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- / ISBN・EAN: 4988061891422
感想・レビュー・書評
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プラネタリウム。
四畳半の世界のなかの話なのに、ぶわっと壮大な星空がひろがる感じ。
メロディから世界が生まれる感じが好きだ。
物語性のある歌詞の、銀河鉄道。
「役には立てないし、邪魔はしちゃうし
目を閉じてみたけど、つらくなるから目を開けた」
親切にしようとした小さな女の子に逃げられて、
後ろの人からは舌打ちをされ
しょんぼりとしていたところに
戻って来た女の子から飴玉を受けとり
ひっそりと泣くところ
ひとの優しさにぎゅっとなる、歌詞が響く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バンプっぽい、ひとり遊びで閉じこもっている歌。
なのにメロディがやさしくてねぇ。好きなんですよ、困る。 -
イントロからすでに好きすぎてつらい
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ジャケットおしゃれ。プラネタリウムは歌唱法とともに雰囲気がいつもとちょっと違うが、終わり方はバンプ!銀河鉄道は静かに、自分に正直に、吟遊詩人のよう。いかはおもろすぎや。
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10th Maxi Single 「プラネタリウム」 2005.7.21 on sale
1.プラネタリウム
2.銀河鉄道
隠しトラック
いか -
「ホームプラネタリウム」という商品が人気なのだそうだ。
名前の通り家庭用のプラネタリウムなのだが、調べてみるとおもちゃメーカー等から発売されていて、家庭用といえど本格的に投影するというのだから驚く。
まあ購入者の中のかなりの割合が、夜の真っ暗な部屋の中で女性にモテたくて活用しているのではないかと推測できるのだが、それはそれでアリだろう。学校や病院での購入も多いという。
あの満天の星空が手軽に楽しめるとは、確かに心躍るものがある。
プレネタリウムといえば、2005年にBUMP OF CHICKENと大塚愛が両方とも『プラネタリウム』というタイトルの曲を同時期にリリースしたというおもしろい偶然があった。
バンプの方は四畳半の部屋でプラネタリウムを投影する男の歌。大塚愛の方は昔ふたりで見上げた星空を思い出すという内容。同じタイトルでも歌詞の内容は全然違う。しかし優しくてしんみりした曲の調子は共通している。
バンプの歌詞に印象的な部分がある。部屋の中で映し出された星に、背伸びしたら驚くほど簡単に手が届いてしまい、やめておけばよかったと後悔するシーンだ。星は絶対に手が届かないものなのだ。手が届いてしまったことでこれは本当の星(=君)じゃないと実感してしまうのである。
星々の海には絶対に触れることはできない。プラネタリウムが映し出す星は飽くまでニセモノだ。しかしニセモノだとしても僕たちは星以外の何かを同時に投影することが出来る。 -
タイトル曲、カップリング曲、共に素晴らしい。
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2005年の1枚を選ぶならこれかなー
「近付いた分遠ざけてて ふれることは諦めてた
背伸びしたら 驚くほど容易くふれてしまった」
とかな。なー。好き。 -
「プラネタリウム」は曲の最後までぐるぐる廻るイントロのメロディがすごくきれい。音がキラキラしている。このキラキラ感がすごくいい。
きれいだけどきれいじゃない部分もあり、哀しくて儚い。
幼い無邪気な願望と現実。
『消えてくれない』という言葉には、確かにそういう気持ちもどこかにあるんだよなと思った。
藤原さんの歌声は表情があって少年のようで、いつも胸が締め付けられる。
絵本風の物語のようだけど割と後ろめたい感情を扱っていて、そのバランスがよく出来ていると思う。
うだるように暑い夏の、それでも少し涼しくなった夕方に聴きたくなる。
PVの『~心がプラネタリウム』から『見えなくても~』までの部分で暗転して星が巡るのが好きだった。 -
友達が言うに『銀河鉄道』歌詞の主人公が私にそっくりだそうです。歌詞を読んで妙に納得w