インファナル・アフェア [DVD]

監督 : アラン・マック  アンドリュー・ラウ 
出演 : トニー・レオン  アンディ・ラウ 
  • ポニーキャニオン
4.15
  • (227)
  • (154)
  • (132)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 818
感想 : 186
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013646605

感想・レビュー・書評

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  • 2003年日本公開作品。どうして観ていなかったのか反省しました。とにかく面白い。導入部分は少し分かりにくかったんですが、主演の2人が渋い。マフィアに10年潜入捜査を続ける男とマフィアから警察組織に潜入している男。2人の苦悩を見事に演じられています。20年近く前の作品ですが、それを感じさせません。ストーリー展開が素晴らしい。いろんな見せ場ありです。ハリウッドでリメイクも作られているようですが、この世界観はアジアなんではないでしょうか。残りのシリーズ二作品も観ようと思います。

  • (Wikipediaより)
    2002年の香港映画で、香港ノワールの代表的作品である。

    潜入捜査官としてマフィアに入り込むヤン(トニー・レオン)と、そのマフィアから警察に潜入するラウ(アンディ・ラウ)の物語。警官として苦悩するヤンと、組織を裏切り善人になろうとするラウが対照的に描かれている。





    映画『ディパーテッド』を観たのをキッカケに 今週末は『インファナル・アフェア』3部作を一気見してしまいました。
    一気見するほど面白く 終始世界観に浸っていました。
    香港映画は若い頃にジャッキー・チェンの映画を観たくらいだと思います。
    やはり日本人なのですよね...聞き慣れていないので 人物の名前がなかなか入ってこなくて 名前と登場人物を一致させるのにとても苦労しました。
    一気に観た方がわかりやすいと IIIを観終わってる今、思います。

  • 香港の裏社会を牛耳るマフィア対警察の物語。
    香港マフィアの親分・サムにつかえ、警察にスパイとして紛れ込むラウと、警察学校出身ながら、スパイとしてサムの手下に成りすますヤン。
    ともに10年の日々をスパイとして過ごす。

    ヤンはサムの大麻取引の情報を横流しするも、ラウが警察の動きをサムに伝えたことで、決定的な現場を抑えられない。
    そしてサムは内通者に気づく。ヤンが上司であるウォン警視と密会を図ったとき、サムの手下がそこを襲撃する。
    自我を失いかけながら美人精神科医のもとに通い安らぎを得るヤン。
    無慈悲なサムへの忠誠が薄れ、警察として生きる道を考えるラウ。ラウの正体に気づいたヤン。ラウの婚約者マリーのもとに、一通のテープが届く。
    そしてラウはヤンの警察官としての記録を消去し、ヤンのもとへ向かう。

    スパイとして生きる二人の葛藤。敵だらけの中で、いかにバレずに情報を伝えるか、スリリングで実に面白い。
    展開に無駄がなく、俳優がみんな表情がかっこよく引き込まれた。
    ハリウッドが大金でリメイク権を買ったのも納得、さすが名作です。

  • なるほど、これは面白い。
    噂には聞いていたインファナル・アフェアとは
    これのことか。

    トニーレオンのせつない表情と
    アンディ・ラウのキリリとした口元、
    これ以上ないキャスティングでした。

    警察とマフィアに潜伏しあっていた・・・
    というマンガのような設定だが
    なんとも高濃度のカタルシスの塊。

    荒っぽさも感じたが
    設定と俳優の魅力たるや抜群の破壊力。
    色々を吹き飛ばすような魅力的な映画でした。

    これでこの映画が元ネタの
    スコセッシの「デパーデッド」も
    見ないわけに行かなくなった。

  • 日本版のリメイク作である
    ダブルフェイスの大ファンなので
    元の作品を観てみたかった。

    中身やカメラの構図まで
    ほぼ同じでビックリした。

    音楽による臨場感や緊迫感
    ストーリーの濃さなどは
    やはりリメイク版の方が好き

    原点を観ている感じがして
    これはこれで面白かった。

  • 組織で潜入捜査を行う警察官と警察官になりすまし組織のために働く男。
    騙し騙され疑われという緊迫した展開の中で、次第に自分の中の正義や善悪がわからなくなってゆく。

    終始緊張感が漂う展開で中弛み感なし、緩急テンポ良く進む。
    血の臭いがする話なのに主役2人の哀愁を帯びた美しい佇まいで必要以上に重くならない。
    ビルの屋上やスーツ姿でグレーが多い画面に、ちょっと退廃的な雰囲気のアジアの音楽がとても似合っていて、どこか懐かしい品がある。

    道は自分で選ぶしか無い。
    でもそれは地獄への入口かもしれない。
    何かが解決したように見えてもそれは新たな苦しみの始まりかもしれない。
    「死後絶えることのない無間に続く苦しみ」という仏教用語であるタイトルの意味が、見終わってからじわじわと効いてくる。

    続編は見るか迷い中。

  • 警察とマフィアのダブルスパイもので、中だるみする所がなく、とても面白かったです。おすすめです。
    「無間道」という地獄を表すタイトルが本作ではイマイチぴんと来なかったのですが、どうも三部作とのこと。この緊迫感で3作見るのはなかなか大変です。w
    作品の作り込み全てがよく出来ています。無駄がなく、しかもかなり凝縮されているので、観た後は疲労感があるくらい濃くて、語りたくなる作品でした。

    ※以下、超個人的感想。
    本作の重要人物を演じる「アンソニー・ウォン」が知り合いと仕草まで全部がそっくりで、シリアスな作品なのにそこだけどうにも可笑しくて、いつか彼に紹介したいと思いました。

  • 何度も観てる大好きな3部作なのですが、どうして1作目の感想書かずに先に3作目の感想書いてるのわたし…となったので改めて観ました。

    渋い。マフィアに潜入する警察官と、警察に潜入するマフィア…ずっとヒリヒリします。哀愁も漂ってる。
    アジア的なザラザラした感じと湿度と仏教観。リメイクも一通り観ましたがオリジナルが1番好きです。
    無間道…ラスト近く、降りていくエレベーターが転落していくラウを表してて切ない。
    3部作ぐるぐる観てて、ラウってヤンになりたかったんだな…ってつくづく思います。度々出てくる、警察学校を退学になるヤンを見て「なりたい」とつぶやくシーン…潜入がつらいのもあるだろうけど、ヤンは彼にとって善人そのものなんだろう。

    トニー・レオンもアンディ・ラウも渋いけど笑顔が可愛くて良いです。表情で感情がわかりやすい。
    アンソニー・ウォンもエリック・ツァンもいい。エリック・ツァンがずんぐりむっくりな背の低いおじさんなのが絶妙。

    いつも、何か起こるときは空の見える屋上から下へ降りている時のような気がしました。地獄は地下にあるからかな。。
    ウォン警視がタクシーの屋根へ落ちてくるところは何度見ても衝撃的です。

    2作目はおいといて、また3作目を続けて観そう…壊れていくラウが辛いけど。無間地獄だ。

    『インファナル・デイズ』という映画もたいへん気になります。ヤンとラウがひたすらかわいい、と、ウォン警視の黒歴史というコメントを見て。アンソニー・ウォン、トニー・レオンやアンディ・ラウと同年代なのですね…めっちゃ上司感だったので年離れてるのかと思ってたら。渋い。

  • 『インファナル・アフェア』(原題:無間道、英題:Infernal Affairs)は、2002年の香港映画で、香港ノワールの代表的作品である。監督はアンドリュー・ラウとアラン・マック。
    潜入捜査官としてマフィアに入り込むヤン(トニー・レオン)と、そのマフィアから警察に潜入するラウ(アンディ・ラウ)の物語。警官として苦悩するヤンと、組織を裏切り善人になろうとするラウが対照的に描かれている。
    『インファナル・アフェア』は、その後3部作のシリーズとして製作された。
    インファナル・アフェア (2002年・香港)
    インファナル・アフェア 無間序曲 (2003年・香港)
    インファナル・アフェアIII 終極無間 (2003年・香港)
    3部作の第1作はヤンとラウを中心に、マフィアの壊滅とヤンを含む仲間の死までを描き、第2作ではヤンとラウの「潜入」までを香港返還までの時代を背景に描き、第3作ではヤンの死後と第1作では描かれなかった新事実を描いた。

    あらすじ:
     1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。(ウィキペディア)

  • 恥ずかしながらインファナルアフェアを今さら鑑賞。
    なるほど、これは傑作だ。
    何だろう、善と悪の間での苦悩を直接的に表現していないのが秀逸。
    そして何より、トニーレオンの名演だろう。
    ケリー・チャンもまた堪らない。
    香港ノワールの衝撃を受けた一作。

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