裏窓 [DVD]

監督 : アルフレッド・ヒッチコック 
出演 : ジェームス・スチュアート  グレース・ケリー 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.78
  • (54)
  • (91)
  • (79)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 442
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571130843394

感想・レビュー・書評

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  • アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作のひとつ。全てはアパートの周りで発生する閉じた世界のミステリーであるが、物語の設定が秀逸であるとともに、ストーリー展開がかなり面白い。
    盗み見の醍醐味も味わえる。(笑)
    そのような理由から登場人物は限られているのだが、主役のジェームズ・スチュワートをはじめ出演者がかなりよい。特にグレース・ケリーの美しさには目を見張る。
    こじんまりとした映画であると思うが、ゴージャスな雰囲気をもった作品である。

  • 内容(「Oricon」データベースより)
    退屈しのぎに向かいのアパートを覗き見したカメラマンが、偶然殺人事件を目撃したことをきっかけに事件に巻き込まれていく。巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督が贈る珠玉のサスペンス・スリラー。







    足を骨折し 車椅子生活を強いられているカメラマンのジェフは 結局もう片方の足も骨折してしまい車椅子生活が延長してしまったというオチなのかな?
    向かいのアパートの住人達もいろんな人達がいて面白いです。
    恋人のリザや通いの看護師のステラも巻き込まれ その気になり共に調査に当たる始末。
    結局、本当に殺人が起きたのかはわからなかったですが 人間観察をしてしまう私としてはジェフの気持ちもわかります。退屈ですよね、車椅子生活って...
    このご時世、人の多い場所には行かなくなってしまったけど 人混みの中での人々の会話が耳についてしまって私は結構疲れていました。

  • 午前10時の映画祭でみました。劇場では何度かみてますが
    やはりDVDでみるのとでは面白さが違います

    ヒッチコックは自分の作品に3度連続してグレースケリーを起用しています
    一番トリックが巧妙なのはダイアルMを廻せですが、エンターテイメント性とグレースの魅力からすると裏窓が一番です

    DVDだとわからないのですがスクリーンだと向かいのアパートの住人の服の皺や置いてある燭代、本まで写しだされ、こちらも
    主人公のように覗き見をしてるようです
    それと生活のいきづかい、住人の生活環境まで伝わってきます
    感情移入がしやすい作りになっています
    これが全部セットとは驚きです

    足にギブスを巻き車椅子生活をしている主人公が向かいのアパートの
    密室殺人を目撃するお話です

    カメラの視点が主人公のジェームスチュアートの視点とあわせているため180度の広さで窓からアパートを捉えています
    そしてグレースの動きが流れるように美しく映画に花を添えます
    発声の指導もしたそうで、声や手の動きまで丁寧な演出を感じさせます
    なにしろ自分の作品を全てグレースで撮りなおしたがった程です
    脇役もベテランで固め安定しています
    余談ですがグレースが公妃になったあとも出演を依頼し続けマーニーは決まりかけたそうですが立場上実現しませんでした
    ブライアンデパルマがこの映画をモチーフにボディダブルという映画を作っています
    デパルマはブラックダリアでもヒッチコックのめまいという映画のシーンの再現、光と影の演出を用いています

    本当にグレースが魅力的でうっとりします

  • ヒッチコックの映画は、本当に面白い。

    映画を観ている自分も、ジェームス・スチュアート演ずる主人公の部屋で裏窓を覗いているような感覚に陥る。つまり自分が映画の外ではなく、映画の中に入り込んでしまったような感覚だ。

    犯人の足音が迫ってくるシーンの緊張感とスリルがただ事じゃないのは、自分も脚を骨折して動けない主人公と一緒に、彼の部屋の中にいるような感覚があるからなんじゃないかな。

    なんて面白い映画なんだ。やっぱりヒッチコックって、天才。

    (1954年 アメリカ)

  • 物語としては極めて単純なものだと思うのだが、どうしてこうも惹きつけられてしまうのだろう。

    終始、隣アパートの住人の生活模様がクローズアップされるのだが、もうそこから目が離せない。人間元来持ち合わせているスケベ根性なのだろうか、その点も監督アルフレッド・ヒッチコックは計算してのカメラワークなのだろう。
    そして何といっても、その舞台を彩る役者の演技から目が離せないのだ。
    主役を演じるジェームズ・スチュアート。その恋人役グレース・ケリー。看護師役のセルマ・リッター。そして物語のキーパーソンであるレイモンド・バー。
    各人の演技の強烈な個性が、「固定された画面設定」という、ともすれば映画においては野暮ったく失敗に終わりそうな要素を洗練されたものへと昇華させている。

    ヒッチコック作品を語る上では欠かせないタイトルと言えるだろう。


    ・・グレースかあいいよ、グレース><

  • 友人「映画好きやねんやろ?どの女優さんが一番やと思う?」 俺「グレース・ケリーかな」 友人「誰?」

  • 面白くなかったわけじゃないんだけど、展開が冗長で意外と緊迫感がなかった。

  • 裏窓の風景だけで物語化する手腕がすごい。間延びさせないための工夫があるはずなのだが、それは何度も見て勉強せねば。グレース・ケリーの美貌も大変よろしい。

  • テンポのいい編集にウィットに富んだ会話が素晴らしく、二時間があっという間でした。こんな気持ちの良いサスペンスもあるんですね。

    片脚骨折により部屋から動けなくて暇を持て余したカメラマン(ジェームス•スチュワート)が、向かいに住む夫婦の夫が妻を殺したのではないかという疑惑を持つところから話は展開していくのですが、ストーリーの軸はもう一つあるんです。
    それはカメラマンが付き合ってる完璧な女性(グレース•ケリー)との関係。
    本来ならもうそろそろ腹を括って結婚という時期なのに「住む世界が違うから…」と煮えきらないことこの上ないカメラマン。
    お前こんないい女逃すとか馬鹿じゃないの!と看護婦のステラとともに突っ込みながら観て行くと、ラストシーンが非常に粋でニヤリとしてしまいます。

    しかし肝心のところをワザとぼかしたまま終幕するので、観たあと「で、実際はどうだったの?」と調べに行ってしまいました。
    こういうことがあるたび、自分は映画の見方が解ってないのではないかとがっかりします。

  • 2023.09.27
    BSプレミアム

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