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- / ISBN・EAN: 4571130843363
感想・レビュー・書評
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ヒッチコックの有名な作品。今見るとちょっとテンポが悪く感じるけれど、緊張感と笑いの緩急のつけ方はやっぱりうまい。音楽の使い方も効果的。今ではたいして刺激的ではないけれど、ハラハラするシーンもある。DVDにおまけで入っている撮影裏話も面白かった。当時のアナログながらアイデアに満ちた撮影テクニックは興味深い。
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NHK BSプレミアムで放映していた「アルフレッド・ヒッチコック」監督作品の『知りすぎていた男(原題:NHK BSプレミアムで放映していた「アルフレッド・ヒッチコック」監督作品の『知りすぎていた男(原題:The Man Who Knew Too Much)/1956』を観ました。
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「ヒッチコック」が、イギリス時代の自作『暗殺者の家』をリメイク。
あるフランス人の死に立ち会った「ベン」は、断末魔の男の口から某国の首相暗殺計画を知らされる。
やがて「ベン」の口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。
「ベン」と妻の「ジョー」は、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく……。
「D・デイ」の歌う“ケ・セラ・セラ”が非常に効果的に使われるサスペンス・スリラーの傑作。
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1934年(昭和9年)制作の『暗殺者の家』のリメイク作品… 『暗殺者の家』は観たことがあるのですが、本作品は初めてです。
当時仏領のモロッコへ息子連れで観光にきていた「マッケナ一家」は、謎のフランス人「ベルナール」と昵懇になるが、スパイであった彼は「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉を残して暗殺される… 同時に息子「ハンク」が、一家に近寄っていた「ドレイトン夫妻一味」によって誘拐されてしまう、、、
警察に頼る訳にもいかず、「アンブローズ・チャペル」という言葉を頼りに、ロンドンに飛んだ夫妻は息子の捜索を開始するが、要人暗殺という巨大な陰謀に飲み込まれていく……。
「ヒッチコック」お得意の巻き込まれ型のサスペンス・スリラーでしたね… 「ドリス・デイ」の歌う“ケ・セラ・セラ”が印象的だったし、物語の中で非常に重要な役割を担っていましたね、、、
画像的には、ロイヤル・アルバート・ホールでの演奏会で、暗殺者がシンバルの音にあわせて銃を撃とうするシーンの、シンバル越しの映像が印象的でした… 悪党一味がやや間抜けな感じはしましたが、何も知らない友人たちが待ちくたびれているホテルの一室に親子で帰ってくるハッピーエンドの結末も好感が持てるし、「ヒッチコック」作品にしては観やすい作品でしたね。
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監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:アルフレッド・ヒッチコック
原案:チャールズ・ベネット
D・B・ウィンダム=リュイス
脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ
アンガス・マクファイル
撮影:ロバート・バークス
美術:ヘンリー・バムステッド
作詞作曲:レイ・エヴァンス
ジェイ・リヴィングストーン
音楽:バーナード・ハーマン
出演:
ジェームズ・スチュワート ベン
ドリス・デイ ジョー
ラルフ・トルーマン ブキャナン警視
ダニエル・ジェラン ルイ・ベルナール
クリス・オルセン
ブレンダ・デ・バンジー
キャロリン・ジョーンズ
ノエル・ウィルマン -
別途
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BSプレミアムシネマで。
ゆっくりとした展開だったけど二転三転で、面白かった -
外国の首相の暗殺を巡る陰謀に巻き込まれた一家の話。
暗殺が行われるコンサートホールで、音楽の進行とともに高まる緊張感がすごい。 -
首相暗殺の計画阻止に巻き込まれてしまった家族のサスペンス。異国情緒と息子を誘拐に取られた夫婦の緊張感が画面を飽きさせない。その前の、夫婦のやりとりの軽いユーモアを忘れないあたりもヒッチコックのかろみで好き。
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旦那さんがちょいと間抜けで、奥さんがしっかりしてて、ちょうどよいバランス。
オーケストラも楽しめて(ハラハラしますが)、ほんとヒッチコックってオモチロイですねえ。