birdy

アーティスト : bloodthirsty butchers 
  • 日本コロムビア
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988001996330

感想・レビュー・書評

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  • 「目的に変わる何か あるかならば それにつかまり 君のこと忘れよう 軌道修正 遥か彼方 もう一度と やり直して まだ行けるさ 大丈夫」discordman

  • ブッチャーズのフロントマン吉村秀樹は、その精神が宿ったようなフィードバックギターやディレイ、大きなウネリを創り出すコードストローク…etc に惚れ惚れさせてくれるギターリストだ。さて、不動のトライアングルを築いてきた彼らの中に、元NUMBER GIRLの田渕ひさ子が加入しての、初のオリジナル・レコーディングだ。

    彼女の参加によってバンドは、瑞々しいパッションを手にし、分かりやすく言えば、曲はアップに端的に短くなった。そして吉村の歌詞は、どんな時だって自分の愛するいくつかのロックとともに外へ飛び出して行けるんだ、といった初心が沸いてくるものばかり。何故、歌い、ギターを弾き、バンドをやってるのかをここまで明確に表してくれた作品は過去になかった。痛快!(石角友香)

    メディア掲載レビューほか
    ロック・バンド、bloodthirsty butchersのアルバム。元NUMBER GIRLの田渕ひさ子のメンバー加入後初の作品。全10曲を収録。ワビサビを心得たメロディーと神がかり的だった3人のサウンドに、あのチャコちゃんギターが起こす化学変化は圧巻。

  • 北海道道産子出身轟音バンド、ブッチャーズ。
    元ナンバーガールの田淵ひさ子嬢を迎え、4人になって最初のアルバム。
    個人的には大傑作と評された96年の「kocorono」に次ぐ傑作アルバムだと思う。

    とにかく1曲目の「JACK NICOLSON」これでしょう。
    これ聞いて、バンドっていいなぁ、と本気で思った。
    PVでのおっさんの熱さには猛烈に心を奮い立たせる何かがあるよ。

    また、アルバム全体としても「このバンドを続ける事の意味」を掘り下げた歌詞が目立つ。
    「お気に入りの曲をつめ 今はこいつと歌い僕の下から 
     払いのけていこう」
    「笑いたいが為になお ギター弾いて歌ってる
     満足がない為 ギター弾いて歌ってる」

    そりゃあ30過ぎてこういった不安定な職でもやっていたら、色々と思う事もあるのだろう。
    何しろ国内外の評価(いわゆる「知る人ぞ知る」というやつね)に比べて、決してセールスも芳しくないバンドである。

    それでも、vo/gの吉村は歌う。
    「もう一度と やり直して
     まだまだ行ける 大丈夫」と。

    諦めてないのだ。自分自身を。
    このアルバムには、シビアな現実と、
    それでも諦めようとしないタフな意思と、
    全てを笑い飛ばせるだけの余裕が入り混じっている。


    何しろアルバム最終曲の
    「荒野ニオケルbloodthirsty butchers」で、
    こんな風に歌っているのだから。

    「荒野ニオケル姿と例え
     荒野ニオケル姿と例え
     それなりに楽しいさ」

    確信犯でしょう。

    そう、例え現状が逆境続きでも、僕らはそれをそれなりに楽しむ事はできる。

    まだ行けるさ、大丈夫。

  • カッコエエ

  • 元ナンバガの田淵ひさ子が加入したので買ってみました。
    聴き終わってしばらく、心臓のバクバクがおさまりませんでした。

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