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- / ISBN・EAN: 4988010107529
感想・レビュー・書評
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あらゆる意味でエピック時代の最高到達点。文学がロックたり得ることを、作詞の面、歌唱の面で証明している。この日常生活にあって、その生活の合間の感動、雑感における心情の機微がこんなにも美しいこと、それに胸を打たれる。メジャーシーンとチャート音楽を聞いている人には衝撃的な歌ばかり。ロックのアルバムというよりも、珠玉の短編集を読み終わったような聴後感がある。「男は行く」だけ大仰だが、あとは比較的に聞きやすい。「遁生」「偶成」「晩秋の一夜」は聞き所。老成する歌詞に歌唱が追いついていないので、中年以後のライブの方が身に沁みる楽曲群。
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「うらやましきはカラス共に 我が肉食えやと言いたる詩人よ」凡人-散歩-
ボードレールだったのか。
「偶成」はいつ聴いてもザワザワッてなる。 -
一夜を生き延びるための作品。宮本の魂の叫びを聴け。凡人ー散歩きーでの己は凡人だと高らかに自分を断罪する叫びが哀しくも美しい。
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こんな神アルバムないと思う。生活どころか人生について考えさせられる。
エレカシはやっぱ初期のがいいなあ… -
好き嫌いがはっきり分かれるであろうアルバム。3番の『too fine life』をよく聴いていた。
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すごすぎるwww
宮本さんの歌い方も独特だけど、
それがすごい上手く歌に反映されてるような
気がする!! -
宮本の凄さをがーっと感じてしまう一枚
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これから先は死ぬるまで
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色々負の側面から語られることの多いバンドブームですが、そのブームのおかげでこのアルバムがメジャーの大レコード会社から発売されたと考えれば、それはそれで十分な意味があったのではないでしょうか。
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銀杏の峯田くんが、このアルバムの中のある曲が好きだ、と言われるのを聞いて探し回ったアルバム。