ポンヌフの恋人〈無修正版〉 [DVD]

監督 : レオス・カラックス 
出演 : ドニ・ラヴァン  ジュリエット・ビノシュ  クラウス=ミヒャエル・グリューバー 
  • アミューズ・ビデオ
3.68
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4900950157600

感想・レビュー・書評

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  • 映像美は凄い!ポンヌフから見る花火や足元に降り注ぐ火の粉。ポンヌフの巨大な彫像の馬の背に2人並んで寄り添うところ。雪の降り続きしっかり積もったポンヌフを歩くミッシェルの純白のミニコートと美脚が眩しい。あと、海辺を全裸の2人が戯れ走るシルエット。彼のエレクトが凄すぎて…でも、ストーリーは消化不良だし、明らかにピュアなラブストーリーじゃないし、ハッピーエンドでもありません。ミッシェルのまだ話してない、そして、話さないといけないと言う秘密が気になって眠れません。ミッシェルが眼科医の診察室に扉を入るシーンも意味深な撮り方してましたね。

  • ジュリエットビノシュに恋しました(^^)

  • ああ、この気持ちを知っていると、
    アレックスのこの気持ちを知っていると
    何度か思った。

    強烈で行き場なく、自分でその感情の中に沈んでいってしまいそうなほど、
    誰かを思う気持ち。

    ハンスがもと守衛で、色々な場所の鍵を持っているところが好き。
    誰かの希いのために、自分の持っているちょっとした力を使ってあげるのは、素敵なこと、いい気持ち、優しいシーン。

  • 映像の芸術性が高い。
    痛々しい二人の爆発的な恋。
    奇抜だけど、実はシンプル。良かった。

  • 津田さんが好きだと言ってたので

  •  愛がまだ分からない自分にとっては、こんなことがあるだろうか。と思う。
    思い出してKとのこと。
    こんなのとはちょっと違うけど、少し似たところがあるのではないか?
    もっと社会的だったかもしれないけど、これと似ているのではないか

    でも現実は、昔は信じてた、、、衝動の、、、根拠のない、、、何か神秘性をおびた、、、愛なんていうのは、破滅をうむ。
    破滅をうむ。
    2人には離れることしか選択肢はない。

    この監督は、そんな絶望的なまでの絶対を、最後のタンカーに助けられることによって、少し希望に変えてくれた気がする。

    あの2人は夫婦からひきついで、一生砂を運び続けたら幸せなのか。。。。女は絵描きとしてどうなる。。。。
    女が残してきた問題は。。。。


    少しの望みの向こうにはもっと大きな絶望も見えてるんだけど。

  • 切ない。

  • 製作20周年ニュープリント版で劇場公開されていたので見てきた。

    レオス・カラックス監督のアレックス3部作と呼ばれる連作の完結編で、ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュが主演。

    ジュリエット・ビノシュが好きで観に行って来たのだが、どうにも良くわからない話だった。

    浮浪者同士が舞台となるポンヌフ(という橋)で恋に落ち支え合いながら生活する話。

    噂によるとレオスカラックスとジュリエットビノシュは製作当時恋愛関係にあり、製作途中に破局しているらしい。
    噂によるとこの映画のあとレオスカラックスがしばらく映画をとらなかったのはこの失恋の痛手が原因だとか。

    ということで、ドニラヴァンがレオスカラックスの化身(と言われている)ならば、ストーリーとして、元々浮浪者であったアレックスのところにミシェルが転がり込んで、病的に内向的であるアレックスの心を開こうとしていくという構図はうなずける。

    しかし私はこの映画が良くわからなかった。

    映像と音楽があまりに凄すぎて、ストーリーを追えなかったのだ。

    中でも花火のシーンはもう本当に綺麗で、綺麗で、今までに見た映画の中でも最高のシーンの一つ。このシーンのために何度でも見ても良いぐらい素晴らしいシーン。
    その他にもオープニングのトンネルのシーン、生々しく描かれた収容所のシーン、水上スキー、美術館、浜辺、ジュリアンの夢、ポスターを燃やす、雪のなかの再会のシーンなど、印象的なシーンは多々あるのだが、それがストーリーとして結びつかない。
    それは最後の半ば強引なハッピーエンドにも原因はあると思うのだが、
    それは閉鎖中のポンヌフという隔離された場所で自分たちの中に閉じこもって暮らす2人の物語だったからだ、と書いておく。
    つまりストーリーが理解されることを拒んだのだ、と。
    うん、何言ってんのかね。

    だったら初めからストーリーは無視して音と映像にのめり込むんだった、という反省もある。

    個人的には「目覚めよ、パリ」というラストは好きですが、この映画じゃなくて良かった。

    でも花火のシーンだけでも38億かけた意味があるよ。
    落ちこむなよ、レオス。と過去に戻って言ってあげたい。

    (花火のとこだけでも)絶対に見た方が良い。

  • 名作ーーーー
    とにかく魅かれる映像です。
    こんなこと日常ではできないなあ。
    久しぶりに映画というものを見たような、現実逃避できる作品です

  • 生きていることの喜びを体全体で表現した怒涛の映画。花火をバックにがむしゃらに踊りまくるシーンは映画史に残る名シーンだと思う。しかしビノシュはよくやるなぁ。

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