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- / ISBN・EAN: 4988126202910
感想・レビュー・書評
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非常に重い「死刑」や「死」を盛り込みながら、
物語は進んでいく。
そこにあるのは、死刑に対する善悪だけではなく、
主人公の前に存在する「死刑」や「罪」の重さ。
生と死、自分が肉親を奪われた立場だったら、、、など
色々なことを考えさせられる。
そして、ショーン・ペン、スーザン・サランドンの
繊細で抑えた演技がとても素晴らしい。
監督ティム・ロビンスにも乾杯。
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「弟を殺した彼と、僕。」の中で紹介されていたのでレンタルしてきました。観たら感想書きます。
観ました〜。
うーん、すばらしいけど、ヘビーですね。
死刑シーンが印象的な映画はパッと思い浮かぶものでは、ダンサーインザダーク(首吊り)、グリーンマイル(電気椅子)、そしてこの映画(注射)。どれも観たくないシーンです。ショッキングすぎて。死刑シーンそのものというよりも、死刑を見ている立場の人側の感情が私を苦しくさせるからでしょうか。
死刑制度には詳しくないのですが、アメリカでは(州によって違うのかな?)、死刑日を事前に知らされて、死刑の直前まで家族といられるんだ・・・。日本では、事後報告らしい。家族でさえも事前に知らされることなく、「本日、○時に死刑が執行されました」と電話で連絡がいくらしい。(弟を殺した彼と、僕。による)その違いだけではなく、この映画では死刑の様子を被害者、加害者の親などが立ち会って最後まで見届けていた。ガラス一枚を隔てた部屋で。そんな様子をヘレンや被害者家族、加害者家族でそれぞれの立場で想像して考えてみたらもう苦しくて。
「弟を殺した彼と、僕。」でもこの映画でも、死刑制度について考えさせられました。この手の問題は考え出したら止まらなくなり、夜眠れなくなるのです、私。もう、メビウスの輪状態・・・
「弟を殺した彼と、僕。」でもこの映画でも、最後に死刑囚が心から懺悔しているから死刑について悩んでしまうけど、最後まで罪の意識のない囚人に対しては死刑に値するって思ってしまうのかなぁ。私には想像を絶する。だけど、憎しみを超えて心を開くことができれば、相手も心を開き懺悔の心が生まれるとこの映画と「弟を〜」観て思いました。。
それにしても、お金の有無で生きるか死ぬかに分かれてしまうなんて。そんなのおかしいよ。<br>
子供を亡くした夫婦の離婚率が高いという。大切な者を失うという、ぽっかりとあいた穴を埋めることは困難である上に、その穴を埋めようとする行為やペースに違いが出て衝突してしまう。更に悲しみが増すなんて苦しすぎるよ。
実話ですが、ショーン・ペンやスーザン・サランドンを筆頭に俳優陣がすばらしくよりリアリティのある映画になっています。
それにしても、I am Samのサムと同じ人とは思えません! -
この映画を高校時代に観て以来、ショーン・ペンという俳優の映画はすべて観ている。この二人の演技は細部にわたるまですばらしい!
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必見。
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よかった。ラストダンスが同時期、男女逆バージョンだったけど、断然こっちが感動です。
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今のところ、人生最高の映画。
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死刑問題にメスをいれた作品。
ショーン・ペンの演技、やばいです。スーザン演じるシスターも、人をうらむこと、許すことの板ばさみで後ろ指差されながらも葛藤のなかで母のような愛で死刑囚を見守り続けてる姿に涙がとまりませんでした。 -
ラストダンスと同じく死刑制度を題材にした作品。死刑囚を演じたショーン・ペンの演技がスゴイ。執行直前に遺族に語りかけながら死に向かうシーンは完璧。死刑囚を最後の最後まで支え続けたシスターと彼女に最後は心を開いて懺悔するシーンは胸が苦しくなります。
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死刑問題を問う映画。ですが、道徳くさくなく、押し付けがましくなく、それでもいろいろ考えさせられる映画でした。最後のシーンで涙がとまりませんでした。
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罪を贖うために人は死を目の前にしてどうするのか?ショーンペンの演技に最後まで目が離せません。そしてティム・ロビンスとスーザン・サランドンの競演も注目です。