スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 矢口史靖 
出演 : 上野樹里  貫地谷しほり  本仮屋ユイカ  豊島由佳梨  平岡祐太  竹中直人  谷啓  徳井優 
  • 東宝
3.66
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感想 : 322
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104032355

感想・レビュー・書評

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  • いやー、冒頭のあのでたらめ女子高生たちが、あんなに立派にジャズを演奏できるようにうなるとは。
    それにしても、高橋一生さんが出ていたのにはびっくり。
    ほとんどセリフもないとはいえ、見つけた瞬間、おーーーってなった。
    ガールズが、練習場所を求めるシーンはがんばれーーって心の中で応援。
    いかにもやんちゃなお嬢さん2人と、元?彼の2人の関係も面白かった。
    演奏会、徐々に観客の心をつかも様子には、こちらのテンションもマックスに。
    音楽って素晴らしい。

  • 以前吹奏楽をやっていたので、思い入れのある作品。
    また、キャストの一生懸命な姿も良かった。
    みんなで努力して、心が通じ合って、成功する、というベタなストーリーは大好き。

  • ウォーターボーイズ、フラガールなど今となってはベタですが、これ系すごく好きです♪こういった青春ものを素直に観れるようになったのは、年を食ったからでしょうか^^;
    青春っていいですね。

  • 補習を堂々とサボれる!という不純な動機から、野球部応援の吹奏楽部へのお弁当配達を申し出た主人公。そのお弁当を食べた吹奏楽部員は一人を除いて食中毒を起こし、せっかく勝ち残った野球部の応援がまさかの不在に!?そんな状況下で、食中毒を免れ一人奮闘せざるを得なくなる実は退部を決意していたシンバル男子部員。
    初めは「そんなの知ったことか」の態度を貫いていた主人公たちが「やります!」と諸手を挙げるのも、やはり補習を堂々とサボれるからという不純な動機。
    けれどいつしか本気になり始めた、そんな矢先に吹奏楽部の皆さんが華麗なる復活をとげ、彼女達の役目はお終い。そこで思い出したように、「本当に演奏させられたらどうしようかと思った」「補習サボれて良かったー!」と、楽器を吹奏楽部員に押し付け退室。その後だ、人目を憚らずに泣き出す主人公たちが本当にどうしようもなく愛おしく感じた。

  • 出てる女の子たちがみんな、上野樹里(大河出てるし)をはじめ、今考えると豪華。1人だけいる、ピアノの男子は平岡くんだったのか。

  • 結末わかってても何回でも見ちゃう_そんな映画の1つ(。- -。)

    通りすがりのばぁちゃんが「先生死んだんか?」…て言うとこなんか好き。

  • 「ウォーターボーイズ」の女の子版といったところで、同じ矢口史靖監督作品。
    夏休み、とある東北の高校で、野球部の応援中の吹奏楽部にお弁当を届けたのは女子の補欠クラスの面々。
    ところがお弁当にあたって吹奏楽部員は体調をくずしてしまう。
    お弁当を腐らせた責任のある女子たちをピンチヒッターとして、ジャズのビッグバンドを組むことに…
    女子達が次第に楽しさを覚え、こけつまろびつジャズに魅せられていく様子も微笑ましく、下手な演奏のリアルさも猛特訓の成果を感じさせて〜圧巻のクライマックスへ!
    ヒロインは上野樹里。
    明るくパワフルで、みんなを引っ張っていくところがあるが、おっちょこちょいで優等生ではなく、むしろトラブルメーカー?なぐらい。
    母親役が渡辺えり子で、その娘というのが納得〜。
    これを表情豊かに演じて可愛かったです。
    女子高校生の仲間達も個性があり、いかにもいそうな感じ。
    ロックが似合わなくてフォークデュオを組んだ兄弟とか面白くって〜彼らの意外な出番も良かった!

  • 『スウィングガールズ』(Swing Girls)は、2004年公開の日本映画。脚本・監督はウォーターボーイズを手掛けた矢口史靖。東北の片田舎の落ちこぼれ女子高校生がビッグバンドを組んで、ジャズを演奏する青春映画。キャッチフレーズは「ジャズやるべ!」。
    ロケは山形県置賜地方を中心に行われ、セリフも山形弁(置賜弁)が使われた。劇場上映は好調に進み全国各地では次々とロングラン上演に突入。楽器店での管楽器の売り上げが数割ほど伸びるというある種の社会現象まで引き起こすなどといった当初の予想を上回る反響を得た。
    2003年初旬に行われた映画「スウィングガールズ」のオーディションによって集まった17人の俳優によって、今作の為だけに結成されたスウィングジャズビッグバンド。メインキャストはオーディションで上野樹里、平岡祐太、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由佳梨の順で決定した。豊島由佳梨演じる田中直美の毛髪は岸田劉生の麗子像をイメージして製作された特注のカツラである。メンバーの16人の女の子に対し監督の矢口は、「平岡は絶対お前らには手を出さないから安心しろ。しかしお前らは油断ならない。絶対に平岡に手を出すなよ。」と釘を刺したという。「ウチくる!?」2013年10月20日出演時に、共演者が明かす。
    メンバーの中には学生時代に吹奏楽部などで担当楽器を経験していた者もいたが専門家は1人もおらず、上野樹里をはじめとするメインキャスト5名は担当楽器の経験が全くないという状況で始められた。2003年5月から楽器練習を開始し、6月と7月の二度の合宿を含む約三ヶ月の猛特訓を経て2003年7月25日に山形県置賜地方にて夏編のクランクインを迎える。夏編クランクイン後も映画の撮影と平行して演奏練習が続けられ、8月中旬には劇中ラストの音楽ホールを撮影。その他の多くの演奏シーンも撮影された。2003年9月1日に夏編クランクアップ。翌2004年2月17日に冬編クランクイン。劇中で非常に重要なシーンとなった冬の列車シーンや学校校庭シーンなど、冬の風景をつかったシーンの撮影を行い、2004年2月25日に冬編クランクアップ。途中「SWING GIRLS オリジナルサウンドトラック」の製作をはさみつつ、全ての撮影を終える。
    あらすじ:
    東北地方にある山河高校の落ちこぼれ学生だった鈴木友子ら13人の女子生徒は、夏休みの補習授業をサボるために、 野球の試合の応援に向かった吹奏楽部に届ける予定だった昼食の弁当を業者の代わりに届けることに。移動手段は列車(フラワー長井線)であるが、寝過ごして一駅先の駅に降りてしまい、真夏日の中、線路を辿って目的の駅まで歩いて戻る羽目になり、途中電車に追われ、線路沿いの水田に慌てて飛び込んでしまう。弁当共々全員泥まみれになってしまったが、付近の河原でセーラー服を洗い、なんとか試合会場に辿り着く。吹奏楽部に弁当を届けることができた友子たちだったが、届けた弁当を口にした吹奏楽部のメンバーらが食中毒を発症してダウンしてしまい、緊急搬送された。友達から回ってきた連絡網によって、この一連の騒動が地元のニュース番組に報道されていること知った。
    友子らが列車乗車中に弁当を一つつまみ食いしたおかげで、弁当が食べられず唯一食中毒を免れることができたシンバル担当の気の弱い吹奏楽部員・中村拓雄は、急遽次週行なわれる野球部の試合で応援演奏を行う吹奏楽部員に代わるメンバーを募集することになる。しかし、集まったのはリコーダーしか吹いたことのない関口香織や、所属するロックバンドが解散し、手持無沙汰となったギター担当の渡辺弘美とベース担当の山本由香など、吹奏楽には無縁の生徒たちばかり。そこで野球応援の日、友子の顎に米粒がついていたことによって、弁当が一個足りないことと一連の騒動の犯人を既に知っていた拓雄は、友子たちに責任を取らせる形で吹奏楽部のピンチヒッターとして強引に入部させる。
    人数の都合上、ビッグバンドジャズなら組めると思った拓雄によって、1から練習をはじめた友子らは、次第に演奏の楽しさに目覚め、ジャズにのめりこんでいく。しかし、全体練習の最中 (曲名: Take the "A" train)、早々に退院して復帰した吹奏楽部の部員らが帰ってきたため、あえなくお払い箱になってしまい、せっかく借りていた金管楽器類を吹奏楽部に返すこととなった。その後はジャズバンド仲間とも疎遠になってしまうが、どうしてもジャズを忘れられない友子と関口は吹奏楽部が練習している音楽室の中で偶然出会う。その後、友子は近所の楽器店に行ってサックスを買おうとし、35万というあまりの値段の高さに落胆するが、ディスカウントショップにて3万円で売られていた中古のテナーサックスを見つける。母親にねだるが断られ、MacPCと妹の愛用していたプレイステーション2をディスカウントショップに売り、何とか工面して目的のサックスを購入するに至る。余談だが、このテナーサックスを最後まで愛用することになるが、そのストラップには、母親にねだるときに指で遊んでいたカーテンのタッセルが使われている。
    友子に引き続き、ジャズバンドの仲間たちも中古品を買うために、スーパーでレジ打ち、試食品係、シール貼り担当に分かれてアルバイトを始め、小遣い稼ぎを始めるが、仲間たちは稼いだお金をブランド品のバッグ等に注ぎ込み、ジャズを諦めてしまう。残った友子、関口、齊藤良江、田中直美、拓雄らはさらにアルバイトを続け、色々あって最終的には、イノシシ捕獲(挿入曲: What A Wonderful World)の報酬金で中古の金管楽器購入に至る。
    公園(曲名: In The Mood)やカラオケ店で再び練習を始めたメンバーは、練習にふさわしい場所をなかなか見つけられず、カラオケ店で偶然出会ったパチンコ店店長に紹介され、パチンコ店入り口付近でスウィングガールズとしてジャズを演奏する (曲名: In The Mood) が、あまりの出来の悪さに見物客と店長に追い払われる。
    先の見通しが立たずパチンコ店の前で途方に暮れていた時、ひとりの男性がアドバイスをくれたが、正体を掴めずして男性が逃げ出したため、スウィングガールズは、田んぼのあぜ道や、住宅街路地を楽器を担いで追い掛け回す。たどり着いたその男性の家では、部屋中がジャズ一色であるのが窓越しに見え、その中で男性がサックスを演奏している最中であった。しかもそれは数学科の教師小澤忠彦なのであった。成り行きで小澤先生がジャズを教えてくれることになるが、実は小澤はジャズを聴くのは好きなものの、自身での演奏経験は一切なく、部屋で吹いていたサックスも、アドリブ演奏を模した単なるでたらめであった。生徒たちにジャズを教えるべく、近所のヤマハ音楽教室に通いはじめ、その時に指導された内容をメモした紙を頼りに、スウィングガールズを指導していく。練習が終わった帰り道、関口が音響装置付信号機の音楽がジャズであることを発見(曲名: Comin' Through the Rye)し、スウィングガールズはジャズの本質に気付いていく。
    その後、スウィングガールズとしてジャズ音楽が板についてきた彼女らを見て、吹奏楽の夢を諦めていた残りのバンドの仲間たちが、身の回りのブランド品を売り、新品の金管楽器を買い占め、再度ジャズバンドに復帰し、スウィングガールズ (&ア・ボーイ) のメンバーが全員揃った(曲名: Make Her Mine)。
    いよいよ雪が本格的に降り始める季節に移り変わり、スウィングガールズは東北学生音楽祭の広告を見つけ、ビッグバンドジャズで参加する決意をする。まずは音楽祭にエントリーするために演奏ビデオをとる必要があるため、一面雪に覆われた学校の屋上を用いて撮影を行った(曲名: In The Mood)。指揮は小澤。応募用紙とビデオの郵送を友子が引き受けたものの、生来のずぼらさゆえに投函を忘れてしまう。
    後日、吹奏楽部もコンクールにエントリーしていたことがわかり、既に返事を受け取っていると聞いた友子は、ようやく投函を忘れていたことを思い出し、慌ててビデオを投函するのだった。
    一方、コンクールに向けて理容室で散髪し終えた拓雄は、ガラス越しに向かいのヤマハ音楽教室に、小澤がコソコソと入店していくところを見かける。教室でサキソフォンを習う小澤を見つけた拓雄は、皆がコンクール前に自信喪失することを恐れ、このことを内密にし、皆にはコンクール当日小澤が来れなくなったと伝えるに留める。
    ビデオを遅れてエントリーした友子だったが、後日、自宅に届いたコンクールからの返信には、応募多数であったため出場権は先着順でコンクールには出られない旨が書かれてあり、雪の中、呆然とその場に立ち尽くす。
    スウィングガールズたちがコンクールに向けて着々と準備を進めていく中、皆にコンクールに出れないことをなかなか言えずにいた友子であった。そして遂に、スウィングガールズたちは会場行きの列車に乗り込んでしまう。友子は皆のテンションについていけず一人離れて座るが、近づいてきた拓雄にようやく真実を打ち明ける。積雪のため、電車が停止した最中、拓雄は友子に代わってスウィングガールズ全員に打ち明けるが、当然ながら友子に対するバッシングが起き、その後車内は静寂に包まれる。ちょうどそのとき、乗客のラジオからジャズ曲が偶然流れ出し、スウィングガールズはそれに合わせて演奏を始める(曲名: Take the "A" Train)。 そこに伊丹弥生先生が乗っている大型客用バスが停車中の列車に並列し、豪雪のため、出場キャンセルした東校の代わりに急遽繰り上げで参加できることになったスウィングガールズたちが乗り込んでいく。しかし、あまりの急な展開に、せっかく用意した揃いの衣装を列車の網棚に忘れてしまう。しかし取りに戻る時間もないため、彼女らは衣装を諦め、それぞれセーラー服、学生服で出場することになる。
    一方、コンクールは予定通りに進行していき、山河高校スウィングガールズの演奏予定時刻が迫る。司会者がコンクールを締めようとした瞬間、外套を着込み、身体に雪を積もらせたスウィングガールズたちがステージに駆け込んでくる。会場には嘲笑とも言える笑いが起こるが、彼女たちは身体や楽器が冷え切った中、演奏の準備を始める。
    関口は、慌てて演奏を始めようとするドラムス田中直美を遮り、皆のチューニングを促す。そして楽器だけではなく、自身のコンディションも整ってから、今度こそスウィングガールズの演奏が始まる。コンクールが終わったものと勘違いして、早々と会場を後にした観客達も、会場から聞こえる演奏に踵を返して再度入場する。一曲目の終わりには小澤が会場入りする。(1曲目: Moonlight Serenade、 2曲目: Mexican Flyer、 3曲目: Sing Sing Sing) 3曲目はドラムスのソロ演奏から始まり、 途中にはトロンボーン担当の関口、トランペット担当の良江、ピアノ担当の拓雄、テナーサックス担当の友子のソロ演奏を含む。 (エンディング曲: L・O・V・E)(ウィキペディア)

  • こちらも観れてなかった1本。若さと楽しさの溢れてくる物語で、信号のあとのジャズ×日常のシーンや最後の演奏シーンは自然と体が揺れてきました。吹奏楽って結局接点がなかったけど、みんなでステージに立つのとか楽しいだろなと思ったり。展開がマンガっぽいというか、省略すると決めたらその間の話は一気に省略されていて、でもその分見どころはしっかり見せる配分は映画のテンポとしてもよかったと思います。なんとなく、このくらいの世代のときに一緒に何かをつくりあげて、それがこうやって映像で残っているっていうのは人生を豊かにしていくだろなと思いましたね。

  • ラストの演奏会はみんなカッコ良くて3度観て3度、涙。

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著者プロフィール

矢口 史靖:第7回PFFスカラシップ作品「裸足のピクニック」(93)で、劇場映画監督デビューを果たす。男子高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する「ウォーターボーイズ」(01)で注目を集め、日本アカデミー賞の優秀監督賞と脚本賞を受賞。続く「スウィングガールズ」(04)では、東北地方を舞台にスウィング・ジャズに熱中していく女子高生を描き、同最優秀脚本賞を受賞した。その後も、オリジナル脚本のコメディ作品「ハッピーフライト」(08)、「ロボジー」(12)などを監督し、ヒットさせている。

「2017年 『映画公式ガイド『サバイバルファミリー』の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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