笑の大学 スペシャル・エディション [DVD]

監督 : 星護 
出演 : 役所広司  稲垣吾郎  高橋昌也  小松政夫  石井トミコ  小橋めぐみ  長江英和 
  • 東宝
3.50
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104032614

感想・レビュー・書評

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  • 2022.1.6 BSプレミアムシネマを録画して。

    役所広司、稲垣吾郎。
    検閲官と劇作家。
    一日目 設定を日本へ
    二日目 お国のため
    三日目 接吻
    四日目 警官を登場
    五日目 警官のシーンが不自然
    六日目 台本回し、青空カンタ、笑いのない喜劇
    七日目 赤紙、帰ってこい死んだらいかん

  • 素晴らしい。ネタバレしそうなので時間がある時にまた書きます。

  • 【あらすじ】
    昭和15年。戦中のため、国民の娯楽である演劇の脚本は全て検閲を通されて上演されていた。劇団・笑の大学の座付作家・椿は、次回作『ジュリオとロミエット』を、警視庁検閲係の向坂(笑いに興味がない)から主人公が西洋人であることが問題と言われ書き直しを命じられる。舞台を日本に置き換え、主人公も寛一とお宮に変更した2日目、「お国のため」というセリフを3回入れるよう命じられ、喜劇作家として面白いことを書きたい椿は頭を抱える。

    【以下ネタばれあらすじ】
    接吻シーンの排除、向坂の上官を登場させろ、しかも自然な感じに→テコ入れの度に脚本がどんどん面白くなる一方、警察の犬として劇団員から嫌われていた椿は、喜劇を完成させることが自分の闘いであると語る。最後に向坂は「笑いの要素を一切排除せよ」と命令→翌日完成した脚本は今までで1番笑えるものであった。実は椿に昨夜赤紙が届いていた。それなのに笑える脚本を完成させた椿に感服した向坂は「必ず生きて帰って来い」と見送るのだった。

    西村雅彦×近藤芳正の舞台版も観たことがあるのですがものすごい出来でした。映画は舞台を観た後なら笑えると思います。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 役所広司すごいなー
    ちょいちょい笑えるシーンがあったけど、青空貫太をボロクソに言うシーンが一番面白い。
    最後ちょっと暗くなっちゃったのが残念。

  • 2004年作品 三谷幸喜監督

    笑いとは こうやってつくるのか?
    という 手練手管を 検閲官(役所広司)の指摘に対して 
    脚本家 椿一(稲垣吾郎)は 対応する。
    舞台は 昭和15年。

    不許可 と言う判子をおす 役所広司。
    彼は 腹から笑ったことがない にもかかわらず 劇の検閲官となる。
    その設定から 『笑い』の本質を 明らかにしようとする工夫がある。

    今川焼 をわたす 稲垣吾郎。
    検閲官は 怒るが 結局は受け取ることに・・・
    なんとなく、今の中国を思い出させる。

    稲垣吾郎の書いた脚本は ロミエットと ジュリオの物語・・・
    役所広司は言う 『皇紀2600年になぜ外国人の名前なのだ。』
    稲垣吾郎は 寛一お宮の物語に変える。

    役所広司は言う 『国のため と言う言葉を3回言う』
    国のために・・・といって おくに さんが出てくる。
    国のために・・・といって すき焼きが出てきて お肉のために変えてしまう。

    劇団の座長の小松政夫のギャクが 寒い。

    役所広司は言う 『接吻はしてはならない』
    稲垣吾郎は 邪魔をする警官を想定する。
    そこから 役所広司がいろいろアドバイスする側に・・・

    稲垣吾郎は なぜ 笑っていけないか?
    と質問をして 役所広司は 怒り・・・
    『笑う箇所はすべて削除せよ』という・・・
    稲垣吾郎の書いてきた 脚本は・・・

    楽しめました。

  • 映画は脚本だよねって教えてくれる

  • 密室劇。三谷映画のなかで一番好きかも。
    喜劇に対する愛を感じる作品。主役の二人も人間らしくて、すごく可愛い!

  • タイトル通り、笑い(構成)の勉強になった。
    物事を構成していく時の頭の中の葛藤がそのままスクリーンにあらわれた作品という印象を抱く。自分の思考パターンと違う人の頭の中をのぞいている気分になり、次の展開にわくわくし、まるで映画と対話しているようだった。
    【以下、微ネタバレ】
    ただ、だからこそラストに検閲官殿がデレはじめたのは折角の対立構造が一方に懐柔されてしまったようで個人的には残念でならなかった。コメディ映画の〆としてみるには舞台背景がシビアすぎる故、彼らしさを貫いてある程度ニヒルに締めてもらった方が厚みが出ていたように思う。
    まあ、オチに監督らしさがでるとはこういう事かー。

    TVと映画でしか知りえなかった三谷さんの世界観を「劇」として垣間見た気分になれて良かった。(2004年/日本)

  • 三谷監督作品で一番好き。
    とても笑えます。
    ダメとわかってる悪いことを、言葉遊びで挑発して楽しむ大人2人の無邪気さというか少年さというか。
    面白くて、心にもじんわりときます。

  • 題名の割りに最初全然面白くなくて、
    つまんなくて眠くてどうしようかと思った。

    でも見始めたら最後まで見なきゃ気がすまない私なので見続けたら、なんとまあ良い映画だったーー( ´△`)

    役所広司さん本当に演技上手い。
    真面目なのに面白い。

    映画の内容として、笑える面白さはほとんどないけど、感動的なお話だと思います。

    笑いを愛する喜劇作家と笑いを排除したい検閲官の友情物語。

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