レッド・ドラゴン [DVD]

監督 : ブレット・ラトナー 
出演 : アンソニー・ホプキンス  エドワード・ノートン  レイフ・ファインズ  ハーヴェイ・カイテル  エミリー・ワトソン  トマス・ハリス  メアリー・ルイーズ・パーカー  メアリー=ルイーズ・パーカー  テッド・タリー  メアリー=ルイーズ・パーカー 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.65
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  • (2)
本棚登録 : 799
感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560128826037

感想・レビュー・書評

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  • トマス・ハリス原作でアンソニー・ホプキンス主演、『羊たちの沈黙』の前日譚となるサスペンス映画です。
    精神科医ハンニバル・レクターが塀の外で暮らしている時点から物語が始まります。
    ある事件についてレクターに助言を求めるFBI捜査官ウィル・グレアムですが、秀でた才能により彼は準備が整わないまま真実に辿り着いてしまいます。
    重傷を負ったグレアムはFBIを辞めて家族との時間を大切に過ごしていましたが、そこへ新たな猟奇殺人事件が起こります。
    紆余曲折があり、塀の中にいるレクターを利用することになるのですが…。
    『羊たちの沈黙』と同様、塀の外の肉体的殺人鬼と塀の中の頭脳的殺人鬼が織りなす戦慄の一本です。


  • (Wikipediaより)
    『レッド・ドラゴン』(Red Dragon)は、2002年のアメリカ映画。トマス・ハリスの小説『レッド・ドラゴン』の2度目の映画化である。ハンニバル・レクター博士シリーズ4部作のうちの3作目。アカデミー賞受賞作品となった『羊たちの沈黙』で登場するFBI捜査官クラリス・スターリングに出会う直前までを映像化している。




    Wikipediaを読んで 今頃『羊たちの沈黙』で登場するFBI捜査官クラリス・スターリングに出会う直前までを映像化していることを知りました。

    自身の障害や生い立ちからくるトラウマに悩まされている犯人が哀れで 子育てとは1人の人間を育てるということ、とても重要な事なのだと再び痛感させられます。
    それにしても レクター博士の不気味さは健在ですねぇ...

  • 2003年日本公開作品。「羊たちの沈黙」に繋がる作品です。当然ながら、アンソニー・ホプキンスのレクター博士が、凄い。「日の名残り」や「ジョー・ブラックをよろしく」も好きですが。やっぱり舞台役者として身につけた重厚感・知性溢れる存在感は本物だなあと感じます。ハーヴェイ・カイテルはFBIの捜査官よりもギャングに思えてしまいます。私の偏見ですが。グレアム捜査官が「羊たちの沈黙」のクラリス捜査官ほどレクター博士に深入りしすぎなかったのは、彼には家族がいたからなんでしょうか。

  • 元FBI捜査官ウィル・グレアムは、高名な精神科医ハンニバル・レクターから助言を受けながら、連続殺人事件を追っていた。あることがきっかけで真犯人レクター博士を真犯人と突き止め逮捕にこぎつけたものの、グレアムは生死を彷徨うほどの重傷を負う。数年後、FBIを退職したグレアムを元上司が訪ね、最近起こっている連続一家惨殺事件への捜査協力を依頼する。渋るグレアムだったが、期間限定で現場へ復帰し、スクープを狙う新聞記者に苛立ちながらも調査を進めるウィルは、収監されているレクターに再び助言を求めることを決意するというストーリーです。

    この作品においてはレクター博士は脇役で、主軸はグレアムが噛みつき魔と世間であだ名される犯人を追い詰めていく様子や、犯人の持つ自身の障害や生い立ちからくるトラウマに悩まされた末に自らを脱却し超越することへの願望、愛する人に出会ったことから生じる心の揺らぎが描かれています。上質なサスペンスでもありますが、レクター博士や犯人の言動など、人間の内面の暗い部分について考えさせられます。
    「羊たちの沈黙」にもつながる台詞がラストにあるので、「羊たちの沈黙」を観たくなりました

  • レクター博士の底知れない空気が好きです。気を抜いたら取り込まれそうでピリピリ。
    羊たちの沈黙の前日譚に当たるのですね。面白かったです。

    レクター博士を逮捕した捜査官が、事件解明の協力をレクター博士に依頼してるけど、やっぱり博士を逮捕するだけあってグレアム捜査官も一筋縄ではいかないです。元FBIだからか。
    逮捕劇はびっくり。よくふたりとも死ななかったな…
    後に、1回目は上手くいかないけど一旦経験したらわかってくることも…みたいな感じの事をレクター博士がグレアム捜査官に言ってて、犯人にも言えることだけどグレアム捜査官にもいえた!という伏線回収がラストにありました。
    奥さまにも射撃練習させてて良かった。そして頑丈。。

    犯人は祖母からの虐待の末にああなったのだと思うと歪みの深さにつらくなります。どう見てもお祖母ちゃんじゃないグレアム捜査官からでも、お祖母ちゃんと同じ言葉をかけられると竦んでしまうの……克服できないんだと思うと可哀想。同情は出来ないけど。
    執着する記者の殺し方!と思ったけど、盲目の恋人が無事で良かったです。
    レイフ・ファインズさん凄かったなぁ。。

    レクター博士に対峙するとき、少しでも気を抜いたらいろいろと引き出されるし取り込まれる…みたいに空気が張り詰めてるの格好良かったです。でも博士はうまいこと個人情報抜いてるし、さすが。



    職場の先輩からお借りしたDVDで鑑賞しました。

  • 2度目。レイフ・ファインズは「愛を読むひと」とはまったく別人みたいだ。逆算すると、公開当時で49歳手前であの体はすごい。記者役のフィリップ・シーモアホフマンの体も逆の意味ですごかった。

    3度目。吹き替え版で。何度見てもどきどきする。

  • 後々、レイフが【シンドラーのリスト】のアーモンであり
    ヴォルデモートであることを知って観返したくなるっていう
    パターンでもう3回ほど観てますが…

    シリーズの中で一番すきかもしれません

    何でこう、他の作品とか似てるものとは違って、犯人、である
    レクター博士を応援したくなるんですかねーこのシリーズは
    かっこよすぎるよレクター博士

    結末で言えば、やはり原作のまま映画も作って終わって
    欲しかったけれど……そうもいかないか……

  • 人食い博士のシリーズ。今回は男性捜査官が主人公。時系列は羊の前。
    小さいときに虐待を受けた異常者との戦い。
    今回も痛そうでグロかった。
    レイフ・ファインズの狂気と哀しみの入り混じったような表情と、まさに変態モードに突入してるときの表情とか、あとは、監獄の中のレクター博士の寝姿の姿勢の良さが印象に残った。
    目に鏡をはめ込まれるなんて、死んでても痛そうでかわいそうで、あとは燃えるパン1車いすおじさんがショッキングで気分悪くなる。
    放映順でも時系列順でもないけど、これでシリーズは一応見終わったかな。よかったよかった。もう続編とかはないよね…?

  • ハンニバルシリーズの時系列でいうと二番目の作品だ。
    映画「羊たちの沈黙」で映画史に残るような存在感を解き放ったハンニバル・レクター博士。今回の作品はFBI特別捜査官のグレアムが主人公となり、連続殺人犯を追う。レクター博士は端役の位置ではあるが、その異色さというか色気というか…とにかく異彩を放つ魅力的なキャラだ。
    作中の事件の犯人も素晴らしいキャラで…
    ハンニバルシリーズは、非常に色気を感じさせる作品だ。何度観ても引き込まれる。

  • 原作とは別物というか、「羊たちの沈黙」におけるアンソニー・ホプキンスがすごすぎて、もはやこのシリーズはホプキンスのレクター博士を観るためのシリーズにならざるを得なくなってしまった。そして見る側はレクターの邪悪さを知っているので、それを超える邪悪な人物は登場できず、レイフ・ファインズのダラハイドは可哀想などこかキュートさを持った人物にならざるを得ず、エドワード・ノートンのグラハムは「レクターに勝った」故にすごい主人公役にならざるを得ず、結局ハンニバル・レクターを超える主人公はシリーズを通して存在せず、登場の「羊たちの沈黙」のレクターをどれも超えられない、ということになるのではなかろうか。全てはアンソニー・ホプキンスのせいである。

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