1995年8月24日 - 8月25日に行われた、初のスタジアムツアーのファイナルとなった千葉マリンスタジアムの2デイズの映像メインのライブドキュメンタリー、ということでしょうかね。
歌の途中で、稲葉さんや松本さんの服装がコロコロと入れ替わる映像が多いのですが、それは2デイズの全部の映像を撮っていて、エエ感じで編集した、という事なのでしょう。どうせなら、今後、それぞれ2デイズ、ノーカット編集で、完全版でリリースしたらええんちゃいますのん?という気がします。B'Zですもの。是非とも買いたいですね。
①BLOWIN'
ド名曲から始まりますねえ。このオープニングナンバーで、稲葉さんがイカしたテンガロンハットを被っているんですが、それ、勝新太郎さんからプレゼントされたものなんですって。超貴重やんか。真の男は真の男を知る、ということでしょうかね。
②Pleasure'95 〜人生の快楽〜
お?こっから、この曲の歌詞が変わっていくバージョン、スタートしたのか?という意味では、超意義深い気がします。これ、「LADY NAVIGATION」のシングルのカップリングの曲ですよ?そんな贅沢あるの?って話ですよマジで。
④love me, I love you
この「BUZZ TOUR」のツアーTシャツ?みたいなんを稲葉さんが着て歌ってるんですが、背番号表記が「KOHSHI 178」で胸キュンですわ。おもろすぎるやんか。さすが178(イナバ)三ケタって!プロ野球なら育成選手やで!この背番号ネタは、各メンバーそれぞれにあったみたいですね。いいなあ。この本人ツアーTシャツ、激レアなんちゃうかなあ、、、ツアーグッズで、売ってたのかなあ?あと、ラブミーのPVの出来は、とんでもなく最高ですね。
この後に、リハーサル風景映像が挟まるんですが、そこで流れる、8thアルバム「LOOSE」収録のね「BIG」って曲は、ウルトラ最高です。いなたさが最高。歌詞で、飲み屋のマスターとママがケンカ始めるんですが、「Queen of Madrid」で、ダンナとケンカしてる相変わらずな隣のワイフとだだ被りで、ちょい感動。稲葉さん、作詞、冴えまくりやね。
⑤TIME
この映像の途中で気づいたんですが、松本さん、ギターのボディーの下面に、ピックを沢山張り付けられるような造りにしてあるんですね。ありゃあ、めちゃ賢い。この映像で、初めて気づきました。ずっと前から、されてたのかしら。普通、ギタリストやベーシストって、自分の立ち位置の前のマイクスタンドに、ピックをくっ付けるんですけどね。松本さん、ギター抱えてステージ駆け巡りまくるし、このやりかた、賢いなあ~って。
小町エンジェルと恋心の映像の間に、ステージ上で転倒して怪我をしてしまったアクシデントの稲葉さんの姿がちょっと挟まれるんですが、マジ心配っす。こんなアクシデント、ライブでは、あり得るんだよなあ、、、すげえ痛そうだ、、、でも、一切ステージではそんなそぶりを見せない稲葉さん。うう、、、感動。
⑧もう一度キスしたかった
ド名曲過ぎて胸が痛い、、、なのですが、アウトロで、松本さん、ギター、ポール・モーリアの「恋は水色」奏でてますねえ。アドリブでやったらしいんですが、この後から、定番になったらしい。ウィキペディア情報です。こら見事な発明ですな。
⑨Don't Leave Me
稲葉さん、レディオヘッドのTシャツ着てるんですよ。ビビったよ。あんな、どアメリカンな雰囲気の歌なのに、その後のUKロックの頂点極める存在のレディヘのTシャツ着てるなんて!このとき、レディヘ、2ndの「ザ・ベンズ」リリースした時点ですよ。まだ、あのド名盤の「OKコンピューター」リリース前ですぜ。稲葉さんの音楽アンテナの素敵さに感動。くう。稲葉さんの初ソロの「マグマ」は、レディオヘッド的雰囲気、感じます。あの圧倒的なダークな世界観が。大好きですねえ。
⑩LOVE PHANTOM
まあ、間違いなく、このDVDの、最も目玉、の場面だと思います。バンパイア稲葉さん、男前すぎて悶絶。この時、世界一カッコええ男だったんちゃうか?で、この時点で、この曲、未発表曲だったんですねえ。信じられへん贅沢さですね。マイケル・ジャクソンのライブ的贅沢さですよね。圧倒的な演出。カリスマってますね。神がかってますよね。これぞエンターテインメントの極致。これぞライブ。最強です。
⑬JAP THE RIPPER
何度聴いても、驚くほどに歌詞が我儘エロい。そんな曲でも難なく聴かせちゃうB'Zの凄さよ、ってなもんですね。ソロ後半からの、稲葉さんキーボードの増田さんに無茶振り抱きつき~松本さんと明石さんのソロ終わりのギター&ベースのユニゾン、ソロ後に歌に戻った時の、ドラムのデニー・フォンハイザー氏の(テンション上がりすぎての?)ドラムはっちゃけに、稲葉さんがちゃんとリアクションで応える、ってところがバリ最高ですね。
とまあ、ここらへんが、個人的見どころでしょうか。いやあ、素晴らしいですね。