華麗なるギャツビー [DVD]

監督 : ジャック・クレイトン 
出演 : ロバート・レッドフォード  ミア・ファロー  カレン・ブラック  スコット・ウィルソン  サム・ウォーターストン 
  • パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
3.58
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113814751

感想・レビュー・書評

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  • ・男性陣の汗が気になる。
    ・デイジーが中谷美紀に見える。
    ・マートルが怖い。

  • 1920年代アメリカの服装
    着物ガウン、フラッパー、ピンホールシャツ、ステッチ幅の広いジャケット

  • フランス行きの飛行機内でたまたま発見したのが観たきっかけです。
    もともとミア・ファローが好きで観たかったので、良い機会を与えてもらえたなぁという気持ちです。
    ちなみにですが、全て英語(+ハングル字幕←ハングル読めないので無意味・笑)で観たので、私の英語力不足で勘違いがあるかもしれません。あしからず。

    ☆ちなみに☆
    この後に書くことは、全て私の私見です。おそらく関連する論文等(小説グレイトギャッツビーに関するものも含めて)あると思いますが、それらを参照した訳ではないということを予め断っておきます。
    私は論文を書くつもりはなく、ただ個人としてこんなふうに思ったー!皆はどうだろう?みたいなノリです笑



    この作品、ファッションがすごくかわいいです。
    年代で言えば、ちょうど1920's頃のファッションに見えました。
    と思ったら設定はちょうど1922年なのですね!!ちなみに、この作品自体は1974年の作。

    この時代と言えば、コルセットから解放され、すとんとしたライン。東洋のオリエンタリズム。などなど。
    私の好きなデザイナーの一人、ポール・ポワレが活躍していた頃かと思います。
    コルセットからの解放が意味することは、やはり従来の女性に対する束縛からの解放が一番大きいです。

    また、女性のヘアスタイルもショートからミディアムヘアばかりでした。
    私はショートヘア(しかもベリーショートかくるくる巻き毛!)大好きなのでかなり興奮・笑
    このヘアスタイルも、女性=長い髪(+働かずに待つ存在)という縛りからの解放を意味しているかと思います。
    蛇足ですが、これまた大好きなオードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』でアン王女が勝手に髪を切ってしまう場面があります。
    これも、王女という立場から男性同様自由に行動する女性への変化を表しているんだろうなぁと私は思いながら観ていました。


    さらに言えば、この『華麗なるギャッツビー』では女性が車を運転し、男性が助手席に座っていたりする。
    しかも、ヒロインであるテイジーを始めとする女性陣の振る舞いが自由奔放。


    見方によっては、この作品は「束縛された女性の解放」を顕著に表しているのかも!


    画面作りに関しては、印象派っぽい、と感じました。
    例えば、ギャッツビーとヒロイン、テイジーが庭園で二人並ぶ場面は、まさに「ルノアールだ!」と。
    また、キスシーンを直接映さず、あえて水への反射を見せるという手法もありました。
    さらにその水には赤い金魚が泳いでいて、
    その移動によって水が揺れる→映る画も揺れ動く
    という懲りよう。
    このシーンを見て思い浮かべたのがモネの睡蓮。
    モネの睡蓮も、庭の池に映った木々+池に浮かぶ睡蓮という構成になっています。
    似てる気がする。



    ストーリーは、どこかもどかしさとか、すっきりしない感じが残る。私は好きです!




    ごちゃごちゃ書いたけれど、なんだかんだでミア・ファローとファッションの可愛さが一番オススメポイントだったりします笑

  • メロドラマなのか?と思って見ていると、最後に、これは文学なんだとわかりました。

  • 原作を一度読んだはずなのに、展開に愕然。。。絶望。
    映像はきれいだし、描かれているギャツビーも。音楽も。素晴らしい。
    フランシス・フォード・コッポラが脚本。

    <あらすじ>
    1920年代のアメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドに豪華な邸宅を構えるジェイ・ギャツビー(ロバート・レッドフォード)は夜毎のようにパーティーを催していた。彼の身分は謎に包まれていたが、招待客は密輸やスパイ、殺人など法に背く行為の末に大金持ちになったのだと噂し合っていた。そんなギャツビーの隣に住むニック・キャラウェイ(サム・ウォーターストン)は、数回パーティに招待され、徐々に彼の秘密を知るようになった。ギャッピーはダコタの農家に生まれ、17歳のとき鉱山成金に拾われた。そして第1次大戦に参加し、陸軍少尉となった彼はルイビルのキャンプにいるときデイジー(ミア・ファロー)と知りあった。2人は互いに心ひかれ激しい恋におちたが、ギャツビーは軍の命令でフランス戦線へ派遣されてしまったのだ。その頃のことをニックは知らなかったが、デイジーとニックは従弟同志だった。ギャツビーがフランスへ発ったあと、デイジーはシカゴの富豪トム・ブキャナン(ブルース・ダーン)と結婚した。トムとニックはエール大学での級友だった。数年後、戦線から戻ったギャッピーは、自分の青春を賭けて愛したデイジーが結婚したことを知って苦しんだ。しかも彼女の生活はギャツビーの手の届かない上流階級にあり、社交界の花形としてその日々を送っていた。ギャツビーは再びテイジーの心をとり戻す決意を固め、5年が過ぎた。今、ギャツビーはロングアイランドに大邸宅を構えていた。それは、デイジーの邸と湾をへだてて向かい合っていた。ギャツビーは夜毎豪華なパーティを開いた。当然、社交界の話題はギャツビーに集中し、2人はニックの仲介を得て再会した。デイジーはギャツビーの変わらぬ愛を知り、感激した。夫にはマートル(カレン・ブラック)という情婦があり夫婦生活がうまくいっていなかったのだ。ある日、ギャツビー、デイジー、ニック、トムが顔を揃え、ギャツビーとトムがデイジーをめぐって対立した。その帰り道、興奮するデイジーが運転するギャツビーの車がマートルを轢き殺してしまった。そうとは知らないマートルの夫のウイルソン(スコット・ウィルソン)は、トムにギャツビーがマートルを轢き殺したと入れ知恵され、ギャッピーを射殺すると自らも命を断った。

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