ラヴァー303(LOVER 303 MODERN FAIRYTALES)
- CAPTAIN TRIP RECORDS キャプテン・トリップ・レコーズ (2017年10月26日発売)
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- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4560107533437
感想・レビュー・書評
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★★☆☆☆
Mani NeumeierのテクノプロジェクトLover 303。タッグを組んでるコニーは残念ながらコニー・プランクではなく(当然?)、Conni Malyというマニさん周辺で活動している人物(女性だろうか?)。マニさんのテクノ作品ということで、名盤Zero Setに近いアイデアといえばアイデアだが、メインがメビウスの奇妙なシンセと違い、303とあるようにアシッドシンセが主体になっている。他にはスポークン・ワード(全般)、ギター(#1#8のみ)が使われる。4つ打ちが使われるがマニさんがエレドラを叩いているのか、それとも打ち込みなのかは不明。ドラムスの叩き方もリズムキープはシンセ音に任せて、オカズ主体のクリスピーなスタイルになっている。
もう少しマニさんのドラミング主体にしたほうが面白かったかも。クラウトロックでもZero Setには残念ながら遠く及ばず、同傾向のLiebezeitのClub Off Chaosの方が完成度は上。マニさんもBurnt Friedmanのようなテクノ/エレクトロニカの最前線で活動している良いパートナーを見つけてほしい。でも、このアルバムもマニさんのドラムを中心に聴いていれば十分に楽しめて、そこまで酷いわけでもない。でも人力テクノ(死語)的他作品のほうが楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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