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- / ISBN・EAN: 4935228998166
感想・レビュー・書評
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狂気と混乱。当時を少しでも知る者としては楽しめたけれど、知らない人にとっては「?」がいっぱいかな?
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劇中のイアン=カーティスのボーカルスタイルが堪らない。死んだ本人ではなく、僕にとってこの映画のイアン=カーティスが彼そのものになってしまった。狂気と表現のはざかいで、この俳優は勝利したのだと思う。
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前半のJoy Divisinのくだりがやっぱりかっこいい。思わずベスト版をレンタルしてしまった。ハッピーマンデーズはほとんど聴かなかったがそんなにすごいバンドだったのか。ハシェンダもあんな感じのクラブだったんだな。もう少しNew Wave初期の頃のエピソードが多いのかと思っていたが割とマッドチェスターのほうが中心だったのがちょっと残念。
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76年イギリスはマンチェスタームーブメントの話。
Joydivision , Happy Mondaysを軸に、
ポストパンク〜ニューウェーブ〜レイブカルチャー
当時のカルチャーを感じる事ができる。
ムーブメントの中心部にいた、中心を見ていた、
ファクトリーレコードを設立したトニー=ウィルソンを主人公&語り手にしている。
音楽は人と人をつなげてくれる。
酔っぱらいながら観たい映画です。
Acid!!! -
ファクトリーレコードの栄枯盛衰を創設者トニーウィルソンの目線で描く。
パンクが誕生した(ピストルズの初ライブにより影響)ころから、マンチェスタームーブメントの盛り上がりをその時の曲に合わせて追いかける
映像は70年代のクスリでトリップした感じから、イギリスに極右政党が台頭し、抑圧される市民の鬱屈した雰囲気も表す。
とくにトニーウィルソンは何度か神からの啓示を頂く。
トニーウィルソンは「契約した」ミュージシャンにやりたい放題やらせてレコード会社、クラブを破産させたことでも有名。
中身は恐ろしく賢いのだろうが、迷経営者の部類に入るだろう。
(おそらく私がレコード会社を経営しても自分が見込んだアーティストにべた褒れし、周りの意見を聞かず、周辺を含めたおしゃれな音楽を追求するだろうから、この人の様な顛末になるだろう)
よく接していても、あまり中が見えない音楽会社の中が伺えるてんでも面白かった。
つい最近めっぽうはまっているjoy divisionのエピソードが前半、後半は浪費の立役者happy mondaysが中心。
「コントロール」と合わせてみるとダブってる箇所があり楽しい。イアンは「コントロール」の方が雰囲気出てる。
イギリスの音楽シーンを再考しようとするきっかけになった。
ラフトレードやヴァージンレコードについてもこの辺のエピソードを調べてみようと思う。 -
何曲か聴いててピンとこない音楽があったり、マッドチェスターは思った以上に深いものだなーと思ったり。近頃(この作品には出てこないが)ローゼズが再結成したし、マッドチェスターの造形が深まった良い機会になった。80年代の音楽はよく批判の対象になりやすいが、バンド主義だったロック黄金期70年代とオルタナブームの90年代の間で揺れ動いた独特の時代と文化でうまれた貴重な産物だと思う。バンド中心のライブではなくてオーディエンス中心のクラブが主な活動の場で、その点は忠実に描かれていた。ただ、イアンの自殺やバンドの成功と失敗の道程を、短時間に詰め込み過ぎて、その上トニーの回顧録とあってマッドチェスターがいかにもファクトリー・レコードだけが作ったブームメントに見えた。
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音楽を裏で支えた人の物語。あまりドラマチックな展開はなく、半分ドキュメンタリー的作品。
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New order、Happy Mondays が聴きたくなる。 映画としては…まあ、ドキュメンタリー・ミュージックPV として観ればそこそこ。
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90年代音楽シーンに訪れたマンチェスターブームの一端を知るには、もってこいの優良映画。Joy Divisionについては衝撃。
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微妙。
パンク&ロックがメインな映画かと思いきや、『マンチェスターの音楽シーンを作った人々!』みたいな感じ。
最初はピストルズから始まって、ロックなバンドとかひとしきり出た後、ダンスミュージック系に話が移行。劇中でもここからが第二章とか主人公がしゃべってた。個人的に評価は低め。