21グラム (初回出荷限定価格) [DVD]

監督 : アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 
出演 : ショーン・ペン  ナオミ・ワッツ  ベニチオ・デル・トロ  シャルロット・ゲンズブール  クレア・デュバル  メリッサ・レオ 
  • 東北新社
3.48
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感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364610980

感想・レビュー・書評

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  • 3人の境遇をそれぞれの視点で感情移入できるようにつくられた凄くいい映画だと思ったということは前提として。21グラムは魂の重さという、キャッチコピーのインパクトが凄い割に、映画の内容はそこに直接関わってないから、名前負け感がすごかった。

    というかこの監督…バベルもそうだけど題名つけるの気をつけたほうがいいと思う…。

    あとmementoみたいな難しい映画は好きなんだけど、あれは記憶喪失の設定だから面白かったわけで、この作品のバラバラ感はちょっと雑すぎないかと思ってしまった。

    そしてひたすらに…ショーンペンの奥さん美人なのにかわいそう。

  • 事実としての出来事は、
    いつでも順序良く進んでいるものかもしれないが、
    観念はいつでもあちこちに飛び、
    思い出したり忘れたりしながら展開し、
    生きる人間の数だけ意志は絡み合い、
    世界が構成されていく。

    乱れる時間の流れが、
    まるで感情と思考の流れのようであり、
    個人内のみならず他者との関係性の中で生じる観念を描き、
    表現することに成功している作品。

  • 2度目なので、映画館でみたときより構成によるインパクトは薄かったけれど、やはり泣いた。

    デルトロのストーリーによく反応していることに気づいて、これは悲しみや絶望のひとつの究極3例なんだなあと思う。もっとたくさんをこの映画は含んでいるけれど、シンプルにすると。

    大切な人を失うのと、自分の死に直面するのと、罪を犯すの中で、私はデルトロが一番悲しいんだ。罪自体でなく、罪の周りに派生するもの。責任の及ぶ範囲の問題なのかな。他の2つは、私にとって、実際人生を続けていく余地があるのかもしれない。3つめを背負ってやっていく強さが、一番難しく感じるからかもしれない。

  • 心臓移植を受けた人がその家族を探し…みたいなあらすじを読んで、さらにこのタイトルであれば感動系だろうな〜なーんて観出したらあまりにヘビーな内容に、おい…となった。観る映画の気分てあるじゃん…すごい映画だけど、せめてタイトルちょっと違くないかなあ…

  • なんて無慈悲な…。「それでも人生は続く」なんて軽々しく言えない瞬間

  • いい(面白い)映画ではないかもしれませんが、個人的には良かったです。
    ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、そしてベニチオ・デル・トロ、主役みんながとても良かった。シャルロット・ゲンズブールも美しい人だった。
    3人の人生が不幸で交わるまでの時間を、細切れで、前後に飛びながら見せる構成なので、途中は意味が分からないシーンが多いのですが、段々と一本の不穏な線で繋がっていると感じ始めると、後はラストまで一気に持って行かれます。
    ラストが良いです。こんなに不幸な糸に絡まった人生の中で、彼らがあんなにも幸せな顔を見せたシーンを紡ぐので目頭が熱くなります。
    タイトルは、人間が死ぬときに21グラム軽くなる、という話から来ているのですが、全員が様々な人生を送り、どんなに重い話があったとしても、失われるのは21グラムだけ。それがもし「魂」の重さなのであれば、人生の重さに比べてあまりに軽い。

  • 心臓移植をした男、交通事故を起こし人を死なせた男、交通事故にあい死んだ男とその妻、この3者が1点に交わる。時間軸が交差するのは苦手。この3者は交わっちゃいけないな。

    ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、はとてもいい。

    監督は「アモーレスペロス」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。「アモーレスペロス」は公開時見た。3者が交わる、という手法は同じ。でもこの監督は「バベル」とか「レヴェナント・蘇がえりし者」とかとってるんだなあ。「レヴェナント」はよかった。


    2003アメリカ
    2022.2.26BS12

  • 今日、早くに目が覚めちゃって見てた映画。

    難しかったなぁ。。。
    映像パズルみたいな感じで、最後まで見ないとストーリーがつながらない。

    結果から言われて、「なんでこーなったんだろ?」って思いながら、「この映像もどっかとつながるはず」って考えながら見てました。

    「クラッシュ」と似てる感じだけど、クラッシュよりも登場人物がどうしようもなかった。
    1つの交通事故が、決して出会うことのなかった人たちに一生忘れられない感情を植えつけながら、いろんな人をつなげていく。

    その感情は家族を失ったつらさや怒り、憎しみだったり、殺してしまった罪悪感だったり、死ぬはずだったのに生きてしまったことに対しての興味だったり。

    一瞬で、今の自分が拠り所にしている人たちを失う絶望感。
    死を宣告された後に自分はどう生きていくのか。

    人は死ぬときに「21g」だけ軽くなるんだって。
    その21gが奪い去っていくのは、俺の何なんだろ?

    人の人生はそんなに軽いもんじゃない、と思いたいけど、誰かが死んだとしてもみんなの人生は続いていく。

    願わくば、その瞬間まで好きな人達と好きなことして、共に笑って生きていきたいもんすね。
    Life goes on、か。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • 見て損はない

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