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- / ISBN・EAN: 4528847001623
感想・レビュー・書評
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Sound Horizonのメジャーデビューアルバム。サンホラの曲は歌詞=物語となっているため一曲ごとしっかりと歌詞を読まないと良さを理解するのは難しいです。もちろん楽曲としての良さ、つまりメロディの美しさや気分をあげる効果などはながら聴きでも伝わっては来るものの、当て字が非常に多いため「歌詞を読みながら聴く」ということを前提に作られている気がします。さらにその歌詞には叙述的な言い回しや考察を必要とする部分も多くあり、なんだかんだで「曲を聴く」→「物語を読み解く」というところまで行かないと楽曲を100パーセント理解したことにはなりません。その上、アルバム単位で見ると全体でひとつの物語が(なんとなくではあるものの)出来上がっており、かといって曲の順番が物語の時系列に沿っているわけでもないという……まあ初心者にはハードルが高いものがいろいろあるアーティストです。
しかしその分ちょっとファンシーでメルヘンチック(かつ残酷な)世界観が好きな方にはハマる要素が多いですし、耳に残るフレーズやメロディもたくさんあり、どハマリする人がいるのも理解できるなあと。このアルバムは「前奏曲」と冠していることもあり、次作「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」の前段階的な位置づけなため、全体の完成度はさほど高くないですが、曲単位では良質な曲もたくさんありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Elysion~楽園幻想組曲~の前奏曲です。
楽園幻想組曲も少し入っていますが、
それ以外の曲もこれまたいい曲がいっぱいです。
中には、アラジンのような曲(ストーリー)もあり、
いろいろな物語を聞くことができます。
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メジャーデビュー前の人気曲コレクションって感じです
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01 冥土
02 人生は入れ子人形
03 神話
04 運命の双子
05 奴隷市場
06 雷神城の英雄
07 死と嘆きと風の都
08 聖なる詩人の島
09 遥か地平線の彼方へ
10 死せる者達の物語
11 星女神の巫女
12 死せる乙女の手には水月
13 奴隷達の英雄
14 死せる英雄達の戦い
15 神話の終焉 -
Sound Horizonが2004年に発表したメジャーデビューアルバム。自主制作アルバムからの曲を中心にまとめられた名刺代わりの作品です。かなり特殊なジャンルなので、好き嫌いが分かれるところですね。本当は作品毎に物語がきちんとあるのですが、これはベストなのでその辺は感じにくい。
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インディーズ時代のオムニバスとメジャーデビューのエリシオンからの先行曲が二曲。
短編集と言った印象。一曲一曲が独立した物語。 -
インディーズ版のベスト、というかお試し版というか。
つかブクログに登録できないので、ここにメモ。クロニクル2ndとLost。や、この2つには5つ星あげたいよね。買い取り価格3万とか出てたの見たけど、絶対売らないってば。 -
あらまりさんの多彩さが怖いw
恋人を射ち堕とした日のインパクトが凄いです。 -
文句なしに、恋人を~の曲が好き。
このCDとは違う、dvdに収録されている、恋人に~別バージョンも良い。
「檻の中の花」は癖になる曲。 -
Elysionは考察しがいがあっていいですね大好きです。サンホラって物事深く考える人ほど受けるんじゃないかな