キル・ビル Vol.1 & 2 ツインパック [DVD]

出演 : ユマ・サーマン  栗山千明  クエンティン・タランティーノ 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102018931

感想・レビュー・書評

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  • 「キル・ビルvol.1」
    毒ヘビ暗殺団で最強と言われた元エージェントの女、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)が、4年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ます。
    彼女は自分の結婚式の最中に、かつてのボス、ビル(デイヴィッド・キャラダイン)とその手下たちに襲われ、頭を撃ち抜かれたのだ。
    友達も夫も、腹の中に宿っていた子供もみんな死んだ。
    ザ・ブライドは、復讐の旅に出る。
    まずは、車を奪い隠した武器と金とパスポートを回収する。
    そして沖縄へ飛び、服部半蔵(サニー千葉)から刀を手に入れ、東京へ。
    青葉屋に乗り込み、暗殺集団クレイジー88を皆殺しに。
    少女の殺し屋ゴーゴー夕張(栗山千明)、さらに日本刀の名手オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)も苦闘の末に倒す。
    そして飛行機の中、ビルの名で終わる復讐リストを書き記すのだった。
    アメリカで、ナイフの使い手であるヴァニータ・グリーン(ヴィヴィカ・A・フォックス)の自宅で彼女を殺しに向かう。
    クエンティン・タランティーノが、自分の好きな日本の時代劇、ヤクザ映画、カンフー映画にオマージュを捧げたアクション物。
    ユマ・サーマン演じる主人公ザ・ブライドには、ブルース・リーを、ルーシー・リューが演じるヤクザの女親分オーレン・イシイには梶芽衣子の「修羅雪姫」を、栗山千明演じる女親分の残虐非道なボディーガードのゴーゴー夕張は深作欣二監督の「バトル・ロワイヤル」での役どころを、千葉真一演じる刀鍛冶の服部半蔵は「影の軍団」を、それぞれオマージュ。
    エル・ドライバーがザ・ブライドの命を狙うシーンなどブライアン・デ・パルマ風なサスペンスも織り交ぜ、ユアン・ウーピンと千葉真一さん指導によるアクションシーンは「子連れ狼」のように回転しながら足を狙ったりなどのアクロバティックで派手でスタイリッシュで驚きの連続で、カッパーヘッドとの壮絶なナイフバトルや栗山千明演じるゴーゴー夕張の変幻自在な攻撃が持ち味のギロチンボールやルーシー・リューの部下クレージー88やルーシー・リューとの対決は互角以上のスリリングなバトル。
    タランティーノお得意のかっこいい味のある面白い会話(オーレン石井が自分に逆らった部下を成敗した後のドスの利いた啖呵など)もあり、後編も続けて見たくなるスカッとするアクションシーン満載です。
    「キル・ビルvol.2」
    かつて闇のエージェント”毒ヘビ暗殺団“で最強と言われた殺し屋ザ・ブライド(ユマ・サーマン)は、結婚式の最中に、花嫁姿のまま瀕死の重傷を負わされ、身篭もっていた娘をも殺された。彼女は、自分を襲った組織のボスであるビル(デイヴィッド・キャラダイン)とその部下たちへの復讐の旅に出ていた。残る標的は3人。
    ビルの弟バド(マイケル・マドセン)はストリップ・クラブの用心棒をしながら、薄汚れたトレーラーで酒浸りの日々を送っている。
    片目にアイ・パッチをした女、エル・ドライバー(ダリル・ハンナ)は、ザ・ブライドの代わりにビルの愛人の座に納まっていた。
    ザ・ブライドはテキサスの荒野へと降り立ち、まずはバドを殺しにいく。だが逆に倒されてしまい、彼女は土の中に埋められる。
    しかし中国の僧侶パイ・メイ(ゴードン・リュー)のもとでの武術の修行の日々を思い出したザ・ブライドは、拳で棺桶の蓋を突き破り、地上に出ることに成功。
    一方バドは、エル・ドライバーの裏切りにより毒ヘビに噛まれて死亡。
    そこにザ・ブライドが現われ、エル・ドライバーの残っている片目をえぐり取る。そしてビルとの対決。
    ザ・ブライドとビルの間に産まれた娘は生きていた。ビルの愛を知ったザ・ブライドだが、それでも対決の末にビルを倒す。
    翌日から、娘と共に彼女は新しい生活を始めるのだった。
    キル・ビル後編は、マカロニ・ウェスタンと香港カンフー映画にオマージュを捧げつつ、クエンティン・タランティーノ得意の味のある面白い会話(お前が今感じているのは、どちらのRだ?など)やキャラクター描写も楽しめるし、元恋人にして最後の標的ビルとのラブストーリーの結末も意外な展開が待っていて、面白いです。
    かつては凄腕の殺し屋だったのにストリップバーの用心棒でくすぶっているバドやハンゾーソード欲しさに仲間を毒殺するエルドライバーやアメコミ好きなビルなどの癖のあるキャラクター描写と相手の裏をかきあう意表を突く展開はマカロニ・ウェスタンに、主人公が香港カンフー映画の悪役パイ・メイ(ゴードン・リュー)に特訓を受けて必殺技・五点掌爆心拳を伝授されるところは香港カンフー映画にオマージュ。
    ダリル・ハンナ演じるエル・ドライバーとのトレーラーハウスをぶち壊しながらの壮絶なキャット・ファイトやデヴィッド・キャラダイン演じるビルとの一瞬の隙を突き合う油断禁物な達人同士のバトルはその年のMTVアワードのベスト・ファイトシーンに選ばれました。
    「子連れ狼」のような因果応報と敵同士の恩讐の彼方にたどり着くビターな余韻を残す決着も味わい深いバイオレンスアクション映画完結編。

  • 大ヒットした復讐活劇の2作品をセットにしたお買い得なパック。2作品通して、観る人を確実に選ぶ映画で、バイオレンス描写もかなりハード、そしてタランティーノが愛してやまないB級映画へのオマージュ沢山のまさしく、「映画好きによる、映画好きのための映画。」

  • タランティーノらしい作品ですごく楽しめました。

  • 誰が何と言おうと大傑作。
    こういうことをこういうスケールで
    やってしまうタランティーノだからこそ、
    レザボア・ドッグスという名作も生まれた訳ですよね。

  • 好きなものちゃんぽんして、よくここまで纏まったなー
    そんな風に思いました。すごく愛を感じる。

    自分はタランティーノとお友達になれる自信がある。

  • おもしろかった〜!!!酷評も目立っていたので、あまり期待せずにvol.1を見たのですが、すぐにvol.2を借りに行ってしまいました!!!(≧∇≦)ノ彡ヤッチマイナ!

    ☆詳しいレビューは<a href="http://ihuru.blog46.fc2.com/blog-entry-95.html" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a>

  • 面白かった。
    これぞエンターテイメント!!
    音楽、衣装などたまらない。

  • 嫁の映画ランキングNo2

  • 壮絶な復讐の旅路を描いた映画。

  • いや、ツインパックというよりかは、TVで1&2をぶっ通しで見た ってだけやねんけど。

    話題作 というのは、期待しすぎてしまうのもあって、見てからちょっとがっくり来ることがある。その一つだったり。

    確かに、ストーリーも面白いし、殺し屋というタランティーノのちょっと過激なテーマや、東洋の文化が頻繁に現れるエキゾチックなのもいいけど、ちょっと内容が過激すぎっていうか、グロすぎるかな。一言で言うと、人殺しすぎ。まぁ、タランティーノっぽいけど。

    でも、タランティーノの映像センス、カラーセンス、そして、音楽の使い方 っていうのは、非常に絶妙だと思う。音楽とシーンがマッチして、なかなか余韻がある。

    ハードボイルドアクション とカテゴライズすれば、なかなか良い作品だと思う。ストーリーや、アクションシーンの質がいいから。

    なかなか、印象はよくなかったものの、ツボにはまってしまうタイプの映画だと思った。

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