亀は意外と速く泳ぐ デラックス版 [DVD]

監督 : 三木聡 
出演 : 上野樹里  蒼井優  岩松了  ふせえり  要潤  松重豊  村松利史  森下能幸 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.64
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  • (17)
本棚登録 : 1630
感想 : 282
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102186234

感想・レビュー・書評

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  • 2005年公開。

    監督は
    『インスタント沼』
    『転々』
    『イン・ザ・プール』
    『時効警察』の三木聡。


    作品ごとに
    全く違う顔を演じ分けられる
    『演技派』の
    上野樹里と、

    ナチュラルで透明感のある演技で
    『心に残る女優』の
    蒼井優が共演した
    脱力系映画の傑作です♪



    平凡を絵に描いたような主婦が
    ひょんなことから
    小さな小さな募集広告を見て
    スパイになり(笑)、

    平凡だった人生が
    キラキラと輝いていくという(笑)
    あり得ない
    ユル〜イストーリー。



    『こもどトントトン』



    『あずきパンダちゃん』

    『そこそこラーメン』

    など、
    三木監督お得意の
    ぷぷぷと笑える
    シュールな小ネタがいっぱい(笑)。


    主要キャスト以外では、
    三木監督作品には欠かせない
    岩松了とふせえりの
    名コンビに、

    世間をあざむく(笑)要潤、
    伊武雅刀に嶋田久作の
    おとぼけ刑事(デカ)コンビ、

    実は傭兵だった(笑)村松利史に、
    わざとマズいラーメンを作り続ける
    松重豊など、
    目にも楽しい個性派が勢揃い♪


    変わったタイトルに込められた、

    『大人でも知らないことは沢山あって、
    知らない世界を知ることで
    退屈な日常も
    輝きを増してくる』

    というメッセージも
    (要はどんなときも
    遊び心を持つということ!)

    いつの間にか
    じんわり胸に響いてくるし、

    ゆるゆるな笑いの中に
    実は
    生きるヒントがてんこ盛りな
    目からウロコな映画です☆


    捉え方次第では
    ホント
    人生観変わりますよ〜(笑)(^_^)v

  • クスクスと笑ったなぁー。
    てか、結構クスクス笑ったなぁー。

    なにげなく普通に生活していると思っていても、
    「わたしはスパイだ」と思って生活すると、
    結構目立つことしてるのかも。。。笑

  • 1回目は 軽くながして
    2回目は小ネタの確認
    3回目はマニアックなネタ探し

    この映画が好きな人とは 絶対気が合うと思う
    息子2人と3人でハマりました

  • 2005年 日本
    監督:三木聡
    出演:上野樹里/蒼井優/岩松了/ふせえり/要潤

    三木監督の脱力系の芸風に一度馴染んでしまっていれば、いたって楽しく見られます。上野樹里ちゃんの、凡庸な主婦っぷり(らしくない所もポイント)もかなり可愛い。普通の生活がすべて「スパイ活動」となることで違った意味を持ち始める…という視点も面白かったですが、それが結局単なる仮定に終わらず、実際になんだか怪しい活動が始まってしまうあたりも奇妙で可笑しい。ありえない、って思ってしまうと楽しくなくなるので、そういうことを一切考えずに楽しむのがポイントでしょうね。個人的にいちばんツボにはまったのは「かっこよくない要潤」でした(笑)

    (2006.04.11)

  • 亀はや。
    ギリヤークさんも出てくる!

  • スパイ、という、私たちにとっては非現実的な存在を、面白可笑しく考えられる。三木作品ならではの出演陣、さすがいい味出してます。

  • 日常系異世界ファンタジー

    変なタイトルのこの作品、とにかく世界観がすごい。
    いや、世界観というのが正しいのかも分からない。

    普通映画っていうのはストーリーに関係のない会話は脚本の段階で切られるはずだ。
    しかしこの映画はおそらく会話の半分くらいが全く関係ない。
    ちょっと変わった会話を変な人たちがしているだけだ。その会話がクスッと笑える。

    ただ、この独特の雰囲気はそれだけが作りだしている物ではない気がする。
    ではいったい何がこの感じを作っているのか。

    まずはテンポが良いと思う。
    コロンコロンと次々いろんな事が起こって話があっちゃこっちゃ行く。
    その常識なんてものを全く考えない、「小気味いい」を追及したような展開が特徴的だ。

    他には自分語りによって本当はつまらない日常をドラマチックにしている。
    その自分語りがテンポを作るのにも寄与しているんだと思う。

    ちょっと分析っぽいことしてみたが、
    とにかく面白い。ただ見て、それで面白い。
    それが最高です。

    • 円軌道の外さん

      はじめまして!
      フォローありがとうございました(^O^)

      自分もこの映画大好きで、
      ユル〜イ空気感と
      ププッと笑える小ネタの...

      はじめまして!
      フォローありがとうございました(^O^)

      自分もこの映画大好きで、
      ユル〜イ空気感と
      ププッと笑える小ネタの連続に
      三木監督にハマってしまった映画です(笑)

      ゆるゆるな笑いの中に
      実は生きるヒントがてんこ盛りやし、

      しょ〜もなぁ〜と思いながらも
      見終わった後は、
      何故か元気になれるという
      不思議な作品だと思います(^_^;)


      これからいろいろと参考にさせてもらうと思うので、
      今後とも
      よろしくお願いします☆


      2012/07/13
    • 空知ノチウさん
      >円軌道の外さん

      返事が遅れてしまって申し訳ありません><

      三木監督には私も最近はまってしまってます笑
      次は映画ではありませんが時効警察...
      >円軌道の外さん

      返事が遅れてしまって申し訳ありません><

      三木監督には私も最近はまってしまってます笑
      次は映画ではありませんが時効警察を全部観てみようと思ってます。

      円軌道の外さんはレビューをたくさん書かれているのですね。
      こちらも色々参考にさせていただこうと思います。

      どうぞよろしくおねがいします!(^ω^)
      2012/08/13
  • うふふくらいのおもしろさがたくさん散らばってても、とってもおもしろいにはならないんだなー。
    上野樹里演じるスズメがぼそっと呟く台詞がいちいち好きだった。
    タイトルの意味はなんだろな。のろまだと思われてる亀でも水中では意外と速いように、世の中には裏を返せば意外な一面があるんだよという感じかな。
    ゆ~るゆるな映画だったけど、観終わった余韻がなんだか心地よかった。

  • 何の予備知識もなく見たんですが、思わぬ拾い物。最近見た邦画の中ではNO.1かも(笑)。生ぬる〜い笑いが心地よかったです。上野樹里もかわいい。

  • 公園の地下から面白くなるのかと思ったら終わった!
    舞台の街が気になるなあ、2005年当時に戻って見に行きたい
    嶋田久作さんとスズメってところで半分青いを思い出した
    伊武さんと嶋田さんの体操のところめっちゃ面白い

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著者プロフィール

1961年神奈川県出身。大学在学中から放送作家として活動し、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」などのバラエティ番組を手がけ確固たる地位を築く。『イン・ザ・プール』で長編映画監督デビュー。
『亀は意外と速く泳ぐ』『ダメジン』『図鑑に載ってない虫』『転々』『インスタント沼』『俺俺』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などを監督。
テレビドラマでも「時効警察」シリーズを筆頭に「熱海の捜査官」など、オリジナリティあふれる作品を作り出し、熱狂的なファンを持つ。

「2022年 『小説 大怪獣のあとしまつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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