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- / ISBN・EAN: 4539373001353
感想・レビュー・書評
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香港マフィアのボス・ブン(エディ・コー)が正体不明の暗殺者達の襲撃を受ける。ブンの弟で組織のNo.2のナン(サイモン・ヤム)は、今は堅気の世界で暮らすかつての構成員達を招集しブンの護衛と敵の割り出しを命じる。
集まったメンバーは5人。腕利きのヒットマンのグヮイ(アンソニー・ウォン)、若く血気盛んなロイ(フランシス・ン)とその舎弟のシン(ジャッキー・ロイ)、射撃の名手マイク(ロイ・チョン)、調達屋のフェイ(ラム・シュー)。それぞれのやり方を持つ男達は、最初は反発しあうもののやがて見事なチームワークを発揮し暗殺者達を迎え討つようになる。幾度かの襲撃を経て、5人はついに敵のアジトと依頼人を突き止め敵を仕留める。
仕事を終えた5人の間にはチームとしての絆が生まれつつあった。しかしあることがきっかけで組織の「非情の掟」が彼らにのしかかる。
ジョニー・トーが自らのスタイルを確立した代表作。
ジョニー・トーお得意の、己の役割を熟知したプロがそれぞれのポジションを守りつつフォーメーションを崩さず抜群のチームワークで敵と戦うシンプルかつスタイリッシュな構図でのリアルでスタイリッシュなガンアクション、拳銃使いなのに少年のような男同士の友情、抑制の効いた語り口が、洗練された型で描かれている。
プロ同士が少年のように紙くずサッカーをして心を通わせたり、濃厚なサスペンスとスタイリッシュなガンアクションがミックスされた中盤の閉店後のジャスコを舞台にしたガンアクションやスナイパーとのガンアクション、裏社会の非情な掟にプロ同士の友情が踏みにじられるほろ苦い後味の結末、アンソニー・ウォンやフランシス・ンやロイ・チョンなどのクセのある渋い男たちの魅力、まさにハードボイルドを絵に描いたような香港ノワールの傑作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニマリズムで描写された研ぎ澄まされたアクションシーンにしびれる。
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粛々と、ボディガード稼業は進められていく。という感じ。時代劇の「必殺 仕事人」を思い出した。普段はまったく関係ない仕事をしているのに、ミッションが下るとたちまちプロのボディガードや殺し屋に変身するのだ。
淡々とストーリーが進むこの映画で、見せ場はやはりラストでしょう。
くー、カッコいい! もしくはクール! あるいはスタイリッシュ! てな感じがいっぱい。
いつもは悪役ばかりやっている俳優たちが主役になって、シブく活躍してるのもよし。 -
これは名作ですね。
全編通してクールな設定、セリフ廻し、演出なのに音楽がダサ過ぎる。エグザイルでジョニー・トーを知った僕には驚きだった。ただそれがすごく不思議なバランス感をこの映画にもたらしていて、僕はすごく好き。
こんな面白い映画が絶版なんて信じられない。
(1999年作品) -
男・男・男・・・。そして、友情。
アクションもさることながら、彼らの「熱い友情」が全て。
もうそれしか言いようがない。女子であるが、男子が羨ましくなってしまうのである。“チーム男子好き”の女子は必見♪ -
男くさーい香港映画っぽい香港映画。
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銃撃戦と耳に残る音楽とがとにかく最高。一度は観て欲しい映画。
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命を狙われた組長の為、黒社会から足を洗った男五人が護衛として集められる。という重そうな話にも関わらず、映像と音楽の効果でスッキリ見られます。動と静を巧みに使い分ける銃撃戦の合間で時にじゃれあい、五人が纏まっていく最後まで緊張感は健在。面白かったです!
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ジョニー・トー監督、アンソニー・ウォン、フランシス・ン出演。
観たい。