幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする

アーティスト : BLANKEY JET CITY 
制作 : 浅井健一  BLANKEY JET CITY  土屋昌巳 
  • EMIミュージック・ジャパン
3.51
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988006112773

感想・レビュー・書評

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  • 「平和の鳩が小さな子どもを埋め尽くした
     もがき苦しむ子どもは窒息寸前
     慌てた母親 バットを振り回す
     気をつけな 動物愛護団体が手錠を
     ジャラジャラ揺らしながらバスを走らせる」
    幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする

  • まず、アルバムジャケットの写真が、ヤバいですね。ぶっ飛んでますね。なんで女装してるんよ、っていう。「SKUNK」も「国境線上の蟻」も、相当にぶっ飛んだアルバムジャケットだと思うのですが、このアルバムのジャケ写も、いやあ、凄いよなあ。ちなみに、中村達也は、冗談抜きで、かなり美人だと思います。マジです。照井さんは、、、ヤバい気がする、、、怖いです。ベンジーは、けっこう、似合ってる気がします。

    そういえば、QUEENのメンバーも「I Want to Break Free」のPVで、女装してましたよねえ。あれは、ドラムのロジャー・テイラーの発案らしいのですが、ブランキーの方は、誰の発案だったのでしょうね。いっちゃん似合ってるから、達也さんだったんでしょうかねえ。いやでも、ホンマにマジで達っちゃん、色っぽいと思います。本気です。

    で、このアルバム、なんだかやたらと、ジャズっぽい気がします。何をもって「ジャズっぽい」となるのか?と言われましたら、そこらへんは音楽的には全然分からないのですが、分からないなりに、「うーむ。なんだかジャズっぽいね。オシャレっぽいね。あんま、ロックロックしてないよね」ってのは、感じるのですよねえ、何故か。

    何でなんだろうなあ?何をもって「ジャズっぽい」と、思うのだろうなあ?謎だ。リズム?コード進行?使用楽器?音量?雰囲気?方向性?全然、わからぬ。でも、自分が、このアルバムを聴いたときに「なんだか、やたらとジャズっぽいブランキーだね」と思ったのは、紛れもない事実です。だから、自分にとっては、このアルバムは、「ジャズっぽいブランキー」という位置づけ。それは紛れもない事実、なのですなあ。

    で、ジャズっぽいから不満か?というと、そんなこたあ、全くない。無いですね。メチャンコ好きです、このアルバム。名盤です、うん。まあ、ブランキーのアルバムで、名盤じゃ無いものなんて一つもないのですがね。ああ、恋は盲目だなあ。いやもう、でも、それでいいんです、うん。

    アルバムタイトルでもある
    ⑧幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする
    が、やはり、断トツで好きかなあ、という思いはあります。長い題名やね。長いやね。

    そして、意味わからん題名では、あると思います。
    何故に、幸せの鐘が鳴っているのに、何故に、悲しいふりしてるのか?
    何故に、ハッキリしたぜ、愛はいらないぜっていうのか?
    何故に、二度と立ち直れないくらいに強く傷つけて欲しいぜ、なんて思っちゃうのか?
    謎です。謎すぎる。ベンジーどうしちゃったのよ?と、思う。
    謎すぎますが、全てを含めて、超絶に大好きなんですよね。

    ここまでの徹底した自己破壊、というか、自己否定、というか、自己憐憫、というか、この曲聴いてて思うんですが、ブルーハーツ時代のマーシーの「チェインギャング」と、めっちゃ似てるなあ、とかね、思うんですよね。なんだか、曲を構成している、通底する根幹の思いみたいなんが。ベンジーもマーシーも、細マッチョ系文系ギター弾く系ヤンチャ男子、って分類では、相通じるものがある気がする、、、気のせいか?

    何はともあれ、素晴らしいアルバムです。決して忘れることは無い一枚ですね。

  • 当時ここまでは、熱心に追いかけていました。このアルバムでかなりポップよりになって当時一番好きでした。
    これ以降のアルバムが、ブランキーのイメージなんでしょうね。
    ちょうど変化の時のアルバムで、今は賛否両論あるみたいですけど、このアルバムが今も好きかな。

  • 図書館より続々と。これまたすごいジャケ。

  • bookoffでblankeyのいくつかある中からジャケで購入。かっこいいの一言につきる!
    コピーしたいけどこんなかっこ良くは絶対ならない。真似できないかっこよさ。

  • 浅井健一(SHERBETS、AJICO、JUDE)(ボーカル、ギター)
    照井利幸(ROSSO、RAVEN、TWIN TAIL、Signals)(ベース)
    中村達也(OXYDOLL、原爆オナニーズ、ザ・スターリン、The GOD、MASTURBATION、NICKEY & THE WARRIORS、THE STAR CLUB、LOSALIOS、TWIN TAIL、フリクション)(ドラムス)

    リリース 1994年5月25日 /5thAlbum/

    作詞:浅井健一/作曲:照井利幸/編曲:BLANKEY JET CITY, 土屋昌巳

    1.円を描く時
    2.親愛なる母へ
    3.風になるまで
    4.カモメ
    5.嘆きの白
    6.螺旋階段
    7.小さなガラスの空
    8.幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする
    9.砂漠
    10.青い花 (5枚目のシングル。)

  • 間違いなく、名盤。

  • 「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」の歌詞は鳥肌立った。

  • ベンジーの曲なら大概ギターを弾けるという不要の特技を持つ俺から言わせてもらえば、この頃のBJCの演奏は輝いていた。
    技術がすごいわけじゃないのに、少ない音数で一つ一つの楽曲の表情がよく見えるアルバム。
    あと個人的にこのジャケは多分、達っつあんが一番その気だと思う。この照井には会いたくない。こわい。

  • ブランキーは我が血肉

    ジャケットも秀逸

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