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- / ISBN・EAN: 4988102007430
感想・レビュー・書評
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ランボーシリーズの中でも一番好きな映画です。ベトナム帰還兵であるジョン・ランボーの苦悩と反発を描いています。ラストシーンの語りが全てですね。
主人公に対する嫌がらせと迫害に対して反撃をするわけですが、不器用というかやりすぎてしまうわけですよ。でも彼にはそうするしかなくて、そうしてしまうように訓練されてしまったわけで。一度体に染み込んだものはなかなか忘れられないんですよね。苦しい体験ほどなおさらそうです。昔取った杵柄で人々から賞賛を得られたらいいのですが、そう上手くいかない人も多いものですから。
大分偏った意見を述べてしまいましたが、私自身も社会に対して生きづらさを感じているので、どうしてもランボーに感情移入したくなります。この映画は、ランボーはただ派手なだけだと思っている方にこそ見ていただきたい作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ランボーというと、スタローンがドンパチやるだけのよくあるB級映画かと思っていたけど、実際よく観てみると結構思ってたのと違ってた。
人間ドラマ的な要素が結構あって、しかもそれがいい感じになっていてなんだかいいなって思った。
浅いように感じていたけど、よく観ると実は深い映画だってことに気付いた。
終盤のランボーの嘆きが心に残る。 -
2012年9月25日観賞。ベトナム戦争帰還兵のジョン・ランボー。戦友を訪ねおとずれた先の田舎町の保安官に目を付けられ嫌がらせを受けるうち、彼の怒りが爆発する・・・!たくましい筋肉を剥き出しにして機関銃を撃ちまくるスタローンの勇姿、密林での息詰る追跡と逆襲、爆発する車両・ガソリンスタンド、砕け散る窓ガラスなどの激しい戦闘シーンが目立つが、さびしげなスタローンの目付きとずっと多くを語らなかったランボーがラストに激しく独白・泣きじゃくる姿が非常に印象的。戦争は、当事者の中ではいつまでも終わらないものなのか。
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アクションもなかなかだし、音楽もよし、トラウトマン大佐渋すぎ、そして最後のランボーの激白に涙が止まらない。
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ランボーといえばマッチョが暴れる映画というイメージだが、テレビ放映を観たような記憶すらほとんどなく、Netflixでようやく観た。ベトナム帰還兵のランボーが街にやって来たらお巡りに因縁つけられて追い出されて、遂には留置場に入れられたもんだから暴れて脱走して山へ逃げ込む。凄腕のランボーは一人で何人も倒していく。なぜ保安官が軍隊のようなものを指揮しているのか分からんが、ランボーは大勢に囲まれてもなんのその。スタローンが若くて精悍でかっこいい。
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テレビで何度も観た。ランボーが脳内で乱暴に変換されるのは私だけではないはず。
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全く女っ気がない。エイドリアンの支えがあるロッキーと違って文字通りの孤独の中で戦っていかなければならないランボー。ストイシズムという言葉では甘くて物足りない。私なんかは単純にランボーの孤独な戦いにジーンと来ちゃうのだが、よくよく考えるとかなり身勝手ではある。アメリカが戦争を正当化するときの論理と似ていないでもない。正義の押し売りと言われれば確かにそうだと思う。それでもやっぱりジーンと来ちゃう。トラウトマン大佐に肩を抱かれて投降するランボーがどこか遠くの方を眺める画を背景にして流れる"IT'S LONG ROAD"を聴くと胸が熱くなってしまう。恐ろしいことだけれど。
ラストシーンはニコ動の嘘字幕シリーズで「就活疲れの学生の叫び」MADになっている。ベトナム帰還兵の苦悩と比べるべくもないかもしれないが、ロッキーが大佐に吐露した「戦場では100万ドルの兵器を任されても、本国では駐車場の係にもなれない」という台詞を踏まえたものと思われ、なかなか秀逸。 -
ランボーもロッキーも1作目!
後はなんだろ?