花様年華 [DVD]

監督 : ウォン・カーウァイ 

出演 : トニー・レオン  マギー・チャン  レベッカ・パン  ライ・チン 

制作 : ウォン・カーウァイ 

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感想・レビュー・書評

[chiaki yamasakiさんの感想 · 2011年6月28日]

香港映画が好きです。

チャイナドレスがきれいだし、
一定の緊張感があって、
口に出さない感情と表情があって、
色っぽいってこういうことなんだろうなって感じます。

この映画は特にその部分への心が多く注がれていて
いつこの二人の感情が飛び出すのかとドキドキするけど
そういうことはしない、わかっていて押さえている
そんな繋がり方のお話です。

情熱的な感情ってどこから湧いて、
どこに沈んでいくものなのか
洋服の下に潜む心って不思議です。

[ameliephotoさんの感想 · 2010年5月11日]

ウォン・カーウァイの映像は情緒深くて美しい。ストーリーなんてもうどうでもいいんです。どこか懐かしい香港のレトロな感じがたまらない大人の恋の映画。

[michipopaさんの感想 · 2010年3月9日]

削りまくってるからさらに切なさだけが伝わってくるのかも。
演出でこんだけ魅せるってすごいなー。
そして2046に続くのね。
こっち先に観ればよかった。

[achicoさんの感想 · 2009年2月15日]

製作・監督・脚本：ウォン・カーウァイ

1962年の香港が舞台。ジャーナリストのチャウは妻と共にあるアパートに引っ越してくる。
同じ日、隣の部屋にはチャン夫妻が引っ越して来ていた。
チャウの妻とチャン夫人の夫は仕事のせいであまり家におらず、二人はそれぞれの部屋に一人でいることが多く、チャウとチャン夫人は次第に親しくなっていく。

[gmindさんの感想 · 2023年3月10日]

2000年製作／98分／G／香港

不倫のドラマ。二組の夫婦がお隣同士になる。その夫と妻が不倫していてどこかに旅行してる二人。

主役は残された夫と妻。残された寂しさから二人は接近するという話。

監督・製作・脚本は「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイということで、スタイリッシュな映像美。見終わっても映画の空気感に影響されていい気分でいられる。
トニー・レオンは佐田啓二のようだ。チャイナ服の色っぽさってよくできてるなぁと思う。
音楽の「夢二のテーマ」と「キサス・キサス・キサス」の使用が抜群。

[maplingさんの感想 · 2017年10月27日]

隣り合わせに住む夫婦の、お互いの妻と夫が不倫していることに気づき、その悩みを共有するうちに惹かれあっていく男女の物語。説明があまりなく、一瞬の映像で「匂わせる」ような見せ方をするので、集中して観ていないと手がかりを見逃してしまう。（今回、諸事情で作業しながら観てたりしたもので…）

旦那を問い詰める練習をしながら、女が本当に泣き出してしまうシーンなどは切ない。結局、神様はにくいもので、お互い踏み出そうとしていたのに、すれ違ったままになってしまった2人。

最後でいきなりアンコールワットが出てきて、えっ？ってなったんですが、「男は秘密を木の穴に隠す」というエピソードを、ここで儀式のように行うトニーレオン。もう一度くらい見ないと、いろんなところを見逃してるな、と、いくつかの解説サイトを読みながら思ってたところであります。笑

王家衛作品は、ひとつのテーマ曲みたいなのを繰り返し使うのが多いのかな。今回も、憂いのあるフレーズが何度もかかるので印象に残る。そして、王家衛の描く女性は、鋭くて強い。スリッパのエピソードは秀逸。

[minneさんの感想 · 2016年4月6日]

B+。とにかくトニーレオン。マギーチャンのかわいらしさ。

[によんさんの感想 · 2015年11月12日]

なんか好き

[mizomiさんの感想 · 2014年9月26日]

ばーっと観てしまうと雰囲気映画だなーなんて思ってしまうけれど、あとからじわじわくる。

時間をかけてたっぷりと、二人の心が小さく触れ合い、離れる...
直接的な表現を避けて作品にするウォンカーウァイらしい愛情の表現だなと思う。

トニーもマギーチャンも姿形がこの作品に合っていて最高のコンディション！

ルームナンバーにちょっと驚く。

[senさんの感想 · 2013年12月3日]

60年代の香港。
まずドレスが見応えあります。
が、途中からわけがわからなくなってきたのは事実。