グッド・ウィル・ハンティング パーフェクトコレクション [DVD]

監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : ロビン・ウィリアムス  マット・デイモン  ベン・アフレック 
  • 松竹ホームビデオ
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105029088

感想・レビュー・書評

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  • 監督 : ガス・ヴァン・サント
    1997年公開


    天才的頭脳を持ちながら虐待のトラウマから心を閉ざす青年の、
    成長と自立のお話。

    初見ではないのですが、これは何回見ても、いいよね。
    主人公に、すごい共感するんだよね。
    自分をさらすのが怖くて、嫌われたくないから関わらなくて、
    失敗したくないからやらなくて、今の生活にしがみついて。

    「そんなに頭がいいのに、こんなに簡単なことにも
     君は答えられない! 君のやりたいことは、なんだ?」

    耳がいたいです。
    素直にならないと、やさしくなれないし、強くなれない。


    ベン・アフレック演じるチャッキーがウィルを突き放すシーンが、ヤバイ。
    親友って、きっとそういうことですよね。

  • これはとてもいい映画でした。人気があるのも分かります。
    ずっと「Good Will」「Hunting」だと思っていたのですが、「Good」「Will Hunting」なんですね。マット・デイモンの主人公役の名前を劇中で知って、内容とは別の所で驚いてしまいました。
    ロビン・ウィリアムズの作品って、意外にもあまり観てないことに気付いた。『ジュマンジ』系の映画に興味がないからなのかも・・・。
    ベン・アフレックはいいキャラでしたね。涙出そうでした。『チェンジング・レーン』でも最後に道を見い出していく姿が良かったですし、そういうキャラがとてもよく似合う俳優さんだと思います。
    エンドロールが個人的にはとても良くて、☆5の評価になりました。自分を愛するモノたちに満ちた世界で希望に向かって進んでいくシーンを、最後手放すかのようなカメラワークにグッときました。

  • 2018年8月15日 ·
    プライバシー設定: 友達 (William Arce、中山妙子、Ana Priscilla Arce Leon、中山妙子、Yutaro Nakayama、他10人を除く)
    It was a great movie !!
    If I would explain the movie in 1 phrase, that would be... the transformation of the life and various forms of love

  • 「 あなたに会えて、本当に良かった」


    南ボストン。ウィル・ハンティング(マット・デイモン)は、MIT(=マサチューセッツ工科大学)で清掃員のバイトをしている。親友のチャッキー(ベン・アフレック)、モーガン(キャセイ・アフレック)、ビリーらとつるんで、たびたび警察沙汰の事件を起こしたりとタチが悪いが、実は彼は、特に数学に異様な才能を見せる天才だった。
    ある日。ウィルは人目を盗んで、MITの掲示板に書かれた難解な数学の証明問題をこっそり解く。出題者のランボー教授(ステラン・スカルゲールド)は問題を解いたのがウィルと知り、傷害事件で拘置所にいた彼をたずねて、身柄をあずかる。条件は、週2回彼と共に研究室で勉強し、さらに週1回セラピーを受けること。ウィルはランボーの下で新たな日々を送りはじめた。フィールズ賞受賞のランボーでさえ手こずる数学の難問をあっさり解いて、周囲を驚嘆させるウィル。
    だが、そんな彼も、セラピーだけは敬遠し、ランボーが頼み込んだ一流のセラピストたちを完全に馬鹿にして撃退してしまう。孤児で里親を渡り歩き、虐待までされた不幸な過去を送った彼は、誰にも心を開かないのだ。ランボーは大学時代のルームメイトで、かつては名声を馳せ、最愛の妻を亡くした後落魄して、今はコミュニティ・カレッジの講師をしている、ショーン・マクガイア(ロビン・ウィリアムス)をたずねる。ウィルと境遇が似ている彼なら、ウィルの相手もつとまると踏んだのだ。ショーンはウィルと対面。だがウィルは研究室にかかっていた絵を見て、逆に辛辣な言葉でショーンを分析。ショーンは傷つき、ウィルが彼の亡き妻を侮辱するような言葉を口にした瞬間、激怒してウィルを追い出すが、翌週彼と再び会う。
    公園のベンチで、自分の妻に対する想いをウィルに語るマクガイア。彼はウィルの先日の行為を非難し、自分の人生を他人に語り、人生の真実を見据えていくべきだと、淡々と、だが真摯な態度で諭す。ウィルは黙ってマクガイアの言葉を聞くが、セラピーでは沈黙を守った。数週間後。ウィルはようやく口をきいた。知り合って好きになったハーヴァード大学の女子学生スカイラー(ミニー・ドライヴァー)についてだ。ショーンは彼女と真剣に付き合うべきだと忠告。ウィルは忠告どおり、彼女をデートに誘い、やがて結ばれるが、自分の素性だけはどうしても告白できない。
    その頃、ランボーの元には全米のシンクタンクや政府機関などからウィルのの就職依頼が舞い込んでいた。ランボーはウィルに面接を受けさせるが、彼はチャッキーを代理人に立てたりとランボーの面目を潰してばかり。ウィルはまだ、自分が進むべき道に迷っていた。ショーンはウィルの将来は彼自身に決めさせるべきだと主張し、ランボーと対立。そんなさなか。西海岸の医学校に進学を決めたスカイラーは、一緒に来てとウィルを誘うが、混乱する彼は拒否した。傷心を抱える彼はセラピーもすっぽかし、刑務所に逆戻りの危機まで訪れる。そんな矢先、チャッキーは、一生下町で労働者として暮らしてもいいとつぶやくウィルに、「才能のあるお前が、もしずっとこの町にいたら、俺はお前を殺す」と親友として忠告。ショーンに会ったウィルは、ショーンにも虐待の過去があったことを知る。「君のせいじゃない」と優しく言い続けるショーン。ウィルはショーンの腕の中で涙を流した。
    セラピーの期間が終わり、彼は晴れて自由の身に。ランボーの薦めたシンクタンクへの就職も決めた。ショーンは自分も再出発のため、旅に出ると言う。
    ウィルは21歳になった。
    仲間たちのプレゼントの中古車に乗り、彼はショーンの部屋に置き手紙をして去る。ウィルは就職も取りやめにして、西海岸にいるスカイラーのもとへ旅立ったのだ。

  • 決して自分は天才肌ではないが、
    誇り難い過去を背負った主人公に自分を重ねみた。

    自分の言葉で語ること。
    それって簡単なことの様ですごく難しいこと。

    得た知識を話すことは簡単なこと。

    すごくグッときた。

    見終わった後に脚本にマット・デイモンが
    関わっていたことを知り驚いた。

  • 【あらすじ】
    MITで数学を講義するランボー教授は、歴代の天才しか解けなかったという数学の難問を廊下に張り出す→見事解いた天才がいたようだが、それはMITの生徒ではなくバイト清掃員ウィルだった。ケンカっぱやく鑑別所の出入りを繰り返すウィルだがランボー教授に才能を見出され、教授の申し出で週1で数学の講義とセラピーを受けることで刑を免れる。しかし数学の講義はともかく、セラピーについては担当の先生をからかい真面目に受けず、先生側があきれ果てて辞退する始末。ランボーは同級生で、今は市民大学で心理学を講義するショーンにセラピーを依頼する。

    【以下ネタバレあらすじ】
    ショーンもウィルと同じスラム出身で、数年前に妻を癌で失っていた。ウィルは当初同じようにショーンをからかうが、ショーンは全て華麗にスルー。しかし彼の妻をからかい始めたときショーン激怒。その日はそれで終わるが、ショーンは引き続きセラピーを引き受ける。

    次回ショーンはウィルに言う。「君は天才だが全て本で得た知識だ。君が孤児だが、オリバーツイストを読んだから 君の気持ちは分かると言われたらどんな気がする? 君の知識ではなく、君自身のことが知りたい」

    ショーンの亡き妻に対する深い愛を知るにつれ、またハーバード生の才女スカイラーとの付き合いで次第に心を開き始めるウィル。

    一方、ランボーはウィルの才能をこのまま終わらせるべきではないと多数のシンクタンクに紹介→就職させ開花させようとしていた。

    ショーンとしてはまだその時期ではないと判断し、ランボーに忠告→「自分が敗者だから私に嫉妬しているんだ!」ととんでもないことを言うランボー!

    「私は自分の人生に満足しているし、ウィルも自分の人生を自由に選択すべきだし、その人生を敗者だなんて呼ばせないぞコンチクショー!!」と返すショーン。

    その現場を見てしまうウィルも悩むが、自分は現状のまま友人と面白おかしく平凡に生きて行きたいと望む。またカリフォルニアの大学に移るスカイラーに誘われるが
    ついて行くことができず別れてしまう→傷心で旅立つスカイラー。

    しかし同じ職場で働く親友チャックはウィルに超名言を言う。「お前は当たりくじを持っていて、みんなそれを欲しがっているのに換金しないなんて許せない。俺は毎朝お前を迎えに行くとき、いなくなってくれたらなと思ってるよ(つまり自分の才能を生かす場に旅立って欲しい)」

    ショーンにもこう言われる。「清掃員も立派な仕事であることは分かる。しかし清掃員はどこででもできる。なぜきみはMITの清掃員を選んだんだ?きみは本当は何がしたい?」

    ウィルは実の親に捨てられ、里親に暴行及び性的暴行を受けて育っていた。自分のしたいことを主張できない環境で育ってきたため主張することで嫌われることを恐れていたのだった。

    頭では自分が悪くないことを分かっていてもできないウィルに「きみは悪くない」と繰り返しさとすショーンにウィルは涙する。

    シンクタンクに就職を決意したウィルは21歳になり悪友に中古車を誕生日プレゼントとして受け取る。

    ある日、チャックがいつものようにウィルの家に行くともぬけの殻だった。ウィルは自分が真にしたいこと=愛する人のそばにいることを自覚し、就職を蹴ってカリフォルニアに旅立ったのだ。それはかつて歴史に残る名勝負をした野球の試合を蹴って後に妻となる女性とのデートを優先したショーンと同じだった。

    ハーバード生を揶揄する話が何度か出てきますが、脚本を書いたマット・デイモンはこのときハーバード生。また同脚本を映画用に共同執筆したベン・アフレックは
    実際に8歳の頃から幼なじみとあってウィルとチャックはお互いに適役です。

    第70回アカデミー賞の助演男優賞(ロビン・ウィリアムズ )と脚本賞受賞です。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • 良かった。
    あの親友はマジでかっこいい

  • ヒロインが美人ではなかった。欧米ではあーいうのがモテるのかな。それから主人公は掃除当番なだけでずっとMITの学生だと思ってたんだけどそうではなかったみたい。マットデイモン若い。

  • 過去のトラウマを引きずった天才とカウンセラーの心の交流。
    本気でお互いが向き合い、心の壁が崩れていく瞬間に感動した。

    それぞれの心の動きが繊細に伝わってくる秀作。
    ロビン・ウィリアムズは相変わらず泣かせてくれる。

  • この映画の魅力が全然わからない
    けどエンドロールが素敵だったから★★★
    内容的には★★

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