェンジ 4. フラッシュバック ディスコ 5. 浪曲インベダー 6. チキン・シー 7. 密林の猛虎打線 8. インベーダーのテーマ 9. スッペスッペインベインベ 10. フラッシュバックJ-popカウントダウン 11. エジソン電 12. ジャンボタニシ 13. TKOテクノ クイーン 14. TXLテクノ クイーン 15. レアクティオーン 16. ハロー!ミスターモンキーマジックオーケストラ
92年より彼らをサポートしてきた砂原良徳脱退後、石野卓球とピエール瀧の2人組となって最初にリリースした2000年のアルバム。80年代初期のテクノブームを思わせるチープなエレクトロ観を取り入れ、アマチュア時代を思わせる攻撃的サウンドが印象的である。それをただの原点回帰にしないところはさすがとしかいいようがない。
MM0年代ベストアルバム邦楽83 -
朝からテクノ②
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大傑作。
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カリブの怪物、フリーアルバイターひとみです★私が初めて行ったライブは、電気グルーブのツアーツアーです。
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まちがいなく電気史上最高に狂っている一枚。そして電気史上最高にノれる一枚。
まりんが抜けて二人になったキチガイコンビに好き勝手やらせたらこうなっちゃいます。
電気でつくるグルーヴ。ほんとそのとおり。 -
よい意味でキチガイ
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こんなとんでもなくヘンテコなアルバムだったのか!あとフラッシュバックディスコはperfumeのedgeの元ネタか?
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狂ってる