銀河鉄道の夜 [DVD]

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出演 : 田中真弓  坂本千夏  納谷悟朗  一城みゆ希 
制作 : 宮澤賢治 
  • アスミック (2002年3月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126201012

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銀河鉄道の夜 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 文句無しの5つ星。
    音楽と絵画みたいな映像が、
    見事に原作の雰囲気を捉えてる。
    子供の頃みて意味もわからず衝撃を受けて、
    大人になってまた見たいと思ってやっぱり衝撃を受けた。

  • 大好きな映画。
    台詞回しが印象的。宮沢賢治の原作に忠実なんだけど、実際に耳から聴くとこういう風なんだ。
    ドボルザークの新世界、サソリの話。
    台詞をところどころ一緒に口ずさみたくなる。歌のよう。

  • 幼い頃から常に身近にある作品。

    自意識が邪魔臭くて仕方ない時に観れば
    いくらか楽になれ、
    自意識が希薄で空虚な気分の時に観ると
    体が詩的世界に満たされて心地よいです。

    ストーリーや登場人物への共感を楽しむというより、
    体感や体験を楽しめる作品だとおもいます。

  • 最も影響を受けた映画。父が岩手県人だったので賢治は身近な作家でした。音楽を担当したYMOの細野氏のアンビエント音楽にもがっつりハマる。猫スキーなのもここかノンタンが原点←え。 1つの林檎をそっと分け合う場面も、狩人が捕まえた鷺は食べると甘い、とか、謝肉祭?の街の描写とか、天体を映す美しい模型、イギリス海岸での発掘調査、去っていくジョバンニの背中、「死」というテーマがあらゆるところに織り混ぜられているのは、子供の頃にはよくわからなかった。けれど、怖くて、暗くて、孤独で、真っ直ぐに死に向かって生きている事、もう戻ってはこない道のりを繰り返し見続けていた、と思います。見た後すごく気持ちがフラットになる。

  • たぶん私の原点。小学校低学年のころ、初めて公民館の映画会で観た。
    お菓子みたいになった鳥を食べたり、薄暗い車内に香る、真っ赤なまるい苹果(リンゴ)が手渡すたびに増えたり。新世界交響曲の流れる一面のトウモロコシ畑に、ゆったりと時を刻む宙に浮いた時計。
    初めから終わりまで薄暗く、そして静かに、いつも通りの道を辿って家へと帰っていく。牛乳の瓶を持って……。そういう、余韻の残る終わり方がたまらない。
    あの時なぜ、私はあそこまでこの映画に惹かれたのだろう。

    あれから十数年が経って、そして今でも時々観たくなる。
    心の深いところが飢え渇くような、満たされていくような、そんな不思議な感じ。小さいころに観て、意味が分からなくて、だけどなぜか懐かしくて、ずっと憶えていたこの感じ。私はあの時もこの作品を観て、確かに何かを感じていたんだな、と思った。

  • とうとう買ってしまった。
    どこか不気味な音楽と映像が、荘厳さにつながっている気がする。

  • カムパネルラを追いかけるジョバンニのシーンで涙腺決壊。別れの辛さが胸に迫る。

  • 胸にじんじんきました。
    細野さんの音楽がしみる。素敵。

  • ますむらひろし版銀河鉄道の夜!ますむらひろし大好き!音楽は細野晴臣!声優陣も豪華!ストーリーも原作に忠実。大人のアニメーション映画という印象。Blu-rayで観れば、もっと映像が綺麗かもしれない!

  • 1985年制作の劇場用アニメ映画。登場キャラクターが猫で描かれる銀河鉄道の夜。シーンの殆どが重く暗く、不気味ともいえる静けさ。至る所から死の匂いを感じます。一転して、銀河鉄道に乗ってからジョバンニ達の眼前に広がる幻想的な光景、神々しく流れるハレルヤや新世界交響楽。映像×音楽というアニメーションの武器がふんだんに使われています。

    姉弟達が林檎を分け合うシーン、蠍の自己犠牲の話、ジョバンニが繰り返す『ほんとうのさいわい』。この辺りは個人的に原作でも好きなくだりですが、過剰な演出も無く淡々と進んだのが逆に良かった。想像のつかなかったケンタウルス祭の雰囲気もなんとなく伝わりました。冒頭ジョバンニが訪れる牛乳屋さんのお婆さんが銀河鉄道に乗る(亡くなる)という描写は映画オリジナルなんでしょうか?

    船が沈んで亡くなった子供達だけが人間の格好をしているのが不思議だったのですが、調べてみたところタイタニック号の事故を受けての描写だそうです。音楽を担当された細野晴臣氏の祖父が実際にタイタニック号に乗船しており、公開当時奇縁として紹介されたとのこと。

    そしてザネリの名言「ラッコの上着が来~るよ」いざ映像で見ると本当に生意気でした…!

  • 人によって色々解釈はあると思うけど、個人的には良い意味で、何も考えずに観る映画だった。

    ちょいちょいラピュタっぽさを感じたのは声がパズーだからか…??

    ポムじいさんみたいなのもいたし。

  • 小学生の頃観たなーと懐かしく、また細野晴臣ファンの割に彼の映画音楽はきちんと聴いたことがなく借りてみた。

    こういう話だったのね。。。宮沢賢治は難解なイメージだが、分かりやすかったのは映画の脚本のせい?そして登場人物ネコ設定なのは原作も?アニメはファンタジー具合が程よく楽しめた。

    そして細野ファンとして印象深いのは、やはり白鳥の駅からプリオシン海岸へ向かうときのあの音楽でしょう。アルバム「omni sight seeing」の最後の曲、pleocene!もう瞬殺です。あれが聴けただけでも観てよかった、テーマ曲も素晴らしい。また、細野さんのお祖父様がタイタニック号で生還されているので、あの船の話とかぶるところもファンとしてはたまりません。サントラ買おうかな。

  • 静かに、けれど確実に世界へと手を差し伸べてくれる。じわりじわりと悲しさが広がる。いかないで、と泣いてしまいそうになった。余韻がすばらしい。

  • わたしの夢の世界のどこかに、この世界があるような気がする。

  • 幻想的で美しい生死の境の世界。
    重々しい音楽とジョバンニの悲しい顔が合わさって泣けてくる

  • なぜかキャラクターが猫の銀河鉄道の夜、小説で宮沢賢治は大好きなのですが、映画だといまいち入り込めませんでした。
    なぜでしょう?

  • 宮澤ワールドをアニメ化したら、こんなにも素敵なのかと、幼い頃から大好きなまま変わらない映画。
    人間と猫の区別なんてどうでも良いと思うくらい、原作に沿っていてサウンドもとても良かった。サントラが欲しいです。

  • シュールなファンタジーといったところ。最後、あっけなく終わった。
    また銀河鉄道999も観ようっと

  • 宮沢賢治の作品、
    彼がこの世界観を望んでいたかは知らないけど世界観がよかった。

  • 折りにふれ見返している作品です。
    誰だって皆互いに違う切符を手にしている。気付かないふりをしながらも、別れの予感は常に痛いくらいに付きまとう。
    劇中で明確なかたちでの救済が描かれないのが怖い。「ほんとうのさいわい」とはいったいなんなのだろう?
    鑑賞後の置いてけぼりにされたような、暗闇の宇宙に放り出されたような心地は、やはり何度味わってもそのたびに戸惑いを覚えます。

    表情の変化に乏しい、ガラス玉のような瞳の主人公たち。彼らは独り言をおとすようにぽつぽつと喋る。
    「猫」という造形の選択が、物語られるべき死と別離をより深遠な場所に置くことを可能にしているように感じる。
    抑制の効いた演出が、時に情感たっぷりな演技や音楽よりも深く心を打つことがある。この映画はその好例であると思います。

    ところで一番好きな場面は鷺の足を食べるところです。
    原作でジョバンニたちは「ぽくぽく」とそれを食べるのだけど、効果音とかが本当にそんな感じでとにかくすごく美味しそうにみえる。

  • 僕の親友が
    「僕と君は銀河鉄道の夜のジョバンニとカムパネルラの関係なんだ。」
    と力説していたので鑑賞しました。
    (小学校のころに観たきりで内容を全く覚えていなかったので・・・)

    同じ学校に通うジョバンニとカムパネルラは親友。
    しかしジョバンニは行方不明になった父親の代わりに家計を支えるべく働いており、昔のようにカムパネルラと話さなくなっていた。
    祭りのある日にジョバンニは銀河鉄道に出会い、その中にカムパネルラを見つけて一緒に旅をするが、その執着は・・・というお話。
    原作は宮沢賢治の普及の名作”銀河鉄道の夜”です。
    (原案は漫画版を描いたますむらひろしだったと記憶しています)

    再度観て、なんてさびしくて強い映画なんだろう。と思いました。
    序盤はジョバンニとカムパネルラの間には本当に友情はあるのか?と思っていました。
    最初まったくといっていいほど言葉を2人は交わさないし、視線も合いません。
    しかし銀河鉄道に乗って色々と旅をする2人を観ていると、うっすらと2人の間にある関係性が見えてくるような気がしました。
    2人は銀河鉄道に乗っていても積極的に言葉を交わしたりはしません。
    むしろ黙っている事が多いくらいです。
    しかし、なぜだろう。
    2人が互いを強く想い、その想いが引き合い絆を生み出していると言う事が感じられるのです。
    言葉の間は端々に互いへの強い思いがひしひしと強烈に差し込むように伝わってきます。
    後半になるにつれて暗くなっていく世界、実はカムパネルラは・・・。

    最後になってジョバンニはカムパネルラがいない世界で生きねばならなくなります。
    それはとても辛い事。
    でもジョバンニは2人で過ごした時間を抱え生きて行く事を決意します。
    それは強い、そしてもろい決断だと感じました。
    ただ、2人だけの思い出を胸に・・・。

    この映画を観て、友情が全てわかったわけではありませんが
    友情がどういうものか、という一端を垣間見ました。
    そしてそれを抱える強さともろさも。
    僕と君はジョバンニとカムパネルラだ。と言ってくれた友人との絆を大切にしようと心に刻みました。

  • カムパネルラが好きすぎて「ザネリめ!」と思ってしまう(笑)

  • 小さい頃から何度も見てて、いまだに定期的に見たくなる映画。すごく繊細。映画の中で一番好きかも…。

  • 音楽と映像が最高の雰囲気 幼稚園の頃に観ていまなお一番好きな邦画。

  • 「さあ、星めぐりの旅にでかけよう」


    ジョバンニは放課後、文選工の仕事をしている。
    彼の唯一の友達はカンパネルラだが、最近はあまり口を聞かなくなっている。
    星祭りの夜、ジョバンニは病気の母親に牛乳をとりに行くため、一人町はずれを歩いていた。彼はいつの間にか、天気輪の丘へ来ており、気がつくと巨大な機関車が停車していた。ジョバンニが魅せられたように乗り込むと、汽車は銀の砂をまいたような星の野原へと走り出した。汽車にはカムパネルラも乗っていた。
    やがて、「白鳥ステーション」に着き、20分停車のため二人は汽車を降りる。らせん階段を下ると、そこは河原で学者達がボスという百二十万年前の動物の骨を発掘している所だった。
    二人が再び、銀河鉄道に乗り込むといろいろな人が乗っていた。無線室で、盲目の無線技師が讃美歌の歌詞と、大型客船が氷山に衝突して沈んだという知らせをキャッチする。検札が来、自分の切符の行先とカムパネルラのものが違うと知ったジョバンニは、「どうして僕は一緒に行けないんだ?」と問うが、カムパネルラは答えない。
    少女かおりと少年ただしが、青年に手を引かれ乗って来た。氷山に衝突して沈んだ船に乗っていたという。さきほどの讃美歌が聞こえ、青年とかおりとただしが一緒に歌いはじめた。汽車はとうもろこし畑を通り抜け、ハレルヤの大合唱が聞こえた後、巨大な十字架の前に停った。乗客がみな降りて、十字架の方へと列になって行く。
    車内はジョバンニとカムパネルラだけになった。「僕達、どこまでも一緒に行こうね」とジョバンニは言う。カムパネルラの目には涙があふれそうだった。
    汽車は大きな石炭袋の中へ入って行く。真黒な闇の中、後部車両へと駆駆けて行くカムパネルラ。彼は最後尾のデッキへ出ると、追いかけるジョバンニの手前で境の扉を閉めてしまう。ガラスの向こうでカムパネルラの唇が「さようなら、ジョバンニ」と動いた。
    カムパネルラの名を呼びながら、ジョバンニが目を覚ますと、そこはすすきの原。あわてて牛乳を待って町へ降りたジョバンニを待っていたのは、カムパネルラが友達を助けようとして川に落ちて死んだという知らせだった。

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