体格のよい少年マックスは勉強が不得意で父親は服役中のためいじめにあっていた。祖父母と暮らす彼の隣に生まれつきの病気のため身体が小さい少年ケビンが引っ越してくる。利発で物怖じしない性格のケビンは、学校でマックスに読書を教えることになる。
マックスはケビンを花火大会に連れていき、そこで2人で力を合わせていじめっこを撃退。その日以来、マックスはケビンを肩車しアーサー王の円卓の騎士「勇者フリーク」になりきって不良が盗んだバッグを持ち主に返すなど良いことを行っていた。
そんなある日、マックスの父が出所しマックスを誘拐する。ケビンはマックスの父の知り合いであるロレッタの力を借りてマックスを救出する。
クリスマスにケビンはマックスに「勇者フリーク」という表紙の1冊の白紙の本をプレゼントし、まもなく亡くなる。悲しみで引きこもるマックスだがロレッタに再会し、再び学校へ通い、ケビンがくれた本に自分たちの物語を綴った。
「偉大な人生を送ったものはそのままの姿で人々の心に生き続ける」というセリフに泣けた。