アバウト・シュミット [DVD]

監督 : アレクサンダー・ペイン 
出演 : ジャック・ニコルソン  キャシー・ベイツ 
  • CCRE
3.19
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  • (32)
  • (7)
本棚登録 : 419
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4515778550016

感想・レビュー・書評

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  •  定年退職後のおじいさん・シュミット氏の話。シュミット氏は退職後、特にやることがなかったためか、アフリカ(?)の恵まれない子供に寄付すると同時に手紙を贈るという慈善活動を始める。その手紙の中で彼は心境を吐露してゆく。
     定年退職後は妻の死や、娘の馬鹿男との結婚。大変な日々が続く中、キャンピングカーでの旅や少年への手紙で自分を見つめる。
     所々にユーモアもあり笑えるのだが、全体を見るとシュミット氏の寂しさ、孤独感が伝わってきて少し悲しい気持ちになる映画だった。

    • accoさん
      ジャック・ニコルソン、味があっていいね!長生きしてほしい!!
      ジャック・ニコルソン、味があっていいね!長生きしてほしい!!
      2012/09/09
  • Suddenly, I decided to watch this in a Sunday afternoon. It was spontaneous and that is the good point of online availability (except a couple of intermissions due to poor Internet connection...)

    I believe I became much more emotional when I watched it in the past. This time wasn't like that. It must be telling something about the state of my mind. I have to think deeply with the reason why I watched this title at this timing.

    Life can be shitty all the sudden. And yet, right after next moment, it could be wonderful. This work portrayed it beautifully with occasional silent moments. Good work.

  • 一番近くにいるはずの家族に感じない絆を、会社という繋がりをなくした今、どこに求めたら良いのか。

    無意識のうちに申し込んでいた子どもへの寄付。会ったことすらない子どもに自分の居場所を見つけたのかなあ。

  • プライムビデオで見たが、素晴らしく、面白かった。まるで、私小説のように初老の男の寂しさが出ていた。ジャックニコルソンのユーモアある演技が素晴らしかった。結婚式の後に娘と相手が楽しく踊っているときに一人寂しくしらけているのも何か侘しくて、面白かった。これは、好みがわかれると思うがアクションが好きな人は、少し退屈かもしれれない。この監督は気に入りました。シュミットは、保守的な中流家庭だが、娘が結婚した相手は、やはり、中流から少し、庶民のヒッピーの流れをくむ家庭で、自分と住む環境が違い幻滅してしまった。最後に、アフリカからの手紙の絵を見てジャックニコルソンが涙を流す場面が素晴らしかった。

  • 老後に人生をいかに生きるかというテーマはありふれたものですが、この映画のジャック・ニコルソンはかなり痛い。退職して、妻に先立たれ、生きがいをなくした彼。普通なら娘の結婚式で幸福感を取り戻すところですが、まったくそうはならないところが悲しい。結局彼の心の拠り所になるのは、会ったこともないアフリカの子どもだというところもまた悲しい。

    キャシー・ベイツがジャック・ニコルソンを介抱するシーンの「ミザリー」感は狙ったか? あと彼女の入浴シーンは強烈だった!

  • 原題:ABOUT SCHMIDT (2002年)

    ちょっと思ってたのと違った。
    登場人物は現実離れしたような人たちが多い反面、ストーリーは現実ってこんなもんだよね…という感じでした。
    キャストを知らずに観たので、キャシーベイツが出てきた時にはちょっと得した気分。
    少し飽き気味で観ていたが、ラストが良かったので中断しないで良かった。

    “アメリカ中西部オマハ。この日、勤め先の保険会社で定年退職の日を迎える66歳のウォーレン・シュミット。彼はこれまで妻ヘレンと今は離れて暮らす娘ジーニーと共に、平凡だが特に不満のない人生を送ってきた。そして次の日から新たな人生を歩むことになる。しかし、翌朝目覚めてみると、シュミットは会社中心の生活リズムが染みついていたせいか手持ち無沙汰になる日々が続いた。そんなある日、妻ヘレンが急死する。そして葬儀の準備に追われるシュミットのもとへ、愛娘ジーニーが婚約者ランドールを伴い戻ってくるのだった…。”

  • ぼくには早すぎたみたい

  • これは良作。
    ジャックニコルソンは名演。

    普通にそこらにいる人が日常的に抱えてる、違和感、孤独、悔しさ、侮蔑、、
    そしてひと時の幸せ、友情、愛情。

    こうやって歳を取り、死んでいくもの。
    どこにだって転がってる人生や感情を、丁寧な作りで表現した、良い作品。

  • つらい

  • まずニコルソンの演技に拍手。年老いた妻の寝顔を見て「私の家に居るこの婆さんは誰だ?」のところで吹き出してしまった。妻だよっ!うちのムスメもあんなアホな男を連れてきたらどうしよう。ま、いっか。

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