ユージュアル・サスペクツ [DVD]

監督 : ブライアン・シンガー 
出演 : スティーヴン・ボールドウィン  ケヴィン・スペイシー  ガブリエル・バーン  チャズ・パルミンテリ  ケヴィン・ポラック  ピート・ポスルスウェイト  ベニチオ・デル・トロ 
  • パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
3.97
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  • (38)
  • (9)
本棚登録 : 2479
感想 : 395
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113757607

感想・レビュー・書評

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  • ステイホームで、これまで観たかったけど観れなかった不朽の名作を観てみようシリーズ!

    うわー、なんだこの映画、難しい!
    でも、最後まで観たら絶対最初に戻りたくなる!
    そして、つい言いたくなる「カイザー・ソゼ」という呪文のような必殺技のような名前!君の名は!

    土曜日、というかもはや曜日感覚もなくふらふらと起きだしてつけたテレビで放映されていたのは、王様のブランチ。
    芸人?美食家?(笑)の渡部がおすすめの映画として挙げていました。まんまと!すぐ観るっていう。
    この映画、知人が好きな映画としてよく口にしていたから、タイトルだけは聞いたことがあった、というか、映画好きの元カレなんだけどね、うん。
    忘れていた、あの人が「面白い映画」と言っていた作品に、わたしは毎回ついてゆけなかったことを。

    まあいいや。

    洋画って、いつも本当にエネルギーを使う。
    登場人物の名前と顔を一致させる作業と、字幕についてゆく作業と、それを処理させる作業と。
    観る時にどこで力を抜いたらいいのか分からなくてつい、力を入れて観てしまう。
    今回は特にブラックジョーク?というか独特な言い回しも出て来たりして、それを理解したり受け流していいシーンなのか考えちゃったり、加えてこの映画の目玉となる伏線や大オチ。

    そんな観方をしているもんだから伏線になんて気付くわけもなく、後からネタバレサイトを観て「なるほどーすげー」という感じで。で、伏線のシーン確認しながら
    「あー!ほんとだー!」って、してました。

    邦画の伏線て結構分かりやすいし、それを楽しいと感じられるのに、洋画だとなぜこんなにも混乱し、伏線に対して「わかるわけないじゃーん」と、囃し立てたくなるのか。やはり、りきみすぎていて、本当は散りばめられている伏線を見落としているだけなのか。
    BUMPも「天体観測」で言ってるもんね、「見えないモノを見ようとして」ってからのラスト「見えているモノを見落として」って。あ、でもそれはちょっと違うか。



    おしまい

    • sinsekaiさん
      最後のケビン スペイシーの足を引きずって歩いてる所から、普通に歩き出すシーンは鳥肌モノですよね!
      最後のケビン スペイシーの足を引きずって歩いてる所から、普通に歩き出すシーンは鳥肌モノですよね!
      2020/05/10
    • sinsekaiさん
      流浪の月とは、なかなか良いセレクトですね!
      ちなみにカネコアヤノのコンビニって曲が
      おすすめですよ
      流浪の月とは、なかなか良いセレクトですね!
      ちなみにカネコアヤノのコンビニって曲が
      おすすめですよ
      2020/05/10
  • 1996年日本公開作品。以前、視聴した作品です。見直してみました。一級品のクライムサスペンスだと思います。30年近く前の作品ですが色褪せません。いろんな伏線からラストまで目が離せない、退屈を全くさせない物語です。ケビィン・スペイシーの目の演技がすごい。今回は吹替版で観ました。江原正士さん・黒沢良さん、いい声。声だけの演技力が凄い。再度観て本当に良かった。好きです、この作品。

  • ライフオブパイの感想を読んでいたら「ユージュアルサスペクツなみのどんでん返しだ」と言うので、観てみました。

    尋問を受ける犯罪者の視点で語られる、ある事件の一部始終。

    古い映画だけどなるほど、これはなかなか良かった。
    何かあると思って観ていたので、終始緊張して視聴したのも良かった。「どんでん返し」自体がネタバレとの向きもあるでしょうけど、そう言われてなければ流して観てしまっただろうから、いや、そもそも興味を持たなかっただろうから…。

  •  できることなら何の前情報も入れずに観てほしい映画。以下ネタバレしますのでご注意ください。








     もーこれ絶対禁句。
    「どんでん返しがすごい」。
     どんでん返しがあるってネタバレしたらどんでん返しじゃないでしょうが!
     観る前からどんでん返しがすごいすごいと言われすぎて、もはや予定調和。この映画の少し前に「プレステージ」を観てしまったのも不運だった。(作中にこの映画のキモの部分とよく似た手品をするマジシャンが出てくる)
    「お願いだからそうならないでくれ! 予想通りだから!」という方向に進んでそのまま結末を迎えてしまった。とはいえ、だからくだらないということではない。20年も前の映画であることも考慮に入れる必要はあるだろう。いまではもっと凝ったプロットの作品が溢れているけど、公開当時はそうでもなかったんじゃないかな。

     結末は予想通りでも、ヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)やどうみても日系人に見えないコバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)たちの演技がよくて結構楽しめた。

  • 1995年公開のアメリカ映画。

    コカインの取引現場を何者かが襲撃し、
    停泊中の密輸船が爆破し、
    大量のコカインと
    9100万ドルが消えた。
    警察は唯一の生存者
    キントの尋問を始める。
    キントは事件の黒幕は
    誰も顔も声も知らない伝説の大物ギャング、
    「カイザー・ソゼ」だと語り、
    彼がキートンら5人のワルを集めて
    襲撃させたと言うが…。



    歯車の狂い始めた犯罪計画を
    卓越した構成で描いた
    『X-MEN』
    『スーパーマン・リターンズ』の
    ブライアン・シンガー監督による傑作サスペンス♪


    アカデミー最優秀助演男優賞並びに
    アカデミー最優秀脚本賞受賞作。



    もう10年以上前に観たんやけど、
    騙される感覚を
    久々に味わった作品(>_<)


    なんの予備知識もなしだったんで
    『スティング』で
    まんまと騙されて以来の
    衝撃やったなぁ〜(^_^;)

    それ以来
    サスペンスのオススメと聞かれたら
    とりあえずこの作品をプッシュしてます(笑)

    どんでん返し映画と言えば
    今では必ず出てくる作品でもあります♪



    西川美和監督の重厚なサスペンス
    『ゆれる』もそうやったけど、
    良質の脚本と
    いい俳優がいれば、
    お金なんてかけなくても
    名作になり得るという
    まんま見本のような作品です。


    前半の緻密な計算と
    伏線を張り巡らせた巧みなストーリー展開を
    最後の10分間で回収する
    とにかくラストのラストが全て!!



    キャストは
    大好きな伊達男ガブリエル・バーンに、

    演技派ケビン・スペイシーに

    チンピラ役が妙に似合う(笑)
    ベニチオ・デル・トロ、

    銃さばきがカッコいいスティーヴン・ボールドウィン、


    他にケヴィン・ポラック、
    ピート・ポスルスウェイトなど
    地味ながらも
    なかなかクセのある面々が
    それぞれにいい味わいの演技してます♪



    カイザー・ソゼとは
    一体何者なのか?


    事件の真相とは?


    犯人探しもやけど
    なによりそこに至るまでの
    見せ方や
    小道具の使い方が上手いので
    グイグイ引き込まれていきます。


    鳥肌が立つ
    後半からラストまでの怒涛の流れは
    まさに圧巻です!!( ̄□ ̄;)



    何が嘘で
    何が真実なのかを見極めたくて
    すぐさま
    また観たくなること請け合いの
    スルメ映画です♪



    未見の人は是非とも(^^)

  • 記憶を消してもう一回観たいくらい最高

  • 超有名人気作だけど、観たことなく、やっと観ました。
    ある意味、予想していた印象の映画。

    とにかく映像がかっこいい。
    ストーリーはとにかく謎めかしたいという感じ。
    ストーリーというよりも映像でドキドキする感じでしょうか。

    尋問による語りから回想されていることであり、一人の言葉なので、どこかから騙されていても特に不思議ではないので、私自身は結末にあまりびっくりしなかった。そもそもソゼが誰なのか?に惹きこまれなかったのかもしれない。

    羅生門みたいに、複数の人の証言が食い違い真実が何かわからない方がどきどきしたかな。

    中高生ぐらいの頃みたら、悶絶していただろう映画。

  • ミステリーの犯人探しなどが大の苦手で、エラリー・クイーンの「Yの悲劇」で、最後の最後で少年が毒殺された段階でもまだ「ええっ!いったい犯人誰なの!?」と言って弟に「お前はバカか?」と言われていたくらいの私なので、十分楽しめました。
    ヴァーバルがあまり喋らないなーと思っていたら、ものすごくお喋りだった。それも伏線ですかね。ああ!面白かった!

  • 鮮やかな手際。
    悪人しか出てこない話で、警察は最初から最後まで噛ませ犬だったけど、それゆえに悪のカリスマが光った。

    強いて突っ込みどころを挙げるとすれば、
    口封じのためだけにわざわざ関係の薄い人間を巻き込むリスクを追う必要が?というところくらいだけど。
    考えて見れば、二次漏洩を防ぐために最後は自分が出張らないといけないし、ソゼにとってはコバヤシ以外は全て使い捨てのコマなのだし、部下でも傭兵でも一緒ということか。
    だから全員まとめて口封じ。なんとも思い切りの良い。

    それにしても、身体の不自由を装って頭脳労働担当に回してもらい、黒子に徹するとはいえ、
    まかり間違えば流れ弾にでもあたって一巻の終わりという可能性もあったのに、敢えて素顔を晒して鉄火場に出てくるとは。
    豪胆という他はない。

  • 評判どおりのサスペンスの秀作でした。

    高い評判に前々から見ておかないとなぁと思っていた1本。
    なるほど、面白かった。
    何の予備知識も入れずに見て大正解。

    この映画は何度目かの鑑賞で味わう面白さというのもあるでしょうけれど
    何と言っても初めて見るときの醍醐味が格別。

    是非まっさらでどうぞ。

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