ファイナルファンタジーVII

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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4961012967056

感想・レビュー・書評

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  • 中二病の権化のような扱いをされる今作だが、ちょうど中学二年生くらいの年齢にはプレイすべき、高い完成度を誇る傑作RPGだ。

    今作で最も注目すべき所は物語と優れた構成、それを彩るキャラクター達だろう。
    現在では映像やゲームシステムの古さなどが目に付くかもしれないが、そんな事は古い作品である以上は今更のことなので語らない。今でも通用し見習うべきだと考える所のみを紹介しよう。

    始まりは劇中で腐ったピザと揶揄されるように八つのピースに分かれた都市ミッドガル。
    実権を握り圧政を敷く巨大企業、神羅カンパニーへの不満を抱きながらも、上層部に住む者たちからのおこぼれでしか暮らせないスラム街を主な舞台としている。
    このスラム街にも多くの人間がたくましく暮らしているが、まぁ口を開けば神羅カンパニーの悪口、こき使われる愚痴ばかりを話すし、妖しく輝くネオンや放置されたゴミ、大量のジャンクがそこかしこに転がっており非常に退廃的だ。
    しかし日々のストレスを紛らわすようにどこかコミカルな言動で、架空の世界とは言え現実味のある人々にはほのかに愛着が湧くだろう。

    プレイヤーは反神羅を掲げる組織に雇われた何でも屋クラウドとして、神羅の重要拠点であるエネルギー施設への爆破テロに協力することになる。このクラウドが実によく出来ている。
    彼は過去をあまり話さず仕事だからとドライに物事をこなす態度を崩さないが、ときおり彼自身も解らないささやきが聞こえプレイヤーに謎を提示する。
    ゲームを始めるとすぐに、以前は神羅のエリート特殊部隊だったと明かされる。プレイヤーは彼が何故神羅から離れ、そして傭兵をしているのか解らないまま、敵対組織に協力し周りの仲間や出会う人物達から神羅憎しと刷り込まれていく。神羅が悪い。プレイヤーの行動は正当な主張であり当然の権利なのだと。
    だがそれは次の謎へ、そしてプレイヤーに訴えてくる結果への仕掛けなのだ。

    この仕掛けはゲームプレイの様々な所に用意されている。一例を挙げると、主人公クラウドが装備している特徴的な剣バスターソード。これはタイトル画面にも登場し、はじめから装備していることもあって印象的だが、より強い武器を手に入れて持ち替えられるものの、売ることも捨てることも出来ないようにされている。

    過去と今がしっかりと繋がった作りは物語により魅力を与え、巧みに仕掛けられたモノたちが考察を促す。ゲームが進み仲間が増えていく事で物語の枝は太く多く、旅をする世界が広がり出来ることも増えていく。キャラクターが知る度に、自分も知っていく。ストーリーとゲームプレイが合わさった滑らかな曲線が心を撫でていくそれは、ゲームならではの味わいだ。

    要所に挿入されるムービーシーンは今の時代に見ると美麗なものではないが、盛り上がる所にしっかりと流れ、確かな感動を促す演出として上手く機能している。
    オープニングムービーは舞台となるミッドガルの妖しく輝く夜景を映し、そのまま最初の爆破作戦へとスムーズに移行していくのでどんな舞台で自分が動いているのかざっとイメージ出来るだろう。

    本作は初代プレイステーションが登場してから初めて発売されたファイナルファンタジーシリーズとなるが、より向上したハード性能が存分に発揮された音楽の話もしよう。
    今もなお愛される名曲揃いの中でも「FFⅦ メインテーマ」は主題と冠するだけあって、今作を語る上で絶対に外せない一曲だ。薄暗く陰鬱なミッドガルから離れ、外の世界を踏み出した時に初めて流れるこれに心を震わせたプレイヤーは数知れない。ミッドガルの暗く人工的な冷たさは鳴りを潜め、一転して優しげな音色から雄大な自然、世界の広がりを感じさせる重厚な盛り上げが壮大な物語の予感をもたらしてくれる。勿論この曲にも仕掛けがあることは、プレイした時にちゃんと解るはず。

    語ることは多いが、何よりもプレイすることが望ましいのでここまでにしておこう。
    なんと最新機種でリメイクされることが決まり、開発がある程度進んでいるFFⅦ。
    とても待ち遠しいが、発売前に原作をまたやり直したい所だ。

    そう。
    俺たちが乗ったこの列車は
    ――途中下車は出来ないのだから。

  • ACから知ったFFⅦだったのでちょこちょこ情報は知っていたりするもののプレイしながらクラウドの正体や宝条の事を知って驚きの連続。知識0で始めたかった...!!(><。)
    仲間は全員回収(?)しました*^-^*
    マテリアシステムのおかげでクラウド・シド・ナナキの3人でも回復役を自分で割り振って最後までクリアできたのがめちゃくちゃ嬉しかったのですが強制パーティの際の取り外しやつけ替えが面倒だったなと><
    あとやたらとミニゲーム要素が多く、人工呼吸のミニゲーム(?)の必要性とは...と思いながらボタンをポチポチしてました...(潜水艦ミニゲームクリアできませんでした!;▽;)
    ラスダンにセーブポイントが0で、自分でアイテムを取得して1か所だけ作れるという鬼畜過ぎるシステムにもびっくりしたのですがまぁまぁまぁハードルどんと上げてきたね!?昔っぽい!!とちょっと興奮もしました。出ようとしていないのでわかりませんが恐らくラスダンに入ると出られない?というか出る気にもならないほどの長さとエンカウントの多さ(;;)
    ラスボスはLv.63程度という低さ+チョコボ育成0(...)にナイツオブラウンド&バハムート零式なしで3回挑んでマテリアや装備に悩んで悩んでようやく勝利できたので達成感だけでぼろぼろ涙しましたし興奮してその夜眠れませんでした(;;)
    ありがとうクラウド!シド!!ナナキ!!!よくがんばった!!!!って抱きしめたくなりました...。エンディングも切なかったけどよかったし、何よりセフィロスを本当に倒したときのクラウドの表情が個人的にグッときました。
    シリーズを通してプレイしてきて突然Ⅶで等身がぐんと伸びたり人間らしい敵が多かったり恋愛が露骨に絡んできたりで少し違和感あってのスタートだったもののシナリオ面白かったしマテリアシステムもよかったなぁ!と思いました*
    ケット・シーの中の人やナナキも大好きなのですが、ビッグスがとても好みなので移植版映像でもときめきましたし全力で待機してます♡><*

  • やっぱり評判通りでした^^
    メンバー変えて再解き^^

  • 初めてクリアしたRPG。
    大好きです。
    ミニゲームが楽しかったけど苦手すぎた。
    PSPでリメイクされないかなぁ~

  • ストーリーも音楽も最高!
    スマブラでクラウド知った身からしたら、クラウドの正体は衝撃的だった...
    他のキャラクター達もみんな魅力的で入れ替えのたびに誰を連れて行くか悩みました。
    インキャ男子プレイ必須です!

  • ストーリーが大好き!
    オリジナル版のファイナルファンタジーⅦも、現代の臨場感あふれるリメイク版とは異なる楽しみがある。
    難易度の高いミニゲーム、マテリア、チョコボの育成…
    また戻ってプレイしたいと思う。

    【YouTubeにアーカイブあり】

  • bgmがめっちゃいいし、クラウドもセフィロスもめちゃかっこいい

  • クラウド

  • 子供の頃に遊びたかった!

    そしたら今とは見える世界が変わっていたんじゃないかなぁ。
    それくらい引きこまれるゲームでした。
    遊んだのはPS4DL版ですが、チート機能があって本当にありがたかった。
    引きこまれるとはいいつつ、時短でき投げ出さず最後までクリアできたのは
    その機能があったおかげです。

  • 初プレイで序盤の魔晄炉から何故か出られずクラスの男子に死ぬほどバカにされた思い出が蘇る

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