ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

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監督 : ロベルト・ベニーニ 
出演 : ロベルト・ベニーニ  ニコレッタ・ブラスキ  ジョルジオ・カンタリーニ  ジュスティーノ・デュラーノ 
  • 角川エンタテインメント (2005年8月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126202880

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]の感想・レビュー・書評

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  •  Qの観てきた映画史上、最高傑作。


     あらすじとしては、おおむね、以下の通り。


      第二次世界大戦直前、イタリアのトスカナに、友人とともに、伯父を頼って、ぽんこつ車でやってきた、陽気な男、グイド(ロベルト・ベニーニさん)。


     グイドは、小学校の教師ドーラ(ニコレッタ・ブラスキさん)に一目ぼれし、熱烈、かつ、ユーモラスなアタックの末、結婚して幸せな家庭を築き、一人息子のジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニくん)をもうける。


     しかし、次第に戦争の影は、グイドの町にも及び、グイド一家は、ナチスの将兵によって、列車に詰め込まれ、強制収容所へと送られてしまう。


     母親と離れ離れにされた、幼い息子のジョズエに対し、グイドは、一つの「うそ」を思いつく。そして、その「うそ」のゲームを達成したら、豪華景品と共に、家に帰れると、告げるのだった……。


     
     ***


     冒頭の、友人と二人、ぽんこつ車で、坂道を下っているとき、ブレーキが効かなくなり、ナチスの高官を迎える沿道の群衆の中につっこみ、いろいろ勘違いされたまま、たすきをかけて、例の「最敬礼」をしながら、オープン・ルーフ(?)の車に立ったグイドが、つっぱしって行く、というシーンから、ラストの、母子の再会のシーンまで、もう、笑いあり、涙あり、ユーモアも、ペーソスも、機知も、偶然も、奇跡も、目をそむけたくなるような、過酷な「現実」も、家族愛も、幸福も、ありとあらゆるものが、渾然一体となって、この作品には、つまっている。


     もしかすると、その「渾然一体さ」が、「LIFE」なのかもしれない。


     名シーンの連続から成る、この作品の中で、今も目に焼き付いているのは、「ゲーム」がいやになって、家に帰りたいとむずかるジョズエに、青と白の縞模様の囚人服を着たグイドが、いつもの陽気な早口で、「あともうちょっとなのに、ざんねんだなあ、でも、お前がそう言うんなら仕方ないよ、さあ、家に帰ろう」などと、身支度(といっても、持ち物など、ほとんど何もないのだが)を始め、すたすたと、捕虜収容所のバラックのドアを出て、雨に打たれながら、ジョズエを振り向き、にこやかに笑って、静かにたたずむシーン。


     結果、ジョズエは、迫真のグイドの演技に、「ゲーム」を続ける気になるのだが、あの、雨の中に立つ姿は、忘れられない。


     本来、こうしたことに、せんさくは不要だし、あれは、一種の「賭け」であり、ジョズエが「ゲーム」を続けるように仕向けたものであるけれど、(そういう想定は、あり得ないが)もし、ジョズエが、それでも「帰りたい」という選択をしたのなら、グイドは、静かに笑って、一緒に「お母さんのところに寄って、一緒に帰ろうか」などと、最後まで陽気に「うそ」を貫き続けたのではないか、と思ってみたりもする。終盤、「かくれんぼ」する息子に、「ブリキの兵隊」を、やってみせたように。


     あの「息子を優しく見つめながら、雨に打たれて立つ姿」に、何か「聖なるもの」を、感じるのは、なぜなのだろうか。(グイドは、ひたすら、陽気で、純粋、何があっても、とんちとユーモア大好きな、やせっぽっちの、「家族思いな男」、なのだが)


     あの、捕虜収容所での、ナチス・ドイツの将校の、とてつもなくいい加減な「うそ説明」の、翻訳をかってでたシーン、もう、最高としか言いようがない。
     

     「戦争」、「ホロコースト」、「強制収容所」、これほどまでに強烈に重いテーマを、「人生の素晴らしさ」の視点から描き切り、ユーモアと、涙と、笑いと、愛で包みこんだ作品を、他に知らない。


     もし、「真の勝利」というものがあるとするならば、このグイドと、ジョズエ、ドーラが見せてくれたものが、その一つの在り方なのかもしれない。


     ちなみに、監督・脚本・主演は、「グイド」役の、ロベルト・ベニーニさんであり、「ドーラ」役の、ニコレッタ・ブラスキさんは、ベニーニさんの、実の奥さん。また、ベニーニさんの父親は、アンネ・フランクさんがなくなった、同じ強制収容所に収監されていたとのことである。


     世界各国の映画賞を受賞したこの作品、どの賞の授与式なのか分からないけれど、ベニーニさん、授与者の方に、キスしまくり、おそらく映画界の重鎮で、いかめしい感じの授与者の方も、相好をくずして笑ってしまっていた。きっと、根っから、ベニーニさんって、こういう方なのだろうなあ、と、こっちまで楽しくなった。




     「Life is beautiful」、原題は、“La vita è bella” で、「ラ・ヴィタ・エ・ベルラ─生きてることは、素晴らしい─」


     
     「生命賛歌」の、最高峰。

  • このタイミングで観たいと思った。
    何度観ても、泣ける。
    自分がああいう状況になった時に、グイドのような態度がとれるかって考えたら、きっと無理。
    普段生きてると、周りの環境とか物欲とか些細なことについ振り回されてしまうけど、そういうのっていざという時にほんとどうでもよくて。
    どう生きるか、どう振舞うか、どう人を大事にするか、どう家族を守るかを大切にしていきたい。

  • 今まで見てきた映画の中で一番好きだ
    これからも変わらないと思う

  • 確かにライフがビューティフルだった。

  • 沢山笑って泣いた。生きるって本当に美しいと思える映画。

  • 人生は辛くも美しい、想像力という希望がある限り。

  • 前半の能天気なラブコメが、悲しさを引き立てる

  • 何度も見返すぜ!

  • 「戦争」への全否定
    「愛情」への全肯定

    いまも
    地球上のどこかで
    戦争があり
    紛争が起きている

    そんな
    究極の状況の中ではない
    ライフ・イズ・ビューティフル
    を わたしたちが
    持つことが出来たときに
    本当の意味での
    ライフ・イズ・ビューティフル
    が 訪れるのだろう

  • 学校で観て、もいちど観たくてレンタル。感動なける

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