- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988101102624
感想・レビュー・書評
-
服が好きで何かやろうとしてる子たちに観てほしい。
すごく曖昧にしか覚えてないけど、「かたちに捕われたくないあたしたちが形を創るのって変」みたいなりょうさんの台詞がなんとなく印象に残ってる。
ロックンロールミシンというタイトルが好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この監督って余韻の残し方が巧い。形に縛られないのを望んでるのに、その一方で自分達は形を作っている。いろいろ悩んで葛藤しながら、作ったり壊したり前に進もうとしてます。ミシンはロックです。
-
随分と前に観た映画だったのだけど、あんまり内容を覚えていなくて、何のきっかけかは忘れてしまったけど、何かで思い出して、どんなだったかな?なんて思ってiPhoneで調べてみたら、今の自分と重なるところがあって、思い出したその日にTSUTAYAにDVDを借りに行った。
夢を追いかけようが、現実的に生きようが、どっちにしろ大変なことも楽しいこともいくらでもある。
どっちでもいいのかもしれないと思った。
今の自分に出来ることをしようと思う。 -
2002年 日本
監督:行定勲
原作:鈴木清剛『ロックンロールミシン』
出演:池内博之/りょう/加瀬亮/水橋研二/SUGIZO/宮藤官九郎
たまたま行定監督の舞台挨拶の回を観ました。前作『GO!』が、あれだけ国内の映画賞を総ナメしたにも関わらず、その次のこの作品がほとんど話題にならなかったことについては、自分は気にしてないけどスタッフがへこんでて、とおっしゃってましたが、やっぱり不満だったのかなあという印象。んでも、映画を観終わって、結局私も『GO!』のほうが面白かったよなあと思ってしまったのでゴメンナサイです(苦笑)それじゃあ『GO!』が面白かったのはクドカンが偉かっただけなんじゃないかというとそういうわけではなくて、私は『ひまわり』も『贅沢な骨』もとても好きだったし。でも、やっぱりこの映画は、正直言ってイマイチだった…。
もともと原作を読んだときに、原作そのものに私はなんの共感も感動も覚えなくて、そういう意味ではこの映画はとても原作に忠実、むしろ忠実すぎたがゆえにつまらなかったんじゃないかと。とくに主人公4人のキャラが、もうそのまんまでピッタリでねえ。それが良くなかったですね(苦笑)だって原作の彼らが私はどうしても好きになれなかったんだもの。
とくに主人公、ほんとイライラさせられるというか、ある意味演技上手すぎです。あの煮えきれなさというか、流されっぱなしというか、それゆえの自己中心さとか、間の悪い感じとか。もちろん人間は常にかっこよくも潔くも強くもなくて当然ですが、みっともなさ、弱さにも、人間的に共感できるものと、許容できないものがあって、この主人公って私的には後者なのです。説教たれてるサラリーマンの先輩や、殴られ損な部長さんとかのほうに共感してしまった私は、もう駄目で嫌な大人なだけなんでしょうか。
インタビューで監督がおっしゃってたように「何もない、何も起こらないことについての映画」っていうのは私も絶対ありだと思うのです。日常はそんなにドラマティックではないし、でもふとした瞬間があって、それはささやかで取り立てて映画にするようなことじゃないんだけど、でも、何かあるんだよねっていう、そういう部分はすごい共感します。でも、この映画はね、なんかね・・・。ま、個人の好みレベルの問題だとは思うのですが。
えー唯一幸せだったのは、元スレイヴ的にスクリーンでSUGIさまのお姿を拝見できたこと(笑)どんなに浮いた芝居をしてても、顔が好きだからいいの。エンディングは小吉もといSCUDELIA ELECTROでしたが、これは良かった。ラストシーンは、原作と違ったプチカタルシスが用意されてて、そこは、いいなと思いました。
(2003.03.22) -
他の国の人と屋上で騒ぐシーンが印象的だった
-
何年か前に見た映画。
いくつになっても夢を追いかける人は素敵。
自分のやりたいことってなんだろうと考えていつかわたしもこんなふうにできたら楽しいのにと思ってたら何年も経っていた。
自分の今の夢はなんだろう。 -
TSUTAYAの旧作コーナーにて、「重くない」「血を見ない」「前向きな気持ちになれそう」なものを探していたら発見。まず、タイトルに惹かれた。そして内容もアタリだった!!同級生が立ち上げたインディーズブランドをひょんなことから手伝うようになり、だんだんのめり込んで脱サラしてまう男の話。
だけど全体に流れる雰囲気はあくまでもライト。
かと言って、きらきらしく脚色されてる訳ではなく、うまくいってないところがリアルだと思った。そこがよかった。気に入った理由のひとつ。
最大の魅力はパタンナーのツバキさん(りょう)。
彼女すっごくキュートで、しかも中身もカッコよくて、大好き。彼女が自身の創作哲学を車の中で主人公に語るシーンが特に好き。 -
行定監督が、このキャストだから生まれた作品だと言っていた。確かに、キャストと役柄が素晴らしい。りょうという女性キャスト一人で、その周りの男性キャストが何かを放ってる。
-
確か10代の頃だったと思うけど原作を読んでいて、そのあと映画も2回見て、今Huluで見つけたのでまた見て、もしかしたら☆4つ分くらいは好きかもしれないと気付いた。
「きょうのできごと」と同ジャンル。「人生は続き、人生が続く」というような映画。ゆるやかなカーヴ。
原作にあった(と思う)、「すごく細い縫い針がそこら中に落ちているなかで雑魚寝しているから、Tシャツにまぎれこんだ針でなんだかチクチクする」みたいなシーンが好きだったのを思い出した。映画には出てないけど。 -
りょうがかっこいい。
ひたすら綺麗。
みんなが真剣にミシンを操るところはいいけど、「ミシンでやったところ、悪いけど手縫いで」ってリクエストするシーンがあって、なんか違和感。