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- / ISBN・EAN: 4988104021724
感想・レビュー・書評
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世界に誇るゴジラ・シリーズ第26作。21世紀に入ってからの本シリーズはすべて1954年の第1作の続編という形をとっているが、今回も例外ではない。
日本政府は約50年前に死んだゴジラの骨を採取し、その遺伝子と現代技術を組み合わせて、ゴジラ防衛のための新兵器メカゴジラ=機龍を開発した。
かつて自分のミスのために先輩をゴジラに殺された特生自衛隊隊員の茜(釈由美子)の遠隔操作により、機龍はまもなくして現れたゴジラに戦いを挑む。
平成ガメラシリーズに対抗した平成ゴジラシリーズの一作だけあって、ゴジラが上陸した時に自衛隊がどのように対抗し攻撃するか、市民にどのように被害が出るかをシミュレーションして、今までのシリーズを踏まえて、ゴジラ対策秘密兵器をどのように予算を組んで建造するか、機龍の訓練などをリアリティと迫力を重視した描写満載で描きます。
自分のミスのせいで先輩を死なせた心の傷を背負いながらゴジラと戦う機龍のパイロットを演じる釈由美子の凛とした魅力と演技が、印象的な人間ドラマ色の強い傑作怪獣映画です。
機龍が暴走しながらも、ヤシマ作戦でゴジラに打撃を与える展開が、胸熱いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別途
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人気アニメシリーズと似たシーンが多いことなどから、毀誉褒貶の多い作品だが、素直に楽しめた。特撮も独特のスピード感があってよかったと思う。
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BSNHKで放映したのを視聴。
「GODZILLA」を見た直後なので、どうしても比較してしまう。
脚本が物凄くチープなのはどうなんでしょうか。
ゴジラ、メカゴジラ、と言う素晴らしい素材を持っているのに、なんという安易なお話。
本筋である戦闘シーンは兎も角サイドストーリーがむっちゃクダラナイ。
兄を殺されたとネチネチ絡む自衛隊員、宅麻伸と釈由美子との全く必然性のないラブコメ模様、水野久美が出ているのは嬉しいけど、あいも変わらず適当な国会対策。
新作「GODZILLA」に全くホワイトハウスが出てこないのと対照的だ。
所謂「昭和ゴジラ」を観て育ったんで「平成ゴジラ」は殆ど観ていないのですが、それにしても酷い出来。
唯一劇場に足を運んだ「ゴジラVSヴィオランテ」は大人の視聴に耐えうる作品だったような気がするんだけど…。メカゴジラの造形は好きですよ、昔っから。 -
役者も悪くないし、ストーリーも特撮も良くできてる。
惜しむらくはハムスターだの、松井だの、無駄なタイアップ。
釈由美子が、もう少し芝居が上手ければ言うことなかったのに。
エヴァからフィードバックしたっぽいところは、ご愛嬌かな。